2018年10月31日 (更新:2023年07月31日)
サイドミラーが壊れた!DIYでサイドミラーを修理してみよう!
サイドミラーに傷がついてしまったり、故障してしまうということもありますよね。ディーラーなどで修理してもらうと、工賃が発生するので高額な請求になります。傷の修理もサイドミラーの交換も、自分でしたほうがお得なのです。この記事ではサイドミラーの傷を自分で修理する方法、交換する方法について解説していきます。
サイドミラーっての修理って、自分でできるの?
サイドミラーは自分で修理することが可能です。サイドミラーの故障と言っても、様々な故障の種類があります。
- 傷がついた
- カバーが割れた
- ミラーが割れた
- サイドミラーが動作しなくなった
- ウインカーが点かない
この5つが主な故障の種類です。傷がついた場合はパテや塗装で修理できます。カバーやミラーは交換することで修理可能です。サイドミラーが動作しなくなった場合、サイドミラーごと交換が必要になります。ウインカーが点かない場合、ウインカーのみの交換が必要です。
それぞれの故障に合わせた修理をするようにしましょう。
サイドミラーの傷を直そう
サイドミラーを擦ってしまい、傷がついた!というのはよくあることです。そんな時は傷の修理をしましょう。傷の修理は自分でも可能です。では、必要な道具、修理方法について紹介していきます。
サイドミラーの修理に必要な道具
- カラー塗料
- クリア塗料
- 脱脂剤
- 下地剤
- マスキングテープ
- 新聞紙
- パテ
- 防水ペーパー
- コンパウンド
サイドミラーの修理方法
洗車する
まずは洗車しましょう。洗車をしなくては、サイドミラーに汚れがついており、パテが上手に盛れなかったり、塗装が剥がれやすくなるということもあります。
防水ペーパーで磨く
次に防水ペーパーで磨いていきます。最初は目の粗いもので磨き、段々と細かいものにしていきましょう。
防水ペーパーで磨くことで、パテが付着しやすくなります。
脱脂剤を散布する
そして、脱脂剤を散布します。脱脂剤を散布することで、脂がなくなり、パテが付着しやすくなるのです。
マスキングする
マスキングをしていきます。マスキングは広範囲にしましょう。他にパテが付かないようにする、塗料が付かないようにするという効果があります。
パテを盛る
パテを盛っていきます。パテは中央が膨らむように持っていきます。
防水ペーパーで磨く
パテが乾くのに夏場では30分、冬場では4時間ほどかかります。乾燥したら、防水ペーパーで磨いていきましょう。
平にしなくては、塗料が塗りにくくなります。
脱脂剤を散布する
脱脂剤を再度散布します。塗料をつきやすくする効果があります。
下地剤を散布する
そして、下地剤を散布していきましょう。下地を散布をしなくては、カラー塗料を散布することができません。
必ず、下地剤を散布しましょう。
脱脂剤を散布する
もう一度、脱脂剤を散布していきます。脱脂剤は何度散布してもかまいません。
カラー塗料を散布する
カラー塗料を散布していきましょう。カラー塗料を散布する場合、3回~4回に分けて散布します。1回目はスプレーを離して、薄めに散布しましょう。2回目は厚めに散布します。3回目~4回目で整えるように、均一に散布しましょう。1回散布したら、10分乾かすようにしましょう。
クリア塗料を散布する
カラー塗料を10分~20分程度乾かしたら、クリア塗料を散布していきます。クリア塗料もカラー塗料と同様に、3回~4回に分けて散布します。
1回目は薄めに、2回目は厚めに塗りましょう。3回目~4回目は2回目が乾く前に、クリア塗料が垂れてくるか?、垂れてこないか?というくらい散布しましょう。
コンパウンドで磨く
クリア塗料がしっかりと乾いたら、コンパウンドで磨いていきます。コンパウンドで磨くことで、さらに艶が出ます。
これで傷を修理することができます。小さな傷であれば、タッチペンを利用したり、塗装のみでもいいでしょう。
凹み傷や大きな傷は、上記のような方法を利用しましょう。
サイドミラーを交換してみよう
サイドミラーが動作しなくなった、サイドミラーが折れてしまった場合、サイドミラーを交換する必要があります。では、サイドミラーの交換方法と、交換する際の注意点について紹介していきます。
サイドミラーの交換に必要な道具
- 新しいサイドミラー
- ドライバー
- 剥がし器
- ラチェット
- 軍手
サイドミラーの交換方法
内張りを剥がす
配線を取り外ししなくてはなりません。なので、内張りを剥がす必要があるのです。
内張りを剥がすには、ドライバーと剥がし器が必要になります。慎重にやりましょう。
配線を取る
内張りを剥がしたら、配線を取っていきます。配線を取ったら、サイドミラーも取ることができます。
サイドミラーも一緒に取っておきましょう。
サイドミラーを付ける
そして、新しいサイドミラーを付けています。サイドミラーを元の位置に取り付けて、配線を繋ぎます。
内張りを元に戻す
サイドミラーを取り付けたら、内張りを元に戻しましょう。内張りがはまった時は、カチッという音がします。
そして、ドライバーでネジを取り付けましょう。
動作確認をする
元通りになったら、動作確認をしましょう。サイドミラーが正常に動くのか?、ウインカーなどは点灯するのか?を確認しましょう。
これだけでサイドミラーを交換することができます。ディーラーやカー用品店でサイドミラーを交換するとなれば、商品代金に工賃が+1万円ほどかかってきます。また、商品もきちんと使用できるのであれば、中古でも問題ありません。サイドミラーの交換の注意点としては
- ネジやナットを落とさないようにする
- エンジンを止めて作業する
この2つです。ネジやナットをスピーカー部分に落とすと、手では取ることができません。スピーカーまで外さなくてはならないのです。なので、落とさないように慎重にやりましょう。そして、エンジンを止めて作業しましょう。エンジンがついたままでは、感電してしまうこともあります。
これらの注意点に気を付けて、自分でサイドミラーを交換してみましょう。
まとめ
サイドミラーに傷がついた場合、パテや塗装で修理できます。カバーやミラーが割れてしまった場合、交換が必要になります。サイドミラー自体が故障してしまった場合も同様です。ウインカーが故障してしまった場合、ウインカーだけの交換が必要です。
傷の修理方法や、サイドミラーの交換は自分でできます。ぜひ参考にしてみてください。