【意外と知らない?!様々なライトの効果や名称を紹介します!】

2019年03月01日

【意外と知らない?!様々なライトの効果や名称を紹介します!】

車を運転する際に欠かせない装備の灯火類。みなさんはその正しい用途や名称を知っていますか?意外と知らないこともある灯火類について解説します。

クルマには様々なライトが付いている

車にはいくつもの様々なライトが装着されています。今回は、それぞれの役割や使用方法などについてみていきましょう!

フロント周りのライトの名称と効果

ヘッドライト

まずは1番使う頻度が高いであろうヘッドライトです。元々はヘッドランプといわれていましたが、最近ではヘッドライトの呼び方が増えてきました。前照灯とも言われますヘッドライトには、2種類の設定があり、1つはハイビームです。これは前方の約100m先まで照らすことができる、力強いランプになります。もう1つはロービーム。前方の約40m先まで照らすことができます。

ヘッドライトの中でもこちらの使用頻度が高いのではないでしょうか?

ヘッドライトの点灯に関しては、「道路交通法」「交通の方法に関する教則」の定義に基づいて使用する必要があります。

道路交通法では、以下のように定められています。

第三章 車両及び路面電車の交通方法 内 第十節 灯火及び合図 内

(車両等の灯火)

第五十二条  車両等は、夜間(日没時から日出時までの時間をいう。以下この条及び第六十三条の九第二項において同じ。)、道路にあるときは、政令で定めるところにより、前照灯、車幅灯、尾灯その他の灯火をつけなければならない。政令で定める場合においては、夜間以外の時間にあつても、同様とする。

2  車両等が、夜間(前項後段の場合を含む。)、他の車両等と行き違う場合又は他の車両等の直後を進行する場合において、他の車両等の交通を妨げるおそれがあるときは、車両等の運転者は、政令で定めるところにより、灯火を消し、灯火の光度を減ずる等灯火を操作しなければならない。

(罰則 第一項については第百二十条第一項第五号、同条第二項 第二項については第百二十条第一項第八号、同条第二項)

交通の方法に関する教則では、以下のように定められています。

第三章 車両及び路面電車の交通方法 内 第十節 灯火及び合図 内

(車両等の灯火)

第五十二条  車両等は、夜間(日没時から日出時までの時間をいう。以下この条及び第六十三条の九第二項において同じ。)、道路にあるときは、政令で定めるところにより、前照灯、車幅灯、尾灯その他の灯火をつけなければならない。政令で定める場合においては、夜間以外の時間にあつても、同様とする。

2  車両等が、夜間(前項後段の場合を含む。)、他の車両等と行き違う場合又は他の車両等の直後を進行する場合において、他の車両等の交通を妨げるおそれがあるときは、車両等の運転者は、政令で定めるところにより、灯火を消し、灯火の光度を減ずる等灯火を操作しなければならない。

(罰則 第一項については第百二十条第一項第五号、同条第二項 第二項については第百二十条第一項第八号、同条第二項)

意外と知られていない事実ですが、道交法では、対向車や前方に車がいない場合、見通しの悪いところでは「基本的にハイビーム」を使用することとなっています。もちろん対向車や前方に車がいる場合はロービームに切り替えて使用しましょう!

ポジションランプ(スモールランプ)

スモールランプは、車幅灯とも呼ばれています。このランプは停車中に車の存在を周りに知らせること、暗く視界が悪い時などに車幅の目安にするためのものです。スモールランプという名称からか「周りが薄暗くなった際に使用するもの」と思っている方もいるかもしれませんが、そういうわけではなく、薄暗い場合であってもヘッドライトを使う必要があります。

フォグランプ

フォグランプは、前部霧灯(ぜんぶむとう)、補助前照灯とも呼ばれ、その名の通り霧の時に効果を発揮するランプです。霧の時は水蒸気で光が乱反射するため周りが見えにくくなってしまい、ハイビームなどは逆効果になることも。フォグランプはヘッドライトよりも下の位置に設置されていて、なおかつ下向きに点灯するランプのため、霧の影響を受けにくいとこいうことになります。

サイド周りのライトの名称と効果

サイドマーカー

車のフェンダーに取り付けられることの多い小さなサイドマーカーは、方向指示器としての役割を持ちます。車を横から見た時にどちらに動くかを明示するために、前後だけではなく側面にも方向指示ランプが必要なのです。サイドターンシグナル、サイドウィンカーとも呼ばれますね。

近年では、ドアミラー内蔵型のサイドターンシグナルが増えてきていますので、フェンダーに取り付けられるタイプのサイドマーカーは少なくなってきています。

保安基準では、

保安基準第41条第2項

方向指示器の中心を通り自動車の進行方向動車の両側面に備える。

方向指示器(第に直交する水平線を含む、水平面より上方4項第9号に規定するものを除く。)15°の平面及び下方15°の平面並びに方向指示器の中心を含む、自動車の進行方向に平行な鉛直面であって方向指示器の中心より後方にあるものより方向指示器の外側方向5°の平面及び方向指示器の外側方向60°の平面により囲まれる範囲

と決まっています。簡単に言うと、斜め後ろから見て確認できなければならないということですね。社外とドアミラー内蔵型ウィンカーを装着する際は、しっかりと保安基準をチェックしましょう。

リア周りのライトの名称と効果

テールライト

後続車に自車の存在を知らせたり、車幅を確認するためのライトです。スモールランプと同様に輝度はそれほど高いものではなく、雨の時の走行時は巻き上がる雨水でテールライトのが見えなくなることも少なくありません。テールライトはリア用のスモールライトといえるでしょう。

ブレーキランプ

ブレーキを踏んだ時のみに点灯するランプです。後続車に自車がブレーキをかけたことを知らせるためのものです。このランプは安全面において非常に重要で、切れていたりすると追突の原因などになりかねません。重要なランプだからこそ、日頃から点灯状態を確認するように心掛けましょう。

また、これとは別でトランクやリアウインドウ上などの高い位置に設置された「ハイマウントストップランプ」がありますが、これは低い位置のブレーキランプがトラックなどの背の高い車から確認しづらいため、高い位置につけられたブレーキランプのことです。

ライセンスランプ

ナンバープレートを確認しやすくなるよう明るく照らしてくれるランプのことです。軽自動車の場合は1灯、普通自動車の場合2灯取り付けられています。別名「ナンバー灯」とも呼ばれ、正式な名称は「番号灯」です。

夜間は明るく均一に照らすこと、色は白色であることが法律によって定められています。

リアフォグランプ

バックフォグランプとも呼ばれますが、テールライトやブレーキランプとは別に備えられている後続車向けのフォグランプです。欧州では霧が出やすい気候から装着が義務づけられていますが、日本ではまだあまり装着率の高ありません。そのため、日本では一部車種で標準装備されているか、オプションで装着できるようになっていることが多いようです。

霧や雨天走行時などの悪天候時、視界の悪い時でも自車の存在を後続車に知らせるという重要な機能がありますので、あった方がよいランプといえます。

フォグランプは常時点灯してはいけない

これは道交法などで決まっているものではなく、「常時点灯していると違反になる」ということではありませんが、自治体の条例などでは「悪天候時以外は点灯しないこと」というような決まりがある場合もあるようです。気づかず点灯したままになっている人、4灯が光るカッコよさからあえてつけている人がよく見受けられますが、いいこととは言えないようですね。

悪天候以外での使用は控えるようにしましょう。特にバックフォグランプに関しては、後続車に多大な迷惑をかける場合が多いので、晴天時の使用はやめましょう。

まとめ

意外と知らない名称や用途がある車のライト類。皆さんは正しく使えていたでしょうか?暗い夜道では非常に重要な役割を持ちますので、基準に沿って正しい使い方をするように心がけましょう!ライト類のカスタムの際は保安基準に合ったものを選ぶようにし、他のドライバーや歩行者の迷惑にならないような明るさのものを選ぶことが大切です。