セレナでオフスタイル!子育てキャンパーが導き出した最適解【オフスタイルミーティング】 | CARTUNEマガジン
セレナでオフスタイル!子育てキャンパーが導き出した最適解【オフスタイルミーティング】

2023年10月19日

セレナでオフスタイル!子育てキャンパーが導き出した最適解【オフスタイルミーティング】

オフスタイルミーティングで発見したミニバンオフカスタム。家族と快適にキャンプをたのしむために仕上げられたC27セレナを取材しました。

愛車&オーナー情報

  • 車種:日産 セレナ ハイウェイスター Vセレクション
  • 年式:2018年(平成30年)
  • 走行距離:70,000km
  • ボディカラー:ベージュ&マットブラック(ルーフ:ブラック)
  • オーナー:吉山田山吉
  • 所有年数:2ヶ月

CX-8からの乗り換え

ハイウェイスターを色変えという珍スタイル

オフスタイルに仕上げられたツートンカラーのC27セレナハイウェイスター。ランクルやハマー、ジムニーなどがひしめくなか、ひときわ目をひく存在だ。オーナーの吉山田山吉さんは子供が増えたタイミングでマツダCX-8から乗り換えたという。

安心して乗れる先進装備が魅力

3人目の子供ができ、ラゲッジスペースなどを考慮すると家族でのキャンプが難しく感じたので乗り換えました。妻も運転するので、車格が大きすぎず、なおかつ装備が充実していることがマストだったんです。

C27セレナのハイウェイスターには、ProPILOTやエマージェンシーブレーキといった先進装備のほか、ハンズフリーオートスライドドアなどの便利機能が充実。維持費や積載性も考慮するとファミリーにはベストな選択だ。しかし、キャンパーにとっては少々物足りないところも…。

ミニバンにはおもしろい色がない

キャンプギアとの相性は抜群

ミニバンの色って白や黒、シルバーとかで、なんだか面白くないんです。だからはじめから塗ってやろうって決めてました。

あらゆる装備や機能がそなわる高性能ミニバンでも、ボディカラーまではキャンパーの心をつかみきれなかったようだ。ミニバンは無難なカラー設定がほとんどで、装備が充実している上級グレードならなおさら。吉山田山吉さんは、ホワイトパール&ダイヤモンドブラックのツートンを塗り替えを前提として購入した。

圧を感じない自然な色合いを目指した

霧に溶け込むカラーチョイス

色や塗り分けはめちゃくちゃ悩みました。街中やキャンプサイトでの雰囲気などを何度も想像し、あくまでも純正っぽくを目指しています。カーキやグレーなども考えたんですが、マットブラックとの組み合わせだと威圧感が出て悪目立ちしそうなので却下。メッキ類も全部塗ることにしました。

塗装屋さんからのアドバイスで、万が一のときに塗り直しが容易になるようボディカラーは既存のものから選択することに。最終的に70ランクルの4E9(ベージュ)に落ち着いた。

フロントおよびリアバンパー、ドアサイド、バックドアのガーニッシュまわりなどは、ハイウェイスターの仕様のままマットブラックに塗装。ルーフは純正のブラックをそのまま残し、ミニバン特有の間延びしがちなシルエットをうまく締めている。

カーボン調部分は汚れが付着すると手入れが難しくなるため、あえて未塗装のまま
メリハリを重視しリアのガーニッシュ類も全てブラックアウト
ルーフは純正のダイヤモンドブラックをあえて残す

社外パーツはタイヤのみ

セレナ純正のスチールホイールはオーナー自ら再塗装

唯一の社外パーツであるMUDSTARのRADIAL A/T(195/65R15)は、純正サイズでもオフスタイルの雰囲気マシマシ。

純正サイズよりも外径が大きいオフロードタイヤは迫力や走破性という面では魅力だが、スピードメーターに誤差が生じたり、各部との干渉や足回りの負担増などトータルのランコストが増える可能性も。純正サイズは車体にもお財布にもやさしい選択だ。

純正サイズでもしっかりオフテイスト

子育てキャンパーが導き出した最適解

ハーフバックドアはC27セレナの魅力のひとつ

家族でキャンプを楽しめるクルマを、できる限りコストを抑えて手に入れたかったという吉山田山吉さん。深謀遠慮から先進装備をそなえる快適で洒落たオフスタイルが導き出されたわけだが、これを求めているファミリーキャンパーはきっと多いことだろう。

純正のフォグもそのまま使える

ボディを塗るにもある程度のコストが必要だが、足回りの改造と同等以上にルックスを変化させられ、トラブルも少ない。昨今は低コストなラッピングという選択肢もある。

コールマンのエンブレムはオーナー自作。遊び心が光る

愛車を個性的なスタイルに仕上げたいという方は、吉山田山吉さんのオフスタイルセレナをぜひ参考にしてみてほしい。快適性をスポイルするしコストが…と思ってしまいがちだが、必ずしもそうではないことを教えてくれる一台だ。

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