2023年10月18日 (更新:2024年01月15日)
エスクァイアのリコール一覧と対応方法を解説
あなたのエスクァイアはリコール対応済み?エスクァイアのリコール一覧と対応方法を詳しく解説。エスクァイアのオーナーなら一度は確認しておきましょう!
自動車のリコールについて
リコール制度
自動車のリコール制度は規定されている保安基準に適合していない事が判明した場合や適合しなくなる可能性がある場合に、保安基準に適合させるために必要な修理や部品交換を行うことをいいます。
リコールの対策は有料?無料?
自動車メーカーがリコールを実施する際、それは車両に発生した欠陥や問題の修復を目的としています。そのため、その対策は車両の安全性と機能の確保を促進するための一環として無償で提供されます。
リコールの中には重大な事項が含まれる場合もありますのでなるべく早く対策を行ってもらうのがおすすめです。
リコールの確認方法
リコールに関しては重要で早期の対策が必要な場合もあるため、基本的にはメーカーや販売店などから電話やDMが来る場合がほとんどですが、住所変更などによりユーザーに届かない場合もあるので、自動車の購入方法別に確認してみましょう!
メーカー販売店で購入した場合
新車をディーラーで購入した場合やメーカー系の中古車販売店で購入した場合は、店舗側から電話やDMが来る場合が多いようです。この場合は店舗側の指示に従って動けば対策完了までスムーズに進められます。
中古車販売店で購入した場合
一般的な中古車販売点で購入した場合は電話連絡等はなく、車検証に記載の住所へメーカーからDMが届きます。そのため引っ越しを行ったが車検証の住所変更を行っていない場合などはDMが届いていない場合などがありますので注意が必要です。
中古車を購入して間もない時などは前オーナーが対策を実施してもらったか不明なため、車台番号で検索できるメーカーのウェブサイトで確認を行いましょう!
リコール対象だった場合の対応
リコールの対象であった場合は購入方法に関わらず、ディーラーにてリコールの対策を行ってもらえます。
❶ディーラーへ連絡
まずは、DMと車検証を準備して最寄りのディーラーへ連絡を行いましょう!リコールの案内があった旨を伝えれば直ぐに対応してくれます。
❷整備工場の予約
ディーラーへの連絡の際に施行日の予約を行いますが、大型のリコール等の場合は混雑や部品調達に時間がかかるなどの理由で数ヶ月先になることもあるため時間的に余裕のある時期に予約を行いましょう。
また、リコールの内容によっては自動車が預かりとなる場合もあり代車をお願いしたい所ですが、ディーラー側で代車が出る場合はあまり多くないようですので、ディーラーへの交通手段も確認をおすすめします!
❸対策の実施
対策は数十分で終わるものから数日かかるものまで様々。予約時にしっかりスケジュールを確認して対策を行ってもらいましょう!
ここまでリコールに関して確認してきましたので実際に自分のエスクァイアがリコールに該当するかリコールを一覧にまとめていますので確認してください。
エスクァイアのリコール一覧5件
2023/11/2
走行中エンストに至るおそれ
・不具合の概要
低圧燃料ポンプのインペラ(樹脂製羽根車)において、成形条件が不適切なため、樹脂密度が低くなって、燃料により膨潤して変形することがあります。そのため、インペラがポンプケースと接触して燃料ポンプが作動不良となり、最悪の場合、走行中エンストに至るおそれがあります。
・対策
低圧燃料ポンプを対策品と交換。
車台番号 |
---|
ZRR80-0342700~ ZRR80-0529115 |
ZRR85-0080343~ ZRR85-0125383 |
ZWR80-0369011~ ZWR80-0396430 |
ZRR80-0341990~ ZRR80-0529111 |
ZRR85-0080405~ ZRR85-0125384 |
ZWR80-0368121~ ZWR80-0396431 |
2021/6/1
一時的な動力損失が発生するおそれ
・不具合の概要
ハイブリッドシステムにおいて、電力変換モジュール制御基板の電気ノイズ耐性不足により、高電圧回路の電圧変動で発生する電気ノイズを電源制御回路が異常と誤検知し瞬間的に停止する場合があります。そのため、電源電圧が一瞬低下して、エンジン警告灯の点灯とともに、一時的な動力損失が発生するおそれがあります。
・対策
電力変換モジュールを点検し、対象となるものは対策品に交換。
車台番号 |
---|
ZWR80-0488443~ ZWR80-0497752 |
2020/10/28
走行中エンストに至るおそれ
・不具合の概要
低圧燃料ポンプのインペラ(樹脂製羽根車)において、成形条件が不適切なため、樹脂密度が低くなって、燃料により膨潤して変形することがあります。そのため、インペラがポンプケースと接触して燃料ポンプが作動不良となり、最悪の場合、走行中エンストに至るおそれがあります。
・対策
低圧燃料ポンプを対策品と交換。
車台番号 |
---|
ZRR80-0435898~ ZRR80-0485820 |
ZRR85-0103043~ ZRR85-0114857 |
ZWR80-0336543~ ZWR80-0369246 |
2020/3/4
走行中エンストに至るおそれ
・不具合の概要
低圧燃料ポンプのインペラ(樹脂製羽根車)において、成形条件が不適切なため、樹脂密度が低くなって、燃料により膨潤して変形することがあります。そのため、インペラがポンプケースと接触して燃料ポンプが作動不良となり、最悪の場合、走行中エンストに至るおそれがあります。
・対策
低圧燃料ポンプを対策品と交換。
車台番号 |
---|
ZRR80-0055660~ ZRR80-0087878 |
ZRR85-0014258~ ZRR85-0021827 |
2018/1/31
エアバッグが正常に作動できないおそれ
・不具合の概要
エアバッグ制御システムにおいて、(1)加速度センサまたは(2)圧力センサ内ICチップの製造条件が不適切なため、IC内部で断線することがあります。そのため、エアバッグ警告灯が点灯し、エアバッグが正常に作動できないおそれがあります。
・対策
各センサの製造番号を点検し、該当する場合は良品と交換。
車台番号 |
---|
ZRR80-0130226~ ZRR80-0171289 |
ZRR85-0032795~ ZRR85-0042689 |
ZWR80-0115927~ ZWR80-0155716 |
リコール対応は早めがおすすめ!
ある日突然知ることになるリコールはオーナーとしては欲しくないお知らせですが、安全に乗り続けれるためにはなるべく早く対策を行ってもらう必要があります。この記事ではリコールを知ってから実施までも含め解説してきましたので、リコールについて初めて知った方などはこれを機会に是非一度調べる事をおすすめします。
CARTUNEではリコールに関する投稿などもエスクァイアオーナーから寄せられていますのでオーナーの投稿も是非御覧ください。