2018年09月04日 (更新:2024年08月08日)
ポリマーコーティングをしてみよう!そのメリット・デメリットやおすすめポリマーコーティングを紹介!
車のボディのお手入れがしやすくなり、手の届きやすい価格でプロに施工してもらえるポリマーコーティング。施工のメリット・デメリットやおすすめのポリマーコーティングについてご紹介します。
ポリマーコーティングとは?ガラスコーティングやカーワックスとは何が違うのか?
ポリマーとは重合体のことで、一般的には高分子の有機化合物のことを言います。
車のコーティングに使用されるポリマーは、フッ素やシリコンなどを含み、ボディの表面に皮膜を作ることで、ボディの保護の役割をしています。
ポリマーコーティング、ポリマー加工は車のコーティングのスタンダードな位置づけとして定着しており、専門店だけでなくカー用品店やガソリンスタンドでも安く施工できるようになりました。
また、自分で手軽に施工できるスプレータイプや液体タイプのポリマーコーティング剤も販売されており、愛車のメンテナンスにおける主要アイテムにもなっています。
ガラスコーティングやワックスとの違い
ポリマーコーティングは、ワックス以上ガラスコーティング以下の性能となるコーティングです。
ワックスは車のボディ表面に塗りますが、コーティングのように定着せず、成分の酸化により汚れが付きやすくなるので定期的に塗りなおさなければなりません。
そのため耐久性に乏しく、持続期間は1ヶ月前後といったところです。
ですが、カルナバロウなどの植物性油脂を主成分としているので、ツヤの深みはワックスが一番出ます。
ガラスコーティングは、成分にガラス繊維を含んだものや100%ガラス成分で出来ているものをさします。
ボディの塗装面と化学反応で結合するので、ワックスよりも持続性があり、6ヶ月~1年ほどもちます。
また、成分がガラスなので皮膜そのものが強く、汚れだけでなく飛び石などからもボディを保護する役割を果たします。
ポリマーコーティングはこの中間に当たるので、ワックスよりも持続性・耐久性に優れていますが、ガラスコーティングには及びません。
また、ワックス同様油分を含むので、酸化による劣化を防ぐことは難しく、3ヶ月前後で塗り替えなどのメンテナンスを行う必要があります。
ポリマーコーティングのメリット・デメリット!
手軽に施工でき、持続性もあるポリマーコーティング。
そのメリット・デメリットをご紹介します。
ポリマーコーティングのメリット
- 施工費用が安い
- 自分でも施工できる
- カー用品店やガソリンスタンドでも施工してもらえる
- 油分を含むため仕上がりにツヤがある
- 簡単に剥離・再施工ができる
- 小さなキズは容易に消すことが出来る
ポリマーコーティングのデメリット
- ガラスコーティングとは異なり、傷を防ぐ効果はない
- 油脂分が多いため、酸化によって劣化しやすい
- 劣化した部分に対してまめなメンテナンスが必要
- コーティング効果は3ヶ月程度
- コンパウンド入りの洗剤を使うと被膜が剥がれる
おすすめポリマーコーティング!
それでは、おすすめのポリマーコーティング剤をご紹介します。
ご自宅で簡単に施工できる人気のコーティング剤の中から、3商品をピックアップしました。
VOODOORIDE SILQポリマーコーティングワックス
コーティングの基本は、ボディに残った汚れ・ワックス成分・古いコーティングを落としてから新たなコーティングを行うこと、という基本手順を1本で実現するために開発されたポリマーコーティング剤です。
通常のワックスのように、均一に塗りこんでいくだけで、古いコーティング・ワックスを除去しながら新たなコーティング膜を形成します。
1回の施工で持続期間は3ヶ月ほどです。
面倒なメンテナンスを省いてきれいな車体を維持する、作業効率に優れたコーティング剤です。
SONAX ブリリアントシャインディテイラー
耐久性と撥水力に優れた独自のハイブリッドポリマー技術で、効果は3ヶ月ほど持続します。
濡れたままのボディにスプレーして拭き上げるだけの簡単施工なので、洗車後気軽にコーティングが行えます。
艶出し効果もあり、コンパウンドは含まれていないので新車やコーティング施工車にも使用可能です。
ソフト99 スムースエッグ プラチナムリキッド
4つのポリマー成分を配合し、深いツヤとつるつるの手触り、そして撥水効果を発揮するコーティング剤です。
プロによるコーティングを施工している車体にも使用でき、洗車後のぬれたままのボディに塗布していくので、作業時間も短縮できます。
効果は約3ヶ月ほど持続します。
ポリマーコーティングを除去するにはどうすればいいの?
ポリマーコーティングの皮膜は柔らかく、キズなどを防ぐほどの強度がありません。
ですので、コーティング剤除去成分を含むカーシャンプーでの洗車で除去することが出来ます。
また、シャンプー後にシリコンオフを併用することで、ボディ表面の油分を落とすことが出来ますので、再施工する前にシリコンオフをしておくと良いでしょう。
まとめ
ポリマーコーティングについてご紹介してきました。
手軽に施工でき3ヶ月ほど持続するので、固形・半練タイプのワックスがけに疲れてきたという方は、ポリマーコーティングに変更してみてはいかがでしょうか?
愛車のボディメンテナンスを楽にしてきれいな車体を維持していきましょう。