2018年12月05日 (更新:2020年06月05日)
テールランプをカッコよくカスタム!車検適合についても解説します
街中を走っている時、必ず後続車に見られているテールランプ。車検適合という安全性を保ちつつカッコよくするテールランプのカスタムについて解説していきます!
テールランプのカスタムの種類
テールランプのカスタムにも様々な種類がありますが代表的な例をあげてみます。
スモークテール
スモークテールとはテールランプに黒いフィルムやスプレーを吹いて色味のトーンと明るさを落とすカスタムです。純正でも高級車は少しだけスモークっぽくなっていることがありますね。効果としては重厚感がでること、暗めのボディーカラーのクルマだとテールランプの主張を抑えるなどの効果があります。しかしテールランプを黒くするわけですから、当然光量は落ちることがほとんどです。そこでの車検や安全性に関してのお話は後ほどいたします。
クリアテール
テールランプの色は赤色ですが、レンズを透明や無色に変えるカスタムです。最近のクルマは純正でもクリアテールになっていることもありますね。効果として、スモークテールと同じくテールの赤い色味を消すことができ、赤と相性の悪いボディーカラーや無彩色でまとめたい場合などに有効です。しかし、こちらはスモークテールと違い光量を落とすことはありません。デメリットとして、中のバルブを色バルブに変えないとランプ類が白くなってしまうことでしょう。こちらの車検事情についても後ほど触れたいと思います。
ユーロテール
ユーロテールとはクリアテールと近いものがありますが、透明のレンズの中に丸型の着色レンズを収めたもので、初めて純正採用したのはトヨタのアルテッツァです。こちらはアフターパーツを買って装着することがほとんどのケースなため、車検に関する注意点もあります。こちらも次の項目で触れたいと思います。
LEDテール
最近のクルマはほとんど純正でLEDテールになっていますがひと昔前の車のテールをLED化する事で新しく見せる効果があります。こちらはDIYで純正テールをベースに加工する方法とアフターパーツを選択する方法がありますが、ほとんどの車種でアフターパーツが出ているので、光らせ方などにこだわらない場合ほとんど社外パーツで済みます。こちらの車検事情も後ほど軽く触れたいと思います。
その他社外テール(ファイバーテールなど)
近年技術の進化とともに段々と種類が増えている社外テールランプ。アウディやレクサスが純正採用しているシーケンシャルウィンカー(流れるウィンカー)や、最近純正採用されることの多いファイバーテールなどを様々な車種で展開していますね。
スモークテール、クリアテールやその他社外テールは車検に通るのか?
カスタムテールランプが車検に通るかというお話ですが、まずは車検適合基準からチェックしてみたいと思います。テールランプの車検適合基準は
- 反射板があるか(これはテールランプでなくても後方から確認できればよい)
- テール、ブレーキが赤色
- ウィンカーがオレンジ色
- ブレーキが300m後方から確認できる
- ウィンカーが150m後方から確認できる
車検適合基準詳細:https://www.mlit.go.jp/jidosha/jidosha_fr7_000007.html
というものになります。これを確認した上で先程紹介したカスタムテールランプの種類をひとつずつ見ていきましょう。
スモークテール
こちらは基本的に純正テールを使用すると思いますので色味や反射板などの問題はクリアできると思いますが気をつけるべき点は光量です。黒いフィルムを貼るわけですから明るいバルブに変えるなどして対策しましょう。
クリアテール
これはレンズがクリアになるため主に中のバルブを色バルブにしないと色味の問題でアウトになる可能性が高いと言えます。中のバルブがしっかり色で発光する車は問題ないと思います。
ユーロテール
ユーロテールは基本的にアフターパーツを買っての装着になると思いますので色味などの問題は大方大丈夫だと思いますが反射板が付いていない、光量が足りないなどの問題があるかもしれません。購入の際はしっかり確認しましょう!
LEDテールやその他社外テール
こちらはDIYで製作する方法既製品を購入する方法がありますが既製品を購入した場合はユーロテールと同じく、反射板や光量には特に注意が必要です。DIY派の方は適合基準に沿って製作すれば特に問題はないと思います。いずれにせよ安全性に直結するパーツですので、なるべく車検基準は守ってテールランプをカスタムしましょう!
テールランプのカスタムを紹介!
ここでcartuneユーザーの皆様のカスタムテールランプをいくつかご紹介したいと思います。まずはこちらスモークテールです。
気軽にカスタムできる方法といえますね。お次はクリアテールです。
ユーロテールはこんな感じです!
フル自作LEDテールですね。
とても綺麗に仕上がっています!
まとめ
いかがでしたでしょうか?普段絶対に見られるパーツのひとつ、テールランプ。カスタムすれば後続車にカッコよくアピールすることができますね!くれぐれも安全性に関わるパーツですので公道を走る時は必ず車検基準を満たすようにしましょう。それではみなさんよいカーライフを!