マフラーから水が出ている!?大丈夫なの?

2018年11月23日

マフラーから水が出ている!?大丈夫なの?

冬や早朝などの寒い時に、マフラーから水がポタポタ出てきてビックリすることがあると思います。マフラーから水が出てくるその原因や車への影響などを詳しく解説していきます。

なぜマフラーから水が出るのか?

マフラーから水が出る原因は2種類あります。

  • 1つ目はガソリンの燃焼。
  • 2つ目は触媒の化学反応。

この2種類が原因でマフラーから水が出てくるのです。

水が出る仕組みについて

そもそも水を発生させるには水素と酸素が必要です。

ガソリンの燃焼

ガソリン車に水素?と思われる方も多いかと思いますが、実はガソリンには水素が含まれているのです。車を動かすにはエンジンを始動させなくてはなりません。エンジンを始動させるには、ガソリンを燃焼させる必要があります。ガソリンを燃焼させると水素と酸素と結合して、水蒸気が発生するという仕組みです。

触媒の化学反応

ガソリン車の排気ガスは有害物質が含まれています。1つ目は炭化水素。2つ目は一酸化炭素。3つ目は窒素酸化物です。これらは大気中にそのまま排出することはできませんので、触媒装置で化学反応させて無害な物質に変化させています。この炭化水素と一酸化炭素が水になる原因です。

ガソリンの燃焼・触媒の化学反応が原因での水の発生時は水蒸気ですので、通常であれば排気ガスと一緒に排出されます。しかし、エンジン始動時などで温度が低い場合や、外気温が低い場合などの外的要因で水になってしまします。この水がアイドリングなどによる排気ガスの圧力で押し出されてマフラーから出てくるのです。

マフラーから水が出るのはいいことなの?

結論から言うと悪い事ではありません。マフラーから水が出るのはガソリンが正常に燃焼されている証拠であり、必然的な現象です。

マフラーから出る水の量について

水の量には気温が大きく関係しています。夏の時期や気温が高い日は、マフラーから出る水の量は少ない、もしくは水蒸気の状態で排気ガスと共に排出される為、目視では確認できない。と水の量が減少しているように感じられます。

逆に冬の時期や気温の低い日は、マフラーから出る水の量が多くなります。この場合、水蒸気は結露して水になる量が増える為です。結露は寒暖差が激しいほど水になる量が多くなる為、熱い排気ガスと寒い気温の温度差で水になる量が増えるという仕組みです。

マフラーに水が溜まるのは良くない。

通常であれば排気ガスと一緒に排出される水蒸気ですが、外気温などの影響により水が発生します。エンジンを高回転で回せば一気に除去が可能ですが、普段の使用ではそのようなシーンはあまり多くありません。街乗りなどではエンジンを高回転で回すことはありませんし、長時間の運転もあまり多くありません。しかしマフラーは金属ですので水が溜まると腐食の原因となっておりますので出来る限り除去しなくてはなりません。

水が溜まっていると思ったら、ギアをニュートラルの状態でエンジンを高回転で回し、マフラー内の水を押し出しましょう。

まとめ

いかがでしたでしょうか?結局のところ、マフラーから水が出る現象は車が正常な証拠なので、特に気にする必要はありません。水が出てくるとびっくりして慌ててしまいがちですが、原理を理解出来れば心配する必要もありません。今まで通りのカーライフを満喫して下さい。