2018年10月29日 (更新:2020年07月06日)
ヘッドライトが切れた!交換費用は?
夜になると欠かすことのできないヘッドライト。このヘッドライトが切れた状態での運転はとても危険です。例え街灯がある場所でも、夜になると影ができるので歩行者や道路の落下物など、発見が遅れてしまいます。もし切れてしまった場合は早急に交換しなくてはなりません。車の場合はバイクと違い、2つのライトがついています。しかし、すぐに交換しなければ明るさは半分になっていますので危険なことには変わりありません。そこで気になるのが交換費用です。今回は、ヘッドライトに関わる費用をご紹介いたします。
夜間の運転には欠かせないヘッドライト
ヘッドライトの役割
ヘッドライトの役割は夜道を照らすことです。ヘッドライトをつけていない状態であれば、見えるのは街灯の下くらいです。
山の中などはヘッドライトを点灯させなければ走行することは不可能です。進むべき方向を示してくれるのがヘッドライトの役割なのです。
街中を走っていても、街灯と街灯の切れ間などはヘッドライトがなければ見えません。もし歩行者がいて飛び出してきた場合、対応することは困難です。
とても危険だということがお分かりいただけると思います。必ず暗くなったらヘッドライトを点灯させ、どちらか一方が切れた状態で走行しないようにしましょう。
ヘッドライトが2つついている理由は、突然切れてしまった際にも注意しながら走行できることにあります。
ヘッドライトが切れたらどうする?
また、2つのヘッドライトのうちどちらかが切れてしまっても危険になります。その理由は、明るさが半減してしまうからです。
さらに、切れた方向の視界が極端に悪くなってしまうので、視野も狭くなってしまうのです。
ヘッドライトはどちらか一方が切れた場合、反対側のヘッドライトもすぐに切れる可能性が高いです。
どちらか一方が切れたらもう一方も切れそうなサインです。すぐに新しいものと交換しましょう。
ヘッドライトが切れた場合の交換費用~ハロゲンライトの場合~
バルブの値段を紹介します。
ハロゲンライトは形状にもよりますが、基本的に純正であれば部品代は1つ1000円少々で購入できます。
もう一方も寿命が近いと考えられますので、2つ購入しても3000円でお釣りが出ますね。
比較するとわかりますが、新品のライトと劣化したライトでは明るさも違います。車検項目にもなりますので、やはり両方交換することが望ましいです。
PIAAなどの社外品を使用する場合、高いものでも2つセットで5000円です。社外品のほうが明るくなるものが多いですし、色も車検対応内で選択することができます。
気になる交換費用は500円〜3500円と非常に幅があります。車種や年式により、交換しにくい車種であれば値段が上がるということです。
自分でライト交換をしてみよう!
もしくは、自分でやってみるというのも一つの手です。その際、電球部分には絶対に素手で触らないことです。
埃も大敵です。ライトは非常に高温になります。埃や油がついている場合、さらに高温となり破損の原因になります。
また、パッキンやコネクターをしっかりはめることも忘れないでください。ショートの原因となり危険です。
ヘッドライトが切れた場合の交換費用~HIDライトの場合~
HIDとは、蛍光灯の原理で明かりを灯すライトです。
ハロゲンはフィラメントが切れるともう点きませんが、HIDが切れかかると蛍光灯のように細切れに点滅します。
そして最後はつかなくなるわけですが、点滅したら交換のタイミングです。
交換費用はバルブのみであればハロゲンの場合と変わりありません。しかしながら部品代は高くなります。
安ければ5000円ほどで購入可能ですが、高いものであれば20000円を越えるものも販売されています。
ヘッドライト界の有名メーカーであれば、やはり高額になるようです。
HIDはハロゲンに比べて長持ちしますので、トータルで見るとHIDのほうが安いという意見もあります。
もともとハロゲンがついていた車種にそのままHIDのバルブをつけても発光しませんが、専用キットを取り付ければハロゲンの車でもHIDを使用することは可能です。
キットは50000円ほどで購入可能です。ヘッドライトの形状から、純正でHIDの車種と比較すると暗くなりますが、ハロゲンと比較すると雲泥の差です。
バルブが切れた際に警告灯が点く車種にはさらに専用のキットが必要ですが、もしも今乗っている車に愛着があり、これからも長く乗りたいのであればHIDに変えることも良いですね。
まとめ
ヘッドライトは夜道で大活躍してくれます。もし切れてしまった際には、早急に交換してください。
ヘッドライトが使用できない状態だと、夜は車に乗らないことをお勧めします。万が一があってからでは遅いのです。
車のメンテナンスを行う際、点灯類を確認することも忘れないでください。ヘッドライトは社外品を使用することで車のカスタムにもなります。
是非とも、安全で楽しい愛車ライフにしましょう!