2017年11月28日 (更新:2023年02月22日)
ドライバッテリーは小型・軽量・強力!充電方法やユーザーレビューも紹介!
車のカスタムで、バッテリーは重要なポイントの一つ。今回は知る人ぞ知る、ドライバッテリーについて解説します。ウェットバッテリーとの違いや、ドライバッテリーの充電やメリット、その効果について見ていきましょう!
ドライバッテリーとは
ウェットバッテリーとドライバッテリー
一般的に使われている、中身を電解液で満たしたバッテリーのことをウェットバッテリーと呼びます。一方で、ウェットバッテリーとは異なり中身を液体ではなく、ゲル状にしたり電極に電解液を染み込ませたりしたバッテリーのことをドライバッテリーと呼びます。今回のドライバッテリー特集では、この中でも電解液を染み込ませているタイプのドライバッテリーを紹介していきます!
ドライバッテリーの効果・メリット
電気供給の強さ
ドライバッテリーの最大の強みと言ってもいいでしょう。ドライバッテリーは従来のバッテリーと異なり、電力が非常に強いので一気に電気を流してやることができます。では、電力が強いメリットとは何でしょうか。それは、多くの電気が必要なタイミングでしっかりと電気を流してやれる、という点です。
車で言えば、始動する時に使うスターターやオーディオ機器が多くの電気を必要とします。そこでバッテリーの電力が足りず、しっかりと電気が流せないとこれらの機能を満足に活かすことができません・・・。しかしドライバッテリーなら普通のウェットバッテリーと比較して、一度に流せる電気が大きくなるので大きなスターターや増設したオーディオ機器にも対応することができます。
安全性の高さ
「バッテリーを傾けてはいけない」という話を聞いたことはありませんか?一般的なバッテリーは、中身が電解液となっているので傾けることで中身が漏れ出してしまいます。この漏れ出した電解液が気化し、バッテリーから出た火花で爆発・・・というのが最悪のケースです。
しかしドライバッテリーでは中身が液状ではないので、万が一傾いても液漏れの危険性がありません!何気ない効果ですが、電気系は車で怖い部分の一つです。カスタム好きにとって、安全が確保できるというのは非常に嬉しいところです。
軽量化
ドライバッテリーの隠れたメリットが、軽量化です。見た目重視のカスタムをしている方にはあまりメリットにはならないかもしれませんが、走り重視の方には嬉しい効果ですよね。
流せる電力が大きいので、同じ電力供給性能でもウェットバッテリーよりも小さいサイズで車を動かせるというのが、軽量化に繋がる理由です。大きい車になればなるほど、バッテリーの重量は増えていくので軽量化の効果も大きくなりますよ。
前後バランスの調整
これも走り重視の方に嬉しいメリットです。ドライバッテリーは傾いても液漏れしない、というのは既にお話ししました。つまりこれは傾けてもOKということ。設置位置が非常に自由になります。
ショートするような置き方は勿論NGですが室内やトランクなど、設置位置を調整することで前後バランスの調整を目指せます。中身の気化もないので室内に置いても安心ですね。フロントヘビーで曲がらない・・・という車には効果大かもしれません。
ドライバッテリーの注意点
バッテリーを交換する際、普通はサイズと容量を合わせて選ぶので特に変更する点などはありません。ですが、軽量化を目的にしてドライバッテリーへ交換する場合、注意しなければならない点がいくつかあります。
ステー
バッテリーを車に固定している器具のことを、バッテリーのステーと呼びます。このステーは、純正のバッテリーサイズに合わせて作ってあるのでバッテリーのサイズが大きく変わるとステーも合わせる必要があります。ドライバッテリーで軽量化をするのであれば、一緒に新しいステーも用意しましょう。
容量
ドライバッテリーは電力が強いので小型化ができるのですが、容量自体は小さくなってしまうことも。容量が小さいバッテリーですと電圧が下がってエンジンが始動しない・・・ということも起きがちです。
ドライバッテリーは後述のように充電が面倒なので、使わない期間が長くなったり、頻繁に使わない時にはマイナス端子を外しておくなどして放電を防ぎましょう。
充電方法が特殊
ドライバッテリーは、内部構造がウェットバッテリーと異なることからウェットバッテリー用の充電器やブースターケーブルを使って他の車から救援してもらうことができません。
これは内部構造がウェットバッテリーと異なるためで、高性能である一方でドライバッテリーは熱に弱いです。ケースで断熱はしていますが、中身が高温になりすぎると壊れてしまいます。ウェットバッテリーと同じように電気を流してしまうと、温度に耐えきれなくなってしまいます。
ドライバッテリーの充電方法
では、ドライバッテリーの充電はどのように行えばいいのでしょうか。ドライバッテリーの充電方法としては、専用の充電器を使うか、低い電力でじっくりと充電していく方法があるそうです。これはやはり高温になり、水素が発生するのを防ぐためなのですが、充電するドライバッテリーがどの程度の電力に耐えられるかがわかりません。安全のためにも、専用の充電器を使って充電してやりましょう。
メーカーによっては郵送での充電サービスも行っているそうですので、購入の際にはそこも検討してみると良さそうですね。
CARTUNEユーザーレビュー
OPTIMA
気になる音質の変化ですが、バッテリーを変えてホントに音質なんて良くなるのかな~❓と思いながらもE/G始動。 E/Gのかかりがめちゃくちゃ良いなっ❗❓笑 じゃなくて、音質の方ですがホントに実感出来るくらい変わるんですね~^^; これまで音量上げると必死に鳴らしてる感あったけど交換してから余裕を感じる❗❗ キツかった高音も更にクリアになりフォーカルの領域に近づいたように感じました(*ˊᗜˋ*)/ 変えて正解でしたね♪ S2000に乗るときが楽しみで仕方ないです(^^)v

KTS
重量は6.6kgとそこそこ軽量で、純正の46b24の約半分ほど ここが交換の一番の理由(ほんとはリチウムにしたかったがコスパを優先)
終わりに
いかがでしたでしょうか。中々使い所が難しいドライバッテリーですが、走り重視の車やオーディオにこだわりのある車には是非装着しておきたいパーツの一つです。
走りもオーディオも、車のカスタムでは醍醐味ですよね!CARTUNEには気合の入ったカスタムカーをお持ちのユーザーさんがたくさん!アプリをインストールして、カスタムカーの世界を覗いてみませんか?車好きコミュニティ『CARTUNE』には、車の投稿がたくさん!あなたもアプリをインストールして参加しましょう!