2023年12月18日
プラドとの出会いでライフスタイルまで変化!自身で手を加えたこだわりの相棒【第3回 権現堂公園プラドMT】
第3回 権現堂公園プラドMTで発見した個性溢れるランドクルーザープラド。”全く飽きない車”と話すオーナーこだわりの愛車ご紹介します。
愛車&オーナー情報
- 車種:トヨタ ランドクルーザープラド TX TRJ150
- 年式:2019年(平成31年)
- 走行距離:-km
- ボディカラー:070 ホワイトパールクリスタルシャイン
- オーナー:prado27
- 所有年数:5年7ヶ月
自分で手を動かして楽しむ
各部の塗装やバンパーカットなど、カスタムは色々と自分でやっていることが多いです。比較的なんでも”できるんじゃないかな”って。途中途中で苦戦しながらも過程を楽しんでいますし、それでできあがった時の達成感はなんとも言えません!
そう話してくれたのは今回取材に対応してくれたprado27さん。”なるべく人と被らない”プラドにするため、ご自身で手を動かすことも多いそうだ。通勤からキャンプ、そして今回のようなオフ会までオールマイティに楽しめるこだわりのプラドをご紹介したい。
純正のスタイルを生かした外装周りは、実は細かい部分まで手が込んでいる。
フロントバンパーにはバンパーカットが施されていたり、バンパーの開口部にはライトバーが見事に埋め込まれている。もちろんバンパーカットはご自身によるDIY作業だ。バンパー自体はスムーズにカットできたものの、後付けのオーバーフェンダーはFRP製のため少々手間がかかったそうだが、見事に綺麗なラインでカットされている。
リフトアップした車体の腹下に見えるフロントアンダーガードもワイルドな雰囲気をアピールしている。また、バンパーの下側をチッピング塗装でブラックアウトすることで、視覚的にもさらに車高が高く見えるよう工夫が施されていた。
他の人が履いているRAZRのパターンを見て、どうしてもマキシスを履かせたいと思ってコレにしました。パターンのおかげでサイズ以上に大きく見えますし、305というサイズもコレくらいしかないんです。
そう話してくれたように、タイヤもこだわり抜いて選んだアイテムの1つだ。改めてタイヤをご紹介すると、銘柄はMAXXIS RAZR MT。サイズは305/70R17と外径864mmの超大径サイズだ。しかしながらこのサイズにたどり着くまではなかなか長い道のりだったそうで、最初は265/70からスタートし、続いて275/70、285/70と徐々に大きくなって今の305に落ち着いたそう。
もちろん純正のプラドでは簡単に履けるサイズではなく、先ほどご紹介したバンパーカットの他、インナーをカットしたりホットガンで押し込んだりと各所に作業が必要。またオーバーフェンダーも装着しなければハミタイとなってしまう。prado27さんはこの状態でしっかりと公認を取得しており、車検もそのままOKだ。
組み合わせるホイールはSCS F5。8.5J-10というサイズだがそれ以上に奥行きがあるように感じられるシンプルなデザインが特徴だ。洗いやすさも選んだポイントの1つだそうで、カラーは黒と迷った中でなるべく履いている人が少ないガンメタにしたそうだ。
マフラーはガナドール製。中間パイプから交換するタイプであることがポイントだ。
リアのガーニッシュとエンブレムは当初ブラックにしていたそうだが、後にブラックエディションなどが登場して純正でも黒が存在するようになり、それならばとボディ色のホワイトパールへ自家塗装。仕上げに黒のカッティングステッカーを貼り付けて改めてオリジナルの仕様が完成した。
ルーフラックはキャンプでも活躍し、見た目もかっこいい一石二鳥のアイテム。ラックまで入れた全高は2m15cmと比較的どこでもいける高さではあるものの、ボックスを入れると2m40cmとなり立体駐車場はなかなか難しくなるが、高さ制限よりも風の抵抗で明らかに燃費が悪化する方が気になるようだ。
また、助手席側にはサイドオーニングが取り付けられており、これもキャンプを快適にしてくれるアイテムの1つ。設営は5分とかからないそうで、思わずふらっと出かけて使いたくなってしまいそうだ。
ライフスタイルも変化
今まではミニバンやスポーツカー、ビッグセダンなどあらゆる車種に乗ってきました。その中でも四駆には乗ったことがなく、今のプラドを購入したきっかけです。
プラドは飽きないですね。今までいろんな車に乗ってきましたが、ここまでライフスタイルが色々変わったのはプラドくらいです。今後も壊れない限りは乗り続けたいですし、妻にも最後の車だと話しています。
今まで様々な車を乗り継いでいて、そのほとんどが”車高を下げる”カスタムだったそう。段差をいちいち気にするのが嫌になってきて、車高を下げていること自体に疲れてしまったとか。そして唯一乗っていなかった四駆系への乗り換えを決め、プラドと出会ったそうだ。
そして何より、プラドに乗り換えてからキャンプを始めたり、オフ会では幅広い年齢層のプラドオーナーとコミュニケーションが生まれたりするなど、ライフスタイルまで大きく変化したそうだ。
取材でお話を伺う中で、「壊れない限り乗り続けたい」、「ご自身で最後の車」という言葉が非常に印象的だった。それほど乗りたいと思える車に出会える経験はなかなかできないのではないだろうか。
5年以上経っていることもあり、今後はホイールを交換して見た目の雰囲気を変えたいそうだ。これからも適度にモディファイを楽しみつつ、prado27さんとランドクルーザープラドとのカーライフはまだまだ続いていきそうだ。
スペック表
ホイール
- SCS F5
- 17x8.5J-10
タイヤ
- MAXXIS RAZR MT
- 305/70R17
外装
- エルフォードオーバーフェンダー
- TJM エアインテークシュノーケル
内装
- ランドリックスマホホルダー
- ランドリックドリンクホルダー
- Aピラーモニター埋め込み
オーディオ
- アルパインヘッドユニット
- アルパインスピーカー
足回り
- モトレージサスペンション
- 3インチアップコイル
- DIXCELブレーキパッド
- DIXCELスリットローター
吸排気
- ガナドールマフラー
- ZERO1000&ロジャムインテークキット
ギャラリー
(photo:CARTUNE運営 Hiroki)