2018年09月04日 (更新:2018年10月29日)
カーワックスと洗車!ワックスがけ後の洗車方法やワックスがけのタイミングを解説します!
愛車の魅力をさらに増加させるカーワックス。つるつる・ぴかぴか・ヌルテカのツヤはフェンダーラインやプレスラインを引き立て、魅惑のボディに仕立て上げてくれますよね。ボンネットやドアに映りこんだ空や景色もオーナーの愛情の賜物!ということで今回はワックスがけと洗車について解説します。
カーワックスの特徴
カーワックスはコーティングとは異なり、ボディの上に塗りこむ保護剤です。
コーティングは化学反応によってコーティング層を定着させますが、カーワックスはボディに乗っているだけというのが大きな違いです。
ワックスの主な役目は塗装面の保護で、塗装面に付着し酸化することでボディの劣化の原因となる鉄粉や、こびりつくとなかなか落ちない水垢との間に入って汚れを落ちやすくしてくれます。
主成分はカルナバロウなどの植物性の油脂で、コーティングでは出せない深いツヤが魅力。
植物性油脂なので酸化による劣化を引き起こすので持続性は短く1ヶ月ほどで塗りなおしが必要になります。
ワックスには、カルナバロウでできている固形タイプ、カルナバロウに水垢を落とす研磨剤や撥水成分を含んだ半練りタイプ、スプレーして拭くだけの簡単施工の液体タイプがあります。
目的や用途、ボディの状態に合わせたワックスを使いましょう。
ワックスがけは洗車前にやるべき?洗車後にやるべき?
ワックスがけは大前提として洗車の「後」に行います。
洗車前にワックスがけをしてしまうと、ホコリや砂まで一緒にワックスの下に閉じ込めてしまうことになりますし、何よりワックスを塗りこむためにこするので、付着している砂などによってキズの原因になります。
まずは丁寧に洗車をして砂やホコリ、鉄粉などをしっかりと除去した上でワックスがけをします。
そうすることでワックスの効果を最大限に発揮することが出来ます。
ワックスがけした後の洗車方法!
ワックスがけをした後は、1ヶ月ほど効果が持続します。
基本的にワックスの効果がある間は、水洗いでOKです。
ワックス持続中の洗車
- たっぷりの水で砂などを洗い流す。
- 水をたっぷり含ませたスポンジでなでるように、水だけでは流れ落ちなかった汚れを除去する。
- そしてもう一度水で流し、吸水セームやマイクロファイバータオルでしっかりと水気をふき取る。
効果が落ちてくる4週間目~5週間目頃に、ワックスがけをしなおすためのワックス除去の洗車を行います。
ワックスを除去する洗車
- 水をかけ砂などを洗い流す
- 鉄粉除去クリーナーやねんどクリーナーを使用して鉄粉を除去する
- ワックス除去成分のあるカーシャンプーや水垢落としシャンプーで洗車をする
- 水分をしっかりとふき取る
- シリコンオフで洗車で落ちきらなかった油分を除去する
- ワックスを施工する
ワックスの皮膜はコーティングほどの強度がないので、研磨剤を含むカーシャンプーやワックスの油脂成分を除去するシャンプーで簡単に除去できます。
それでも少し残ってしまうことがあるので、完ぺき主義な方はシリコンオフで古いワックス成分を徹底的に除去した上で、新たにワックスを施工することできれいなボディの維持につながります。
ワックスがけのタイミングの目安!
一般的なカーワックスの持続期間は1ヶ月前後です。
ワックスをかけなおすのは1ヶ月に1度程度でよいでしょう。
水洗いの洗車は1~2週間に一度くらいのペースで行うことがベストです。
週に1度、洗車の時間をとることが出来る方でしたら、1週目にワックス施工→2~4週目は水洗い洗車→5週目に塗り替え洗車というようなスパンで行っていきましょう。
まとめ
オートサロンやモーターショーなどの室内展示の車体にも施工されているカルナバロウのワックス。車体のツヤを最大限に引き出してくれるアイテムです。
しかし、放置してしまうと酸化して新たな汚れを引き寄せてしまったり、ボディを傷める原因にもなってしまいます。正しいメンテナンスを行い、きれいなボディと美しいツヤの維持に努めていきましょう。