簡単にカッコ良くできる!?ラップ塗装を知ろう!

2019年01月27日

簡単にカッコ良くできる!?ラップ塗装を知ろう!

ラップ塗装とは、不思議な模様が独特の雰囲気を引き出す人気のカスタムペイント。ラップ塗装は普通の塗装よりもムラになりにくいため、塗装をしたことがない人でも簡単にチャレンジできるという利点があります。ドレスアップのアクセントになるラップ塗装の手順を解説します。

ラップ塗装とは?

ラップ塗装とは、迷彩柄ともマーブル柄ともいえない模様が特徴のペイント手法で、ラップとは食品ラップのこと。あの独特の模様は食品ラップがつくり出しているのです。

ラップ塗装の方法はいくつかの種類があります。もっともベーシックな方法は、クシャクシャの食品ラップにシルバーの塗料を付着させたものを黒く塗った下地に押し付け、塗料を転写させることで模様をつくり出す方法です。仕上げに、好みの色のキャンディクリアを全体に吹き付けることで、宝石のようなペイントができあがります。

ラップが生み出す世界にふたつとない不規則な模様と黒のコントラストが、派手な色のクリアカラーで際立って見えるのがラップ塗装の最大の魅力です。

使用するラップのメーカーや原材料によって模様の出方が違うのも特徴で、食品ラップよりも硬いレジ袋などでは、より細かく直線的な模様が生まれます。好みの模様が出せる材料や施工方法を試してみるとよいでしょう。

作業手順

準備するもの

  • シリコンオフ・ブレーキクリーナー
  • 紙ヤスリ#400〜#2000
  • 液体コンパウンド#3000〜#10000程度
  • サーフェイサー(下地処理)
  • 塗料(黒塗料・シルバー塗料・キャンディカラー塗料・クリア塗料
  • ウェス・軍手・マスク・保護メガネなど

1.下地処理

まず、塗装をはじく原因となる油汚れをシリコンオフで落とします。

下地に傷がある場合は、あらかじめパテで埋め、全体が平坦になるように#400ヤスリで磨きましょう。次にサーフェイサーを全体に吹き付け、塗装面の凸凹があるようであれば再び#400ヤスリで磨き、最終的に#1000まで徐々に番手を上げてキレイな下地をつくります。塗装は下地で決まると言われていますので、ここは丁寧に行いましょう。

2.黒塗装

塗装面全体が均一になるように少しずつ塗装します。部分的に塗りすぎて塗料のタレが起きてしまったら、一度乾燥させてヤスリで修正してから再塗装します。塗装完了後はしっかりと乾燥させましょう。

3.ラップで塗装

ラップ塗装の仕方は2通りがあります。

  • クシャクシャにしたラップにシルバー塗料を吹き付け、塗装面に貼りつけて、すぐに剥がす。
  • クシャクシャに丸めたままのラップに塗料を吹き付けて、塗装面にスタンプを押すように模様をつける。

押し付けたラップを上下左右に動かして独自の模様を生み出す方法もあります。どのようにラップを使えばどのような塗装になるのか、事前にテストしておくことをおすすめします。

4.キャンディ塗装

塗りすぎによる塗料のタレやムラに注意して、全体が均等になるように少しずつ塗装します。ある程度ツヤが出るまで厚めに塗りますが、塗料のタレには十分注意して下さい。塗装完了後はしっかりと乾燥させます。

5.保護クリア塗装

キャンディ塗装のままでは、紫外線による劣化や傷により塗装がはげてしまうので、透明のクリア塗装で保護します。キレイに仕上げたいのであれば、価格は高いものの、優れた耐候性と塗膜強度をもつ2液性ウレタンクリアの使用をおすすめします。塗装後は数日から1週間かけてしっかりと乾燥させます。

6.磨き

ウレタンクリアでキレイに塗装をしても、表面は凸凹していて曇って見えます。最後の仕上げに、クリア塗装面を#1500以上の目の細かいヤスリと液体コンパウンドを使って磨き上げれば完璧です。一箇所を集中して磨くと偏りができてしまうので、全体をまんべんなく磨きましょう。最後にワックスをかければ鏡のような艶がでます。

CARTUNEユーザーの紹介

実際にラップ塗装を行ったユーザーを紹介

メーターナセルの塗装例です。黒地にラップではなく、カラー下地に黒のラップ塗装をすることでひと味違う印象になります。

黒塗装を用いるのが一般的ですが、さまざまなカラーの組み合わせを試してみるのもおもしろいです。

エンジンカバーのラップ塗装は熱による変色を考慮して、耐熱塗料をつかいます。

塗装箇所がボンネット裏なのがもったいないくらい、美しいラップ塗装です。

グリルをラップ塗装。メッキの光沢を活かしつつ、2色のキャンディカラーを組み合わせた塗装例です。

ラップ塗装のDIYによるオールペンです。ミラジーノのクラシカルな雰囲気が強調されています。

まとめ

ラップ塗装は、塗装色やラップの種類、使い方で無限のバリエーションをつくることができます。アイデア次第でオリジナリティ溢れる作品に仕上げることができるでしょう。

まずは、練習がてらに小さなパーツからラップ塗装を試してみてはいかがでしょうか。