エアロパーツはどんな効果があるの?徹底解説します!

2018年12月18日

エアロパーツはどんな効果があるの?徹底解説します!

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エアロパーツは「改造パーツ」と捉われがちですが、単にエクステリアを変更してドレスアップするためのものではありません。車の周りを流れる空気の流れを整え、空気抵抗を減らすことで燃費の向上にも繋がるなど、さまざまな役割を担っています。今回はエアロパーツにはどのような効果があるのかを徹底解説していきます。

エアロパーツの目的は様々!

エアロパーツは、別の呼び方では「空力的付加物」といいます。エアロパーツは、空気抵抗を低減させ、燃費を向上させるほか、揚力を減らすことでダウンフォースを稼ぎ、操縦性を上げることもできるのです。

また新鮮な外部からの空気を取り込みやすくして、エンジンルーム内などに発生する熱を効率的に排出しています。ボディ素材が鉄の場合、それをアルミ、FPR、カーボンなどを使用したエアロパーツを装着することでボディが軽量化し、燃費性能に優れることはもちろんのこと、走行性能を上げることも可能にしています。

エアロパーツは見た目をスタイリッシュに見せることは言うまでもありません。では具体的にエアロパーツにはどのような役割があるのか見ていきましょう。

風を利用して運動性能UP!

最新の車を見ると、ボディ形状が複雑になっていることが分かります。最近では流線型の車が増えていますし、エアロダイナミクスを意識させるパーツが増えています。純正品であっても見た目がダイナミックなパーツが多いですが、それらのパーツはエクステリアを意識しただけのものではありません。パーツを装着することで、空気の流れを整える「整流効果」を得ることができるためです。

整流効果によるメリットは、走行性能の向上が挙げられます。車に向かってくる風がうまく後方に流れていけば、車体にかかる抵抗が少なくなるため、運動性能がアップするのです。車にぶつかる空気は目に見えませんが、実は車体の後ろではいくつもの空気渦が発生しており、高速走行時に車体が安定しにくくなっているのです。

エアロパーツを装着すると空気抵抗が大きくなるように見えますが、場合によっては直線でのスピード向上させます。エアロからはダウンフォースといって、空気の流れを利用して作り出す、車体を地面方向に押し付ける力が働いており、このダウンフォースで運動性能が上げることもできるのです。

空気抵抗を減らす!

先ほどは風を利用すると安全性能がアップするとお伝えしましたが、空気抵抗を減らすことで燃費向上などのメリットも生まれます。整流効果により車体にかかる抵抗が少なくなるということは車がスムーズに走行できる分、とくにフルエアロの場合は燃費が向上するのです。

エアロパーツを装着することで運動性能向上の実感は感じにくいとしても、燃費が向上しているのは燃費計を見ることで実感が得られるでしょう。このようにエアロパーツを装着することで、運動性能を向上させます。それに加えて燃費性能も向上するなど、エアロパーツ装着にはたくさんのメリットがあるとお分かりいただけるでしょう。

ただしこれらは整流効果などが加味されて制作されたエアロパーツに限ります。見た目重視のエアロパーツに上記のような効果はありません。見た目で楽しみましょう。

エアロを付けることで個性が出せる!

エアロパーツをつけることで、個性を発揮しながら他にはない1台を作り上げることができます。

フロントから見るとシンプルに見えますが、リアにはリアウイングが装着されており、リアバンパーも特徴的なデザインのものが採用されています。

オーバーフェンダーを装着して、それに合わせてタイヤ・ホイールもカスタマイズすると、よりスタイリッシュになります。またフルエアロにすることで、カッコ良さが増して独特な1台に仕上がっています。

フルエアロにすることで、存在感が増すだけでなく、上質感も十分に感じることができます。走っていても注目されること間違いなしです。

どんなエアロパーツがあるの?

エアロパーツといっても、その種類はさまざまですので、具体的にどのようなエアロパーツがあるのか見ていきましょう。

フロント・リアバンパー

バンパーは車の前後に取り付けられており、前部分に装着されているのがフロントバンパー、後ろ部分に装着されているのがリアバンパーです。フロントバンパ-は前方からの衝突があった場合に、ボディやエンジンを守るために、最初に衝撃を受けて損傷を防ぐ役割を果たしています。それに対してリアバンパーは、後ろから追突されたときに車体や乗っている方を守るために衝撃を吸収するのです。

フロントバンパーにフロントスポイラーを装着することで、車体の下への空気の流入を抑えることができ、合わせて揚力を抑えることができるのです。

フロントスポイラーについては、以下のように、装着される場所によって呼び方が異なります。

呼称 装着状態
フロントバンパースポイラー フロントバンパーと一体
フロントアンダースポイラー リップスポイラー フロントバンパー下部に装着
ハーフスポイラー 従来取り付けられているフロントバンパーを残したまま付加する

これらに加えて、フロントバンパー両サイドに装着されているのが「カナード」。ホイールハウス内の空気を引く抜く役割を果たしています。タイヤハウス内に空気が溜まると、高速走行時に車体を浮き上がらせる方向に空気の力がはたらく「リフトフォース」が生じるため、走行が不安定になるのです。カナードは安定した走行をするための効果が得られます。

フロント・リアウイング

フロントウイングは、車体の下に空気が流れ込まないようにするパーツです。フロントバンパー付近の空気の圧力を下げ、フロント側のダウンフォースを得ることができます。フロントバンパーと一体になっている「一体型バンパースポイラー」と、フロントバンパーの下に取り付ける「リップスポイラー」があります。

スポーツカーやレーシングカーなどに装着されているリアウイングは、前端の下端は薄くなっており、中央に厚みがあるデザインが多く、強いダウンフォースを生み出しています。ただ保安基準に厳しい形状規制があるため注意が必要です。

サイドステップ

車体のサイドから、車体の下に流れる空気を防ぎ、より効率よく空気が後方へ流れる整流効果が発揮できます。サイドステップを装着することで、車高が低く見えることで、カスタマイズ効果は十分に得られます。

オーバーフェンダー

オーバーフェンダーは、フェンダーを加工したりアウトレットダクトを装着することで、ダクト内を通ってきた風を効果的に抜くことができます。フロントフェンダー内の空気をフェンダー上部へ出し、フロントダウンフォースを発生させることが可能です。さらにブレーキの冷却にも役立ちます。

ディフューザー

ディフューザーは、車体の下に入った空気を整流するパーツです。アンダーパネルともいわれるフロントディフューザーは、車体の下の空気をスムーズに流してくれます。

時速100km/hで走行しても、時速70km/h以下のスピードにしか感じないほど安定感があるのです。フロント部分に装着するものですので、取り付ける場合はしっかりと固定する必要があります。

センターディフューザーは、車の中央部に装着されるディフューザーですが、センターディフューザー単体でみると、ダウンフォースはほとんど発生していません。

しかしセンターディフューザーは、フロントディフューザーからリアディフューザーへ空気を送るための重要な役割を果たしているのです。センターディフューザーがあるからこそ、リアディフューザーの効力が発揮できます。

リアディフューザーは、フロントから入ってきた空気を抜く役割をしており、車体の下に流れ込んできた空気をさらに加速させる効力をもっています。空気を加速させるということは、車体下にさらなる負圧を生み出しますので、ダウンフォースが得られるのです。

リアの空気の流れが良いということは、フロントから入ってくる空気をどんどん流すことが可能になります。このようにディフューザーは、車体の下に入った空気をスムーズに流す効果があるのです。

CARTUNEユーザーのカスタム紹介

では最後に、エアロパーツを装着したカスタマイズ例をみてみましょう。

顔面歌舞伎のプリウスにエアロを装着すると、いかつい感じがしますが、威圧感を覚えるほどではなく、フルエアロがぴったりの1台といえるでしょう。

高級車にもエアロを装着することで、エレガントなたたずまいが生まれます。カスタマイズ感を前面に出すのではなく、シンプルにカスタマイズしているのが上品です。

まとめ

今回はエアロパーツにはどのような効果があるのかを徹底解説していきました。エアロパーツは、エクステリアのドレスアップをしているだけというイメージを持たれてる方が多いですが、単にドレスアップをしているだけではないことがお分かりいただけましたでしょうか。スポーツカーほど、リアウイングなどを装着していることが多いのは、整流効果を図っており、より運動性能や燃費性能の向上をねらっているのです。

エアロパーツといっても、さまざまなパーツがありますので、記事をお読みになって、それぞれのパーツにはどのような役割があり、どのような効果があるのかを知ってください。合わせてさまざまなカスタマイズ例を掲載していますので参考にしましょう。今回の記事を熟読なさって、あなたの車もエアロを装着してカスタマイズしてみてください。

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