2024年07月20日 (更新:2024年08月19日)
CX-5 KF型のダウンサスを紹介!スタイルと走行性能を両立できるダウンサスでお手軽ローダウン!
CX-5はダウンサスで、車高を手軽に落としてスタイリッシュな外観と優れた操縦安定性を実現出来ます。見た目も走りもアップデート出来るお手軽カスタムで自分だけのCX-5を目指してください。
ダウンサスとは?
車高を低くする方法で代表的なカスタムパーツは車高調整式サスペンション、いわゆる車高調ですが価格が高めで中々手が出にくいというのが実情です。そこで安価に車高を下げる方法の一つがダウンサスの導入です。ダウンサスは純正のサスペンションのスプリングの部分のみを交換する事で車高を下げることができるカスタムパーツです。
しかし安価でローダウンできるとは言え、やはりデメリットもありますので、ダウンサスと車高調の違い等も確認していきましょう!
ダウンサスと車高調の違い
ダウンサスはサスペンションのスプリングのみを交換しますが、車高調はサスペンション全体を交換します。そのため、ダウンサスは比較的安価で購入できます。取付作業に関しては、どちらの場合でもサスペンションの取り外しが必要であり、スプリングの交換があるかどうかで大きな違いはありません。
価格 | 車高の変更 | 取付難易度 | |
---|---|---|---|
ダウンサス | ◯ | ✕ | △ |
車高調 | ✕ | ◯ |
上記の理由から、次のような条件に当てはまる方にはダウンサスが適していると思われます。
- 大幅なローダウンをしない。
- 車高の下げ幅があらかじめ決まっている。
- 車高の変更をする予定がない。
ダウンサス装着でのメリットとデメリット
ダウンサス装着でのメリット
操縦安定性の向上:ダウンサス装着により車高が下がり車の重心が低くなります。そのためコーナリング時の安定性やハンドリングが向上し、スポーツ走行や高速走行時に操縦性が向上します。
見た目での向上:車高が低くなることでタイヤとタイヤハウスのクリアランスを少なくなり、スタイリッシュでスポーティな見た目にする事が出来ます。
ダウンサス装着でのデメリット
乗り心地の悪化:車高を低くするためにはスプリングを短く硬いものを装着しますが、乗り心地が悪化することがあります。また段差等ではスプリングが短くなることから車体が底付きする場合もあります。
車検不適合のリスク:車高を下げすぎると法定基準となる最低地上高9cmを満たさず、車検に通らなくなることがあります。
タイヤの摩耗増加:サスペンションの変更によりタイヤのキャンバー角が変わり、タイヤの摩耗が偏ることがあります。これによりタイヤの寿命が短くなる場合があります。
ダウンサスの選び方のポイント
ダウンサスを選ぶ際のポイントは主に2つになります。
- ダウン幅:ダウンサスを装着することで下がる車高の数値
- バネレート:バネの硬さを表す数値で数値が高いほど固く、低いほど柔らかいバネとなります。
ダウン幅の選び方
ダウンサスは各メーカーからダウン量により複数の製品がリリースされており、おおよそ3段階に分けられています。
- ノーマル:1cm程度の下げ幅でバネレートを上げ硬い足回りにしたい場合などにおすすめ
- ロー:2~4cm程度の下げ幅で車高をさげる事が出来る分、少し硬めのバネとなり乗り心地とローダウンのバランスを考慮したダウンサス
- スーパーロー:4~6cmの程度の下げ幅となりダウンサスでの限界値となります。乗り心地の悪化が避けられないため見た目と性能重視となります。
バネレートの選び方
バネレートは車種やグレードにより異なって来るため、明確な数値は製品により異なります。また同じ車種向けではメーカーにより設定も異なって来ますのでカタログ値で見た場合の考え方となります。
バネレート | 乗り心地 | ロール | 車高変化 |
---|---|---|---|
低い | 良い | 大きい | |
高い | 悪い | 少ない |
上記のようにそれぞれが相反するため用途や目的に応じてバネレートを選ぶことが重要です。スポーツ走行を重視する場合は高いバネレート、日常の快適性を重視する場合は低いバネレートを選ぶと良いでしょう。また、車両の重量や走行条件によって最適なバネレートが異なるため、用途に合わせた調整が求められます。
CX-5 KF型におすすめのダウンサス
それではCX-5におすすめとなるダウンサスを見ていきましょう!メーカーによっては複数の製品がラインナップされていますのでCARTUNEユーザーのレビューも参考に選んでみてください。
odula SPOLUX LOWDOWN SUS
ダウンサスとスタビリンク、スタビライザーを装着しました!odulaさんありがとうございました!🙏ちょうどいいダウン量! リア馴染むんでくるともう少し落ちるみたい、 スタビライザーのおかげか乗り心地も悪くなるどころが良くなってるかも笑
アイバッハ社製のodula特注モデルのダウンサスになります。通常のアイバッハ社製のローダウンサスでは、リアのバネレートが高く突き上げが大きいため程よくバランスを取りスポーツ性能も向上させたローダウンサスです。
フロントはハンドリング向上を狙いスプリングレートをアップ、 リアはノーマルよりスプリングレートを落とし、 自由長を稼ぐことにより、前後共に約35㎜のローダウンを可能にしています。
- 乗り心地:ミドル
- ダウン量:ロー
- パフォーマンス:ストリートスポーツ
詳細 | ダウン幅(mm) | バネレート(kg/mm) |
---|---|---|
フロント | 35~40㎜ | 3.262 |
リヤ | 35~40㎜ | 3.497 |
AutoExe ローダウンスプリング
AutoExeはマツダ直系のカスタムメーカーです。メーカー直系のポジションを生かしノーマルをダンパーの能力を最大限に生かした下げ幅とバネレートでバランス良いローダウンを実現してくれます。
- 乗り心地:ソフト
- ダウン量:ノーマル
- パフォーマンス:ストリート
詳細 | ダウン幅(mm) | バネレート(kg/mm) |
---|---|---|
フロント | 30 | 3.10 |
リヤ | 30 | 4.25 |
ESPELIR Super DOWNSUS
ESPELIR スーパーダウンサス取付 DIY作業思いの外大変でした🤖 少しかっこよくなり、乗り心地、突き上げ感も取り付け前と全くかわらないのが良かったです🚗 車高も欲をいえばもう少し下ってほしかった、、。 H30.9 KF5P 車高調が販売されてないのが残念です。 でもまあ欲をいったらきりがないので、満足これからもたくさん走ってもらいます🦀🎉
ダウン量と乗り心地をバランス良く両立させた製品です。ベストなフォルムになる様に車高を設定し、乗り心地を決めるストローク量を正確に設計されている事が特徴です。ローダウンはしっかりされていて、乗り心地も大きく損ないたくない、そういったスタイルと実用性の両立を求めている方が選ばれると満足度が高いでしょう。
- 乗り心地:ソフト
- ダウン量:ロー
- パフォーマンス:ストリート
詳細 | ダウン幅(mm) | バネレート(kg/mm) |
---|---|---|
フロント | 40~45 | 3.05 |
リヤ | 47~52 | 4.7 |
ESPELIR Super DOWNSUS Type-2
Super Downsusよりも更に大きなローダウンが可能です。大きく車高が下がりローフォルムな車高でキメる事ができるので、とにかく車高短!が好みな方が選ばれると良いでしょう。ただし、ストローク量が少なるなる事で、乗り心地の悪化はしてしまいます。乗り心地悪化の対策として「スーパーダウンサスラバー」という商品をラインナップしていますので、合わせて装着を検討しましょう。
- 乗り心地:ソフト
- ダウン量:スーパーロー
- パフォーマンス:ストリート
詳細 | ダウン幅(mm) | バネレート(kg/mm) |
---|---|---|
フロント | 55~60 | 3.05 |
リヤ | 60~65 | 4.5 |
TANABE SUSTEC NF210
「ローダウン=硬い」という従来の考えを覆し、快適な乗り心地を維持しながらスタイリッシュなローダウンを実現するローダウンスプリングです。約30〜40mmのローダウンが可能でありながら、バネレートを10%未満に抑えることで、優れた乗り心地を実現。素材と製造方法にこだわった高耐久設計はコンフォートな乗り心地を長く継続してくれます。乗り心地を損なわず、見た目をカッコよくしたいオーナーに最適なローダウンスプリングです。
- 乗り心地:ミディアム
- ダウン量:ロー
- パフォーマンス:ストリートスポーツ
詳細 | ダウン幅(mm) | バネレート(kg/mm) |
---|---|---|
フロント | 25~35 | 2.9 |
リヤ | 35~45 | 3.6 |
RS-R Ti2000 HALF DOWN
Ti2000ハーフダウンはTi2000ダウンの約半分のダウン量でチタン配合の新素材で耐ヘタリ性高め、RS-R最高峰の性能を発揮。そして最高峰だからこそできる「ヘタリ永久保証」付きとなります。車高を下げるだけではなく、乗り心地も重視されておりお手軽なダウンサス・カスタムでも満足度の高い仕上がりを望む方におすすめです。
- 乗り心地:ハード
- ダウン量:ロー
- パフォーマンス:スポーツ
詳細 | ダウン幅(mm) | バネレート(kg/mm) |
---|---|---|
フロント | 20~25 | 3.27 |
リヤ | 30~35 | 4.49 |
RS-R Ti2000 DOWN
Ti2000ダウンはチタン配合の新素材で耐ヘタリ性高め、RS-R最高峰の性能を発揮。そして最高峰だからこそできる「ヘタリ永久保証」付きとなります。車高を下げるだけではなく、乗り心地も重視されておりお手軽なダウンサス・カスタムでも満足度の高い仕上がりを望む方におすすめです。
- 乗り心地:ハード
- ダウン量:ロー
- パフォーマンス:スポーツ
詳細 | ダウン幅(mm) | バネレート(kg/mm) |
---|---|---|
フロント | 35~40 | 3.27 |
リヤ | 45~50 | 3.93 |
RS-R RS★R DOWN
RS★R DOWNはRS-RのベーシックスプリングでTi2000同等のテクノロジーを採用しつつ、より幅広くカスタムを楽しめるように求めやすい価格が魅力です。高品質の証として3年間/5万キロの保証をついており手軽にローダンカスタムを行いたいオーナーにおすすめのカスタムスプリングです。
- 乗り心地:ソフト
- ダウン量:ロー
- パフォーマンス:ストリート
詳細 | ダウン幅(mm) | バネレート(kg/mm) |
---|---|---|
フロント | 35~40 | 3.27 |
リヤ | 45~50 | 3.93 |
ダウンサスでローダウンカスタムをしよう!
CX-5用ダウンサスは、車高をスタイリッシュに落としつつ、操縦安定性と走行性能を高めるための最適なカスタムパーツです。スタイリッシュなルックスとスポーティな走行フィール、カーブでの安定感や、走行中のグリップ力の向上により、毎日のドライブがさらに楽しくなるでしょう。
この機会に自分だけのCX-5を作り上げる第一歩として、ダウンサスをインストールして、エクステリアとパフォーマンスをバランスよくアップグレードしてみませんか?