2018年11月23日 (更新:2024年08月15日)
お教えします!洗車のやり方
洗車をすることで、車を綺麗にするだけでなく、車を保護する役目もあります。正しい洗車方法を覚えておかなくては、車を傷つけてしまうことにもなりかねません。この記事では水洗い、ワックス、洗車機での洗車方法について解説していきます。
水洗いのやり方
シャンプーでの洗車は基本中の基本ですよね。正しい方法を覚えておかなくては、車を傷つけてしまったり、汚れがしっかりと落ちていないなんてことにもあります。では、シャンプー洗車の正しいやり方について紹介していきます。
準備するもの
- カーシャンプー
- 洗車用スポンジ
- 水滴を拭くためのクロス
- バケツ
- ホース
- 水
この6つを準備しましょう。カーシャンプーも車を傷つけない成分のものを選びましょう。スポンジは柄が付いたものも準備しておくと、天井も洗いやすいのでオススメです。クロスは吸水力の高い、マイクロファイバークロスなどを使用しましょう。
シャンプー洗車のやり方
道具が準備できたら、シャンプー洗車をしていきましょう。
カーシャンプーを作る
まずはカーシャンプーを作ります。今はスプレー式のカーシャンプー、スポンジにそのまま原液を含ませて使うものなどが販売されています。しかし、液体タイプのものを使用している場合、たくさん泡を作って、汚れを泡で落とす必要があるのです。
バケツにまずはカーシャンプーを加え、その中に勢いよく水を入れていきます。規定のシャンプー量によって、水の入れる量も違ってくるので、しっかりとチェックするようにしましょう。
タイヤとボディを水洗いする
次にタイヤを洗っていきます。タイヤは車の中で一番汚れている箇所です。一番汚れている箇所を後回しにしてしまうと、せっかく洗ったボディが汚れてしまうことになります。なので、タイヤを一番最初に洗っていきます。
水をかけて軽く汚れを落としていきましょう。そして、シャンプー液を含んだスポンジで洗っていきます。一通り洗い終えたら、水でしっかりと洗い流して下さい。
このとき使用するスポンジはタイヤ用として使用しましょう。タイヤとボディと同じスポンジを使用してしまうと、汚れが他のところについてしまう場合もあります。
ボディをシャンプーで洗う
次にボディをシャンプーで洗っていきます。まずはタイヤと同じく水洗いから始めましょう。ある程度水洗いしたら、スポンジにカーシャンプーを付けて洗っていきます。軽く撫でる感じに洗いましょう。天井から窓、ボンネット、トランク、サイド、バンパーというように洗っていきます。
汚れが上から下に落ちるので、一番初めに天井から洗うようにしましょう。また、泡を洗い流す際は泡が車体についてしまう前に、部分ごとで洗い流すといいでしょう。
水滴を拭き上げる
全体的に洗い流せたら、水滴を拭き上げしていきます。クロスの使い方はとても簡単です。擦るように拭くのではなく、クロスを広げてボディに置き、手前に引っ張るだけです。確実に素早くふき取ることができます。
シャンプー洗車はこのように行ないます。コツを掴んでしまえば、とても簡単です。実践してみましょう。
ワックスがけの紹介
洗車が終了したら、ワックスがけです。ワックスには液体ワックス、固形ワックスなど種類があります。ワックスの種類によって、ワックスがけの方法が違ってくるのです。では、それぞれワックスがけの方法について紹介していきます。
固形ワックス
準備するもの
- 固形ワックス
- 拭き取り用タオル
SurLuster マンハッタンゴールドワックス ジュニア
最上級のカルナバ蝋を使用しています。また、どんなボディカラーにも対応しており、自動車のボディであれば、どこでも使用可能です。
SOFT99 激防水
ソフトはとても有名なワックスメーカーです。メーカー独自の耐久、耐水樹脂によって、雨をシャットアウトしてくれます。また、汚れの付着も予防してくれるのです。
施工方法
ワックスをスポンジに取る
まずはワックスをスポンジに取っていきます。このスポンジはワックスに付属したものを使用しましょう。スポンジは硬く水で絞ることで、ワックスが付着しやすくなるのでオススメです。スポンジの全体にワックスが付着するように、軽くポンポンと付着させましょう。
ワックスを塗る
ワックスを塗るときにクルクルと塗っていませんか?クルクルと塗ってしまっては、ワックスがきちんと車体に付着していません。なので、クルクルではなく、タテ→ヨコ→タテに塗りましょう。ボンネットや天井などは一気にワックスをかけるのではなく、50cm四方に塗りましょう。
ワックスを拭き取る
ワックスを全体的に塗ったら、後はふき取るだけです。拭き取る場合はワックスを乾燥させ、車体が白くなってから拭き取りましょう。乾燥時間は夏で10分~15分、冬で15分~20分程度です。軽く拭き取る程度で大丈夫です。
固形ワックスのかけ方はこのようになっています。では、次は液体ワックスのかけ方について紹介していきます。
液体ワックス
準備するもの
- 液体ワックス
- 拭き上げ用タオル
RINREI 濡れたままでWAX
洗車した後にすぐに使用できます。全部のボディカラーに使用可能です。
SurLuster QWIK WAX
ワックスがけだけでなく、洗車もできちゃう商品です。コンパウンドは含まれておらず、スプレーして拭くだけで簡単に使用していただけます。
CARALL 車まるごとワックススプレー
艶や水はけを2か月持続させることができます。スプレーして拭くだけなのでとても簡単に使用可能です。
施工方法
液体ワックスを吹きかける
まずはワックスをしたい場所に液体ワックスを吹きかけます。そして、ワックスを伸ばす時は、水で硬く絞った付属のスポンジを使用しましょう。
液体ワックスを拭き上げる
乾くのを待ちます。固形ワックスよりも乾くのも早く、夏であれば5分~10分、冬であれば10分~15分ほどで乾きます。乾いて白くなったら、タオルで拭き取っていきましょう。これだけです!とても簡単ですよね。商品によってはスポンジを使用しなくても、液体ワックスを吹きかけ、タオルで拭き取るだけ!という場合もあります。なので、使用する前に商品の説明書などを確認しましょう。
ガソリンスタンドで洗車機にかける方法
冬は寒くて洗車する気も失せてしまいます。また、水場のない都会は洗車も簡単にできませんよね。そんな時に便利なのがガソリンスタンドの洗車機です。では、洗車機のメリットとデメリットについて紹介していきます。
メリット
- 洗車時間の短縮
- 手軽に洗車できる
手洗い洗車はどうしても時間がかかってしまいます。しかし、洗車機は洗車時間が3分~5分程度で済みます。洗車の時間短縮になるのです。さらにいつでも手軽に洗車できるのもメリットです。素早く簡単に洗車したい!という人にオススメです。
デメリット
- 傷がつきやすい
- 汚れが落ちにくい
洗車機は回転ブラシによって、ボディに傷がついてしまうことがあります。スポンジを使用しての洗車というわけではないため、傷がどうしてもついてしまうのです。
また、水圧式の洗車機では汚れが落ちにくいというのもあります。回転ブラシであっても、一定の箇所しか洗車できないため、汚れが100%落ちるわけではありません。
このようなメリットとデメリットがあります。早く洗車を終わらせたい、手洗い洗車する場所がないという人は洗車機を利用してもいいですが、ボディに傷をつけない、汚れをしっかりと落とすためには手洗い洗車がオススメです。
まとめ
シャンプーでの洗車は手順を守り、コツを覚えることで車を綺麗にすることができます。また、洗車が終わったら、ワックスがけをするようにしましょう。時間がない人や手早く洗車したい人は、洗車機を利用してもいいでしょう。ぜひ参考にしてみてください。