STIのマフラーについて紹介！スバル車のマフラーといえばやっぱりSTI！

STIは、スバルテクニカインターナショナル(Subaru Technica International)の略で、創設者の久世隆一郎氏が、オーストラリアやケニアで行なわれたラリーに参戦した結果、新世代モータースポーツへの対応が必要と感じたため設立されました。

1990年からはレガシィでWRCに初参戦。1993年には初優勝を果たし、その後もWRCで勝てるマシンとして開発されたインプレッサは、国産車で初の3年連続WRCマニュファクチャラーズチャンピオンとなりました。

2008年にSUBARUはWRCへの参戦を終了しましたが、STIはWRCで得た技術を生かして、誰が乗っても「手足のように自在に操れる車」を開発。安定した走りを重視した方にとって、STIの技術が生かされた車は病みつきになるほどの製品へと発展していったのです。

STIのスポーツマフラーは、STIが独自にチューニングを施しています。パワーユニット・エキゾーストシステムへ影響を及ぼさないよう、安全・安心の構造を採用。その効果は、アクセルを踏むとエンジンレスポンスが鋭敏になり、車との一体性を感じさせてくれると同時に上質なサウンドを感じさせてくれるのです。装着可能な車種は、以下のようになっています。

• IMPREZA 5Door(GP)(GR)
• IMPREZA 4Door(GJ)(GV)(GD)
• FORESTER(SJ)(SH)
• LEGACY B4(BM)(BL)
• LEGACY TOURING WAGON(BR)(BP)
• EXIGA(YA)

実際にスポーツマフラーを装着している車をみてみましょう。

レガシィB4に装着されているマフラーです。低速コーナーからの立ち上がり、発進時の加速性能の向上を実現。スポーティかつ質の高いサウンドを演出しながらも、車検適合であることが人気の理由です。

STIのパフォーマンスマフラーは、ノーマルマフラーと比べると通気抵抗が軽減化・低背圧化されており、さらに重さも軽量化が図られたパフォーマンスを重視したマフラー。上品なサウンドはもちろんのこと、トルクの向上でアクセルの踏み具合にもしっかりと反応してくれる効果を感じます。パフォーマンスマフラーの適合車は、以下の通りです。

• WRX STI(VA)
• WRX S4(VA)
• LEVORG(VM)
• SUBARU BRZ(ZC)
• FORESTER(SJ)

WRX S4にパフォーマンスマフラーを装着すると、次のようになります。

サウンドはうるさくなくて快適です。ただ大きなサウンドを求める方には、少しもの足りないでしょう。

STIのエキゾーストキットは、見た目のインパクトが少ないながらも、うるさすぎないサウンドで、その存在感をアピール。スバルの水平対向エンジンから演出される独特なサウンドは、スバリストが虜になる理由が分かります。スポーティに走りたい人にとって、軽量化を図れることでも人気です。エキゾーストキットの適合車種は、以下の2つになります。

• WRX STI(VA)
• LEVORG(VM)

レヴォーグに装着した例で画像では表すことができませんが、水平対向エンジンだからこそ出てくる低重音は、スバル車しか出せない音です。

値段はお高い商品ですが、大人のカスタマイズを表現していることが伝わります。スタイリッシュ重視の方は、候補にあげたい商品の1つです。

今回はSTIの歴史や、STIの製品・マフラーについて紹介しました。STIの技術は、WRCなどのラリーに参戦しながら快適な走りを実現するためにはどのような技術が必要かを、研究に研究を重ねた結果、さまざまなSTI商品が開発されました。

STIのマフラーはスタイリッシュなデザインだけでなく、心地の良いサウンド、トルクや出力の向上による快適な走りの実現が、根強い人気を保っています。実際にSTIのマフラーの装着例をご紹介したように、多くの方がSTIのマフラーを装着しています。スバルの車に乗っているのなら、社外品では表せない、上質なSTIを商品を装着してみてはいかがでしょうか。