2019年01月28日 (更新:2020年06月04日)
H1バルブって何?徹底解説します!
車には、ヘッドライトやフォグランプに取り付けられるバルブには、規格が存在しています。このページを読み進めることで、以下のような疑問を解消することができます。「H1バルブって何?」「そもそも、バルブの規格が分からない」「H1バルブが使用されている場所ってどこ?」「H1バルブの交換はどうやるの?」それでは、H1バルブについて紹介をしていくことにしましょう。
H1バルブって何?
H1バルブとは、車のランプに定められている規格のひとつです。国産や輸入車など4灯式のハイビームや、ロービームなどに広く使われていました。1世代か2世代ほど前の車に多く見られた規格です。
ちなみに、H1が適合する車は日産のエクストレイル(T31系)の旧型などがあり、ハイビームに採用されています。
バルブの規格を紹介
車に使われるヘッドライトバルブにも、規格があります。このバルブの規格が違うと取り付けができないので注意が必要です。たとえば、H1規格のヘッドライトにH4規格のバルブは取付不可です。
愛車のヘッドライトバルブの規格を知るには、車検証の「初年度登録年月」と「型式」を確認しましょう。
H3は、主にフォグランプに使用されることが多いですが、H1と同様に少し前の世代の車種に使われていた規格です。
H3と似た名称の「H3a」という規格がありますが、もともと電球の消費W数が異なり、誤って低いW数のH3aにH3のバルブが取り付けできないよう、口金の切り込みサイズが1mm異なっています。
現在のヘッドライトバルブは、H4という規格のバルブを使用する車種が多いです。
H4バルブは、ロービームとハイビームの両方を照射することができるランプの規格です。
ヘッドライトに使われるバルブの規格
- H1
- H3
- H3a
- H3c
- H3d
- H4
- H4u
- H7
- 9005(HB3)
- 9005(HB3)
- 9005j
- 9006(HB4)
- 9006j
- 702k
H1バルブの交換方法
H1バルブの交換はとても簡単です。でも、車種によっては補機類が邪魔になるのでそれらを外すという作業が出てくるかもしれません。
H1バルブの交換方法は、バルブのコネクターを抜きます。コネクターは突き刺さっているだけなので、引っ張るだけでOKです。
次に、ゴムブーツを取り外します。ゴムブーツは引っ張るだけで外れます。少し外しにくいかもしれません。
次に、バルブを固定している金属製のツメをはずします。少しバルブ側に押して、上か下にずらせばツメは外れます。バルブを引き抜いて、新しいH1バルブを取り付け、元に戻せば作業終了です。
手順を簡単に説明をしてみたので、参考にしてみてくださいね。
- バルブのコネクターを引き抜く
- ゴムブーツを取り外す
- バルブを固定している金属製のツメを外す
- バルブを引き抜く
CARTUNEユーザーカスタム紹介
CARTUNEのユーザーで「H1バルブ」を取り付けている車をまとめてみました。
シルビア(S14後期)
シルビア(S14後期)のヘッドライトには、H1バルブを取り付けることができます。
シルビア(S14後期)は、マイナーチェンジでヘッドライト部分が、つり上がった形状になっています。主にフロント周辺のデザインが、大胆に一新されたモデルですね。
Kei
Keiはスズキの軽自動車ですが、H1バルブが使われいたのはフォグランプの部分です。
H1バルブは結構古い車種で幅広く使われていたようですね。
まとめ
H1バルブは車のランプに定められた規格で、ヘッドライトなどやフォグランプに取り付けられるバルブです。
車に使われているバルブの規格は決まっているので、自分で交換作業をする場合は同じ規格のバルブを買わないと取り付けはできません。あなたの愛車に取り付けができるバルブを見つけるには、「型式+バルブ」と検索すると、適合表が出てきます。
さほど難しむない作業なので、チャレンジしてみませんか?