2023年10月05日 (更新:2024年01月15日)
セレナのリコール一覧と対応方法を解説
あなたのセレナはリコール対応済み?セレナのリコール一覧と対応方法を詳しく解説。セレナのオーナーなら一度は確認しておきましょう!
自動車のリコールについて
リコール制度
自動車のリコール制度は規定されている保安基準に適合していない事が判明した場合や適合しなくなる可能性がある場合に、保安基準に適合させるために必要な修理や部品交換を行うことをいいます。
リコールの対策は有料?無料?
自動車メーカーがリコールを実施する際、それは車両に発生した欠陥や問題の修復を目的としています。そのため、その対策は車両の安全性と機能の確保を促進するための一環として無償で提供されます。
リコールの中には重大な事項が含まれる場合もありますのでなるべく早く対策を行ってもらうのがおすすめです。
リコールの確認方法
リコールに関しては重要で早期の対策が必要な場合もあるため、基本的にはメーカーや販売店などから電話やDMが来る場合がほとんどですが、住所変更などによりユーザーに届かない場合もあるので、自動車の購入方法別に確認してみましょう!
メーカー販売店で購入した場合
新車をディーラーで購入した場合やメーカー系の中古車販売店で購入した場合は、店舗側から電話やDMが来る場合が多いようです。この場合は店舗側の指示に従って動けば対策完了までスムーズに進められます。
中古車販売店で購入した場合
一般的な中古車販売点で購入した場合は電話連絡等はなく、車検証に記載の住所へメーカーからDMが届きます。そのため引っ越しを行ったが車検証の住所変更を行っていない場合などはDMが届いていない場合などがありますので注意が必要です。
中古車を購入して間もない時などは前オーナーが対策を実施してもらったか不明なため、車台番号で検索できるメーカーのウェブサイトで確認を行いましょう!
リコール対象だった場合の対応
リコールの対象であった場合は購入方法に関わらず、ディーラーにてリコールの対策を行ってもらえます。
❶ディーラーへ連絡
まずは、DMと車検証を準備して最寄りのディーラーへ連絡を行いましょう!リコールの案内があった旨を伝えれば直ぐに対応してくれます。
❷整備工場の予約
ディーラーへの連絡の際に施行日の予約を行いますが、大型のリコール等の場合は混雑や部品調達に時間がかかるなどの理由で数ヶ月先になることもあるため時間的に余裕のある時期に予約を行いましょう。
また、リコールの内容によっては自動車が預かりとなる場合もあり代車をお願いしたい所ですが、ディーラー側で代車が出る場合はあまり多くないようですので、ディーラーへの交通手段も確認をおすすめします!
❸対策の実施
対策は数十分で終わるものから数日かかるものまで様々。予約時にしっかりスケジュールを確認して対策を行ってもらいましょう!
ここまでリコールに関して確認してきましたので実際に自分のセレナがリコールに該当するかリコールを一覧にまとめていますので確認してください。
セレナC27型のリコール一覧10件
2023/7/14
走行中にモーターが停止し走行できなくなるおそれ
・不具合の概要
エンジンルームハーネスにおいて、開発時の検証不足によりハーネスの配策に不備があり、エンジン制御用コントロールユニット固定用ボルトの先端がハーネス保護材のスリット部に位置した場合、ハーネス保護材内側に入り込み、直接、電線配線と接触しているものが有ります。そのため、このまま使用を続けると、電気配線の被覆が損傷し、ボルトの先端が芯線に接触することで短絡し、最悪の場合、走行中にモーターが停止し走行できなくなるおそれがあります。
・対策
エンジン制御用コントロールユニット固定用ボルトの先端に樹脂キャップを装着。なお、当該ハーネス被覆が損傷していた場合は修理
車台番号 |
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HC27-000004 ~HC27-028930 |
HFC27-000019 ~HFC27-121077 |
ブローバイホースにおいて亀裂が発生しエンジンが始動せず、走行中にモーターが停止し、走行できなくなるおそれ
・不具合の概要
発電用エンジンのブローバイガスを吸気管に導くブローバイホースにおいて、開発時の評価が不十分なため、ホース表面の劣化を防止するプロテクタの寸法が不足しています。
このため、使用過程においてプロテクタで覆われていない部位のホース表面に亀裂が発生し、最悪の場合、エンジンが始動せず、走行中にモーターが停止し、走行できなくなるおそれがあります。
・対策
ブローバイホースを対策品(プロテクタ延長品)と交換
車台番号 |
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HC27-000004 ~HC27-026454 |
HFC27-000019 ~HFC27-103926 |
2022/6/30
ブレーキパイプが損傷し液漏れが発生することで制動距離が伸びるおそれ
・不具合の概要
ブレーキホースブラケットにおいて、ブレーキホースブラケットの車体への溶接作業が一部不適切なため、 ブラケットが外れ走行振動によりブレーキパイプが車体に干渉し異音が発生します。そのままの状態で使用を続けると、ブレーキパイプが損傷し液漏れが発生することで、 最悪の場合、ブレーキが1系統失陥し制動距離が伸びるおそれがあります。
・対策
ブレーキホースブラケットを確認し、溶接状態が不適切な場合は再度溶接を実施
車台番号 |
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GFNC27-044101 ~GFNC27-044743 |
GNC27-032751 ~GNC27-033141 |
2022/4/14
制御プログラムが不適切なため走行不能となるおそれ
・不具合の概要
e-POWER車のビークルコントロールモジュールにおいて、制御プログラムが不適切なため、 特定の道路、かつ走行条件において発電用エンジンを始動する際、燃料が残っていても燃料切れと判定することがあります。そのため、出力をとめるフェールセーフ制御が作動し走行不能となるおそれがあります。
・対策
ビークルコントロールモジュールの制御プログラムを対策品に書き換え
車台番号 |
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HC27-015101 ~HC27-029800 |
HFC27-050102 ~HFC27-131069 |
2020/10/29
LED仕様のフォグランプの光軸が保安基準を満足していないおそれ
・不具合の概要
LED仕様のフォグランプにおいて、製造過程で搬送する際の荷姿設定が不適切なため、搬送時の衝撃によりレンズの位置がずれ、 光軸が保安基準を満足していないおそれがあります。
・対策
左右のLEDフォグランプを点検し、レンズの位置がずれている場合、良品に交換し、光軸調整
車台番号 |
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GC27-050103 ~GC27-053393 |
HC27-015101 ~HC27-016426 |
GFC27-180103 ~GFC27-190755 |
GNC27-020104 ~GNC27-021068 |
HFC27-050102 ~HFC27-062143 |
GFNC27-030101 ~GFNC27-031873 |
2020/10/22
前照灯において光軸が保安基準を満足していないおそれ
・不具合の概要
前照灯において、車両生産工場の光軸検査設備が正常に作動していない状態で検査、調整を行ったため、 光軸が保安基準を満足していないおそれがあります。
・対策
前照灯の光軸を点検し、調整が必要な場合は光軸調整
車台番号 |
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GC27-057035 ~GC27-057067 |
GFC27-199591 ~GFC27-199610 |
HC27-019044 ~HC27-019053 |
HFC27-075314 ~HFC27-075366 |
2018/7/26
駐車条件によっては駐車ブレーキを掛けていないと車両が動くおそれ
・不具合の概要
減速機の製造工程において、パーキングロック(Pレンジにした際に車輪を機械的に固定するもの)の作動確認検査方法が不適切なため、パーキングポールのシャフトが変形しているものがあります。そのため、Pレンジでパーキングロックが作動する際にパーキングポールとシャフトの摺動抵抗が高くなり、パーキングロックが作動せず、最悪の場合、駐車条件によっては駐車ブレーキを掛けていないと、車両が動くおそれがあります。
・対策
パーキングロックの作動確認を行い、作動不良があった場合は当該減速機を良品と交換。
車台番号 |
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HFC27-000101 ~HFC27-007427 |
HC27-000101 ~HC27-001303 |
2017/1/27
ABS機能が作動せず走行安定性が損なわれるおそれ
・不具合の概要
ABSアクチュエータ内ポンプにおいて、組付け設備の調節が不適切なため、組み付け時にポンプ内部のシールが破損したものがあります。そのため、ABS作動時のブレーキ液の吐出圧が不足するおそれがあり、最悪の場合、ABS機能が作動せず、走行安定性が損なわれるおそれがあります。
・対策
ABSアクチュエータの製造番号を確認し、対象の場合は良品と交換
車台番号 |
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GFC27-014000 ~GFC27-022822 |
GFNC27-002094 ~GFNC27-003899 |
GC27-005292 ~GC27-007787 |
GNC27-001035 ~GNC27-001856 |
C27-000754 ~C27-001218 |
2016/9/16
アイドリングストップから再始動できなくなり発電機が焼損するおそれ
・不具合の概要
アイドリングストップ付き車のスターター機能付き発電機において、電気回路の耐性が不足しているため、アイドリングストップから再始動する際の高い電流で内部部品が損傷することがあります。そのため、回路がショートし、アイドリングストップから再始動できなくなり、最悪の場合、回路のショートで発熱し、発電機が焼損するおそれがあります。
・対策
発電機を対策品と交換
車台番号 |
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GFC27-000118 ~GFC27-005747 |
GFNC27-000323 ~GFNC27-001113 |
GC27-000110 ~GC27-003298 |
GNC27-000101 ~GNC27-000581 |
2016/9/7
アイドリングストップから再始動できなくなり発電機が焼損するおそれ
・不具合の概要
アイドリングストップ付き車のスターター機能付き発電機において、電気回路の耐性が不足しているため、アイドリングストップから再始動する際の高い電流で内部部品が損傷することがあります。そのため、回路がショートし、アイドリングストップから再始動できなくなり、最悪の場合、回路のショートで発熱し、発電機が焼損するおそれがあります。
・対策
発電機を対策品と交換。
セレナC26型のリコール一覧13件
2023/9/28
プーリーが空転して発電不良となりエンジンが停止または火災に至るおそれ
・不具合の概要
アイドリングストップ機能無し車のオルタネータ(発電機)において、プーリーの内部機構(ワンウェイクラッチ)に封入されているグリスの耐熱性能が不足していたため、使用過程でグリスが熱劣化しプーリーのワンウェイクラッチが摩耗することで破損することがあります。そのため、異音の発生や充電警告灯が点灯し、そのまま使用を続けるとプーリーが空転して発電不良となりエンジンが停止するおそれがあります。また、空転したプーリーが摩擦熱により高温になった状態でシャフトから抜けて、エンジンルーム内に脱落し周辺部品の可燃物に接触すると、最悪の場合、火災に至るおそれがあります。
・対策
発電機を対策品に交換
車台番号 |
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C26-000006 ~C26-087786 |
NC26-000001 ~NC26-028661 |
FC26-005738 ~FC26-024769 |
FNC26-001078 ~FNC26-004136 |
FPC26-000001 ~FPC26-054164 |
FNPC26-000001 ~FNPC26-050981 |
2023/1/27
ECOモータが故障しエンジンが停止するおそれ
・不具合の概要
アイドリングストップ付スマートシンプルハイブリッド仕様車のECOモータにおいて、内部ベアリングのシール仕様が不適切なため、シール性能が不足し異物が侵入するとベアリングが破損し異音が発生することがあります。そのまま継続して使用した場合、ECOモータが故障しエンジンが停止するおそれがあります。
・対策
ECOモータを対策品に交換
車台番号 |
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HC26-000001 ~HC26-134661 |
HFC26-000005 ~HFC26-311902 |
ECOモータにおいて火災にいたるおそれ
・不具合の概要
アイドリングストップ付車のECOモータにおいて、内部ベアリングのシール仕様が不適切なため、シール性能が不足し異物が侵入するとベアリングが破損し異音が発生することがあります。そのまま継続して使用した場合、ECOモータが故障しエンジンが停止するおそれがあります。万が一、周辺部品に整備時等でこぼれたエンジンオイル等の可燃物がある場合、ECOモータ故障に伴う熱風と火花が開口部から吐出し周辺部品が焼損することがあり、最悪の場合、火災にいたるおそれがあります。
・対策
COモータを対策品に交換
車台番号 |
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FC26-000001 ~FC26-086596 |
FNC26-000001 ~FNC26-040748 |
NC26-000003 ~NC26-028668 |
C26-000007 ~C26-047068 |
2020/7/2
スチールベルトが破損し走行不能に至るおそれ
・不具合の概要
無段変速機(CVT)において、制御プログラムが不適切なため、変速機構であるスチールベルトに傷がつくものがあり、 そのままの状態で使用を続けると、最悪の場合、スチールベルトが破損し走行不能に至るおそれがあります。
・対策
CVTのコントロールユニットを対策プログラムに書き換え。 また、CVTコントロールユニットの故障履歴を確認し、当該不具合に至る履歴を確認した場合は、CVT本体を交換。
車台番号 |
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HC26-060101 ~HC26-090881 |
HFC26-100001 ~HFC26-187699 |
2019/6/27
電源分配器の基板において車両火災に至るおそれ
・不具合の概要
電源分配器の基板において、製造設備の管理が不適切なため、不要な半田が付着した状態で防湿材がコーティングされたものがあり、使用過程においてコーティングに亀裂が発生することがあります。 そのため、高湿環境下において電極間の微細な導通が発生して電極成分が移動し、短絡回路が形成されると、短絡電流の発熱によって、最悪の場合、車両火災に至るおそれがあります。
・対策
電源分配器を確認し、対象部番の部品は対策品と交換
車台番号 |
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FC26-000030 ~FC26-086596 |
FNC26-000011 ~FNC26-040748 |
FPC26-000001 ~FPC26-054164 |
FNPC26-000001 ~FNPC26-050981 |
C26-000027 ~C26-087786 |
NC26-000012 ~NC26-028668 |
2017/12/14
電源分配器の基板において車両火災に至るおそれ
・不具合の概要
電源分配器の基板において、回路基板の製造時に不要な半田が付着した状態で防湿材がコーティングされたものがあり、使用過程においてコーティングに亀裂が発生することがあります。 そのため、高湿環境下において電極間の微細な導通が発生して電極成分が移動し、短絡回路が形成されると、短絡電流の発熱によって、最悪の場合、車両火災に至るおそれがあります。
・対策
電源分配器を良品と交換
車台番号 |
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FC26-000001 ~FC26-086596 |
FNC26-000001 ~FNC26-030004 |
C26-000001 ~C26-080004 |
NC26-000001 ~NC26-020006 |
2016/4/14
バックドアのガス封入式ステーにおいて破損のおそれ
・不具合の概要
バックドアのガス封入式ステーにおいて、外筒のエンドキャップ部の塗装が不適切なため、早期に腐食するものがあります。そのため、そのままの状態で使用を続けると、腐食が進行し、封入されたガスにより外筒が破損して、当該ステーが車体の外に飛び出し、路上に落下して交通の妨げになるおそれがあります。また、バックドアを開く際に当該ステーが破損すると、周囲の人が負傷するおそれがあります。
・対策
ガス封入式ステーを対策品と交換
車台番号 |
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HFC26-000001 ~HFC26-295530 |
HC26-000001 ~HC26-129691 |
FC26-000001 ~FC26-086596 |
FNC26-000001 ~FNC26-039016 |
C26-000001 ~C26-086326 |
NC26-000001 ~NC26-027166 |
FPC26-000001 ~FPC26-052692 |
FNPC26-000001 ~FNPC26-050471 |
2015/7/2
エンジン制御コンピュータにおいて、プログラムが不適切なため走行安定性を損なうおそれ
・不具合の概要
アイドリングストップ無車のエンジン制御コンピュータにおいて、プログラムが不適切なため、横滑り防止装置の作動時に、エンジン出力が抑制されません。そのため、ブレーキ制動力調整による制御は行うものの、走行安定性を損なうおそれがあります。
・対策
エンジン制御コンピュータを対策プログラムに修正
車台番号 |
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C26-080003 ~C26-084063 |
NC26-020008 ~NC26-025262 |
2015/6/25
イモビライザアンテナの成形条件が不適切なためエンジンを停止、走行中にエンストするおそれ
・不具合の概要
プッシュエンジンスタータスイッチを組み付けるイモビライザアンテナの成形条件が不適切なため、熱収縮により、当該プッシュエンジンスタータスイッチとの隙間が狭くなり、摺動抵抗が増加したものがあります。そのため、そのまま使用を続けると、当該スイッチ操作時に押したまま戻らず、緊急停止操作と判定してエンジンを停止することがあり、最悪の場合、走行中にエンストするおそれがあります。
・対策
プッシュエンジンスタータスイッチの嵌合リブを削除してイモビライザアンテナとの隙間を確保するとともに、スイッチに防振材を貼付します。
車台番号 |
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HFC26-160406 ~HFC26-200019 |
HC26-083253 ~HC26-100010 |
FNC26-025070 ~FNC26-030004 |
NC26-014290 ~NC26-020006 |
2014/11/27
①燃料供給レールにおいて燃料が漏れるおそれ
・不具合の概要
エンジンの燃料供給レールに取り付けている燃料圧力センサの締付けが不適切なため、エンジンの振動等により締付けが緩むものがあります。そのため、燃料圧力センサの取付け部のねじを伝って燃料が漏れるおそれがあります。
・対策
燃料圧力センサを適正なトルクで増し締め。
②高圧燃料ポンプにおいて走行中にエンストするおそれ
・不具合の概要
全輪駆動車の高圧燃料ポンプにおいて、フィルタ部の 形状が不適切なため、燃料タンク内に水分が多い場合、極低温環境下における走行風の影響等 により燃料配管中の水分が凍結し、当該フィルタ部に氷が詰まることがあります。 そのため、燃料噴射量が減少し、エンジン回転が不安定となり、最悪の場合、走行中にエンスト するおそれがあります。
・対策
高圧燃料ポンプを対策品と交換
車台番号 | 該当 |
---|---|
HFC26-000001 ~HFC26-211693 | ① |
HC26-000001 ~HC26-104374 | ① |
FC26-047383 ~FC26-086596 | ① |
FNC26-000001 ~FNC26-034476 | ①② |
C26-028747 ~C26-080514 | ① |
NC26-000001 ~NC26-023721 | ①② |
2013/10/31
高圧燃料ポンプにおいて走行中にエンストするおそれ
・不具合の概要
高圧燃料ポンプにおいて、ポンプカバーの形状が不適切なため、外気温が極めて低い場合に走行風の影響を受け、燃料中の水分がポンプ内のフィルタ部で氷結することがあります。 そのため、当該フィルタが詰まり、警告灯が点灯するとともにエンジンが不調となり、最悪の場合、走行中にエンストするおそれがあります。
・対策
ポンプカバーを対策品と交換するとともに、エンジン制御コンピュータのプログラムを修正。
2013/4/18
アイドリングストップ付車の発電機においてエンストして再始動できなくなるおそれ
・不具合の概要
アイドリングストップ付車の発電機において、プーリーの締付けが不適切なため、 当該プーリーが緩むことで異音が発生し、当該プーリーが脱落することがあります。そのため、当該発電機が発電しなくなり警告灯が点灯し、 そのまま使用を続けると、最悪の場合、エンストして再始動できなくなるおそれがあります。
・対策
発電機の製造番号を確認し、対象の場合は当該発電機を対策品と交換。
車台番号 |
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FC26-000001 ~FC26-061345 |
FNC26-000001 ~FNC26-020003 |
C26-000007 ~C26-035239 |
NC26-000003 ~NC26-005794 |
2012/2/23
エンジンの燃料供給レールにおいて燃料が漏れるおそれ
・不具合の概要
エンジンの燃料供給レールに取り付けている燃料圧力センサの締付けが不充分なため、エンジンの振動等により締付けが緩むものがあります。そのため、燃料圧力センサの取付け部のねじを伝って燃料が漏れるおそれがあります。
・対策
燃料圧力センサ取付け部の燃料漏れの有無を点検し、漏れのないものは当該センサを適正なトルクで増し締めし、漏れのあるものは取付け部のガスケットを新品に交換し、当該センサを適正なトルクで締付け。
車台番号 |
---|
FC26-000001 ~FC26-051356 |
FNC26-000001 ~FNC26-007294 |
C26-000001 ~C26-030521 |
NC26-000001 ~NC26-005099 |
セレナC25型のリコール一覧6件
2013/9/26
アクセルセンサにおいてエンストに至るおそれ
・不具合の概要
アクセルペダルの踏み込み量を検知するアクセルセンサにおいて、 アクセルペダルを横方向に押す力が働くような踏み方をした場合に、当該センサ内部の接点の接触力が不足して接触不良を起こすことがあります。 このため、当該センサ信号が出力不良となることで、フェールセーフ制御が作動してスロットルバルブ開度を制限し、加速不良となるおそれがあります。 また、フェールセーフ制御時の吸入空気量設定が不適切なため、スロットルバルブに汚れが堆積している場合に、アイドル回転付近での空気量が不足して、 エンストに至るおそれがあります。
・対策
アクセルペダル一式を対策品と交換するとともに、 エンジン制御コンピュータのプログラムを修正
2011/5/26
燃料タンクにおいて走行中にエンストし再始動できなくなるおそれ
・不具合の概要
燃料タンクにおいて、燃料タンクと燃料揺動抑止板(バッフルプレート)の溶接部の耐久性が不足しているため、燃料揺動の繰返しにより亀裂が発生するものがあります。そのため、そのままの状態で使用を続けると、亀裂が進行して折損し、発進時または停止時等の燃料の揺動により異音が発生するおそれがあり、最悪の場合、
①前輪駆動車において、バッフルプレートが燃料ポンプの電源端子に接触してヒューズが切れ、燃料ポンプが停止し、走行中にエンストし再始動できなくなるおそれがあります。
②全輪駆動車において、バッフルプレートが脱落して燃料タンク内部の燃料残量測定器に干渉し、燃料計が正しく作動せず、燃料が無くなったことに気付かず、走行中にエンストし再始動できなくなるおそれがあります。
・対策
前輪駆動車は、当該燃料ポンプにカバーを追加。
全輪駆動車は、当該バッフルプレート補強板を追加。
車台番号 | 該当 |
---|---|
C25-000001 ~C25-320858 | ① |
NC25-000001 ~NC25-204161 | ② |
CC25-000001 ~CC25-170455 | ① |
CNC25-000001 ~CNC25-153654 | ① |
2011/5/26
スライドドアのステップにおいて切創するおそれ
・不具合の概要
スライドドアのステップにおいて、ステップ下のスライドドアロアローラ用開口部のパネル形状が不適切なため、清掃時等に当該開口部に手を入れるなどすると、パネル端部のバリにより切創するおそれがあります。
・対策
パネル端部のバリを修正
車台番号 |
---|
C25-000001 ~C25-127660 |
NC25-000001 ~NC25-056365 |
CC25-000001 ~CC25-000365 |
CNC25-000001 ~CNC25-000049 |
2010/10/28
リアコイルスプリングにてスプリングが外れるおそれ
・不具合の概要
リアコイルスプリング固定用ブラケットとサイドメンバの溶接が不適切なため、そのまま使用を続けると、当該溶接部が剥がれ、最悪の場合、当該スプリングが外れるおそれがあります。
・対策
ブラケットをサイドメンバーにねじで固定
車台番号 |
---|
C25-501275 ~C25-501792 |
CC25-383361 ~CC25-384381 |
2008/12/4
電気配線においてエンストし、再始動できなくなるおそれ
・不具合の概要
電気配線において、メインアース線とサブアース線の長さが不適切なものがあるため、エンジンの揺動により両アース線が断線してエンストし、再始動できなくなるおそれがあります。
・対策
全車両、メインアース線を対策品と交換するとともに、サブアース線の長さを確認して、短い場合には、良品と交換
C25-000001 ~C25-315857 |
NC25-000001 ~NC25-202412 |
CC25-000001 ~CC25-165379 |
CNC25-000001 ~CNC25-152401 |
2007/4/12
排気管が切損し脱落するおそれ
・不具合の概要
排気管溶接部の溶接材が不適切なため、当該溶接部が腐食するものがあります。そのため、そのまま使用を続けると、亀裂が発生するものがあり、溶接部の亀裂が進行して騒音が増大し、最悪の場合、排気管が切損し脱落するおそれがあります。
・対策
全車両、消音器及び排気管を対策品と交換
車台番号 |
---|
C25-000012 ~C25-138173 |
NC25-000018 ~NC25-058405 |
CC25-000020 ~CC25-006853 |
CNC25-000008 ~CNC25-001096 |
セレナC24型のリコール一覧3件
2009/12/3
スピードメータ内の基盤の材質が不適切なため走行中にエンストし再始動できなくなるおそれ
・不具合の概要
スピードメータ内の基盤の材質が不適切なため、計器内の夜間照明の熱により当該基板が熱膨張を繰り返し、燃料計回路が断線することがあります。そのため、燃料計の指示値が高くなり、燃料が無くなったことに気付かず、最悪の場合、走行中にエンストし再始動できなくなるおそれがあります。
・対策
全車両、当該燃料計回路に補助回路を追加
車台番号 |
---|
TC24-100010 ~TC24-178941 |
TNC24-200006 ~TNC24-219680 |
RC24-300009 ~RC24-305662 |
2008/3/31
燃料タンクにおいて給油時に燃料が漏れるおそれ
・不具合の概要
燃料タンクに給油するパイプと取付金具の接合部に、塗装がされていないものがあるため、当該パイプが錆びることがあります。そのため、そのままの状態で使用を続けると、錆が進行し、パイプに穴があき、最悪の場合、給油時に燃料が漏れるおそれがあります。
・対策
全車両、当該パイプを対策品と交換します。
車台番号 |
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PC24-000101 ~PC24-225902 |
PNC24-000101 ~PNC24-207762 |
TC24-100001 ~TC24-331612 |
TNC24-200001 ~TNC24-406560 |
RC24-300001 ~RC24-500795 |
VC24-000101 ~VC24-200569 |
VNC24-000101 ~VNC24-200532 |
2007/3/9
走行中にかじ取り装置の施錠装置が作動して、操舵できなくなるおそれ
・不具合の概要
施錠装置において、キーシリンダーキャップ固定ピンの圧入が不適切なものがあるため、ピンが抜けてキャップが外れるものがあります。そのため、そのまま使用を続けると、キーシリンダー内部の部品が抜け出し、最悪の場合、走行中にかじ取り装置の施錠装置が作動して、操舵できなくなるおそれがあります。
・対策
全車両、キーシリンダーの当該部位を点検し、キャップ固定用ピンが浮き出しているものはキーシリンダーを良品と交換。なお、異常のないものについては、当該部位にピン抜け防止用リングを取り付け。
車台番号 |
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PC24-118110 ~PC24-118523 |
PNC24-104801 ~PNC24-104907 |
VC24-100792 ~VC24-100803 |
VNC24-100646 ~VNC24-100650 |
リコール対応は早めがおすすめ!
ある日突然知ることになるリコールはオーナーとしては欲しくないお知らせですが、安全に乗り続けれるためにはなるべく早く対策を行ってもらう必要があります。この記事ではリコールを知ってから実施までも含め解説してきましたので、リコールについて初めて知った方などはこれを機会に是非一度調べる事をおすすめします。
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