【プロ監修】安くて信頼性の高い、おすすめのパンタジャッキ&シザースジャッキはコレ | CARTUNEマガジン
【プロ監修】安くて信頼性の高い、おすすめのパンタジャッキ&シザースジャッキはコレ

2022年02月23日 (更新:2024年03月13日)

【プロ監修】安くて信頼性の高い、おすすめのパンタジャッキ&シザースジャッキはコレ

タイヤ交換に必要なパンタジャッキ。今回はパンタジャッキの選び方とおすすめの人気パンタジャッキを紹介します。

ジャッキの種類と特徴

ガレージジャッキ・フロアジャッキ

b-typeさんのセレナC27型の画像
b-typeさんのセレナC27型の画像
引用元:b-typeさんの投稿

ガレージジャッキ(フロアジャッキ)は、頻繁にジャッキアップを行うシーンで使用されるジャッキです。大型かつ重量があるため持ち歩きは難しいですが、高いリフト量と最大荷重を備えており2輪同時にジャッキアップすることも可能です。ガレージジャッキは油圧を使用しており、レバーを上下に動かしてジャッキアップします。

パンタジャッキ・シザースジャッキ

はたっちさんのS660タイヤの画像
はたっちさんのS660タイヤの画像
引用元:はたっちさんの投稿

パンタジャッキ(シザースジャッキ)は、純正のジャッキとして車に標準装備されることが多く、主にタイヤ交換に使用するジャッキです。折りたたみ機構によって収納時のコンパクトさと必要十分なリフト量を兼ね備えており、構造が単純なため軽量なのもポイント。ほとんどのパンタジャッキでは、ジャッキアップは付属のレバーを回転させて行います(一部油圧アリ)。しかしこのレバーの操作にはある程度の力が必要。タイヤ交換など年に数回の作業なら我慢できますが、頻繁にジャッキアップしたい方には向きません。

今回はこのパンタジャッキについて詳しく解説します。

パンタジャッキの選び方

ルパン微香性さんのスバルその他ホイールの画像
ルパン微香性さんのスバルその他ホイールの画像
引用元:ルパン微香性さんの投稿

今回はパンタジャッキ(シザースジャッキ)の選び方を解説。選ぶときに注意すべきポイントは以下の4つです。

  • 最大荷重
  • 最低地上高
  • 最大リフト量
  • 油圧式のパンタジャッキ

パンタジャッキの最大荷重

ヒサっぺさんのアルト ターボRSの画像
ヒサっぺさんのアルト ターボRSの画像
引用元:ヒサっぺさんの投稿

最大荷重(荷重重量)とは、そのジャッキで持ち上げられる最大の重さを表しています。車検証で愛車の車両重量をチェックし、ジャッキの説明書に記載のある車両重量を超えていないことを確認しましょう。良く確認せずにジャッキアップすると、ジャッキが車の負荷に負けて歪んだり、ネジ部が壊れて車体が落ちてくるなどして大変危険です。

パンタジャッキの最低地上高

はたっちさんのS660タイヤの画像
はたっちさんのS660タイヤの画像
引用元:はたっちさんの投稿

最低地上高とは、ジャッキをもっとも下げた状態でのサドルの高さのことです。車高が低かったりエアロを装着している車は、ボディやシャシー下にパンタジャッキが入らないことがあります。愛車のボディやジャッキアップポイントの高さを測っておき、ボディや下回りに干渉しないジャッキを購入しましょう。低い車のために、サドルが低い低床タイプのジャッキも存在します。

パンタジャッキの最大地上高

りょういちさんのS1 ハッチバックの画像
りょういちさんのS1 ハッチバックの画像
引用元:りょういちさんの投稿

最大地上高とは、ジャッキをもっとも上げた状態でのサドルの高さのことです。パンタジャッキで持ち上げたあとタイヤを取り外しますが、最大リフト量が低いとタイヤが地面から離れず取り外せない可能性があります。

地面とジャッキアップポイントとの距離を測り、ジャッキアップ時にサスペンションが伸びたのちちゃんとタイヤが持ち上がるか確認しておきましょう。

油圧式のパンタジャッキ

こoうさんのRX-8SE3Pの画像
こoうさんのRX-8SE3Pの画像
引用元:こoうさんの投稿

パンタジャッキはレバーを回して操作する手動式がほとんどですが、中には油圧式も存在します。ガレージジャッキのような大型なものは必要ないが、ラクにタイヤ交換したいという方には油圧式のパンタジャッキがおすすめ。簡単に素早くジャッキアップが可能です。

おすすめの人気パンタジャッキ

パンタジャッキの中には短期間でねじ切れたりフレームが曲がるなどするような危険な商品もあるため、購入には注意が必要です。今回は実際に使用したCARTUNEユーザーの投稿やレビューを参考に、これならオススメできるという商品を3つチョイスしました。

ツウテン パンタグラフジャッキ ハンドルセット PJ 1400

ツウテン パンタグラフジャッキ 最大耐荷重1400kg PJ-1400

オーソドックスな手動パンタジャッキのおすすめはコレ。最大荷重は1.4トンで1輪のみのジャッキアップであればほとんどの車種をカバーします。サドルの最低地上高は85mm、最高地上高は380mmとリフト量が大きくSUVにも使用可能。リーチが長く回しやすいハンドルが付属しており、女性でも操作できる手動式パンタジャッキといえます。

バル(BAL) ジャッキ オイルパンタグラフジャッキ 1トン

大橋産業 BAL 1377 オイルパンタグラフジャッキ 【過荷重を防ぐオーバーロードバルブ付き】 【最大荷重1t(1トン)まで】

手動式は疲れるからイヤ!という方におすすめなのが国内メーカー、BAL製の高品質油圧パンタジャッキ。最大荷重は1トン、サドルの最低地上高は140mm、最高地上高は380mmと

たいていのコンパクトカーやミニバンに使用できます。価格も手動式に数千円上乗せするレベルで、専用の収納ケースが付属するため持ち運びも可能。日頃のタイヤ交換だけでなく、パンク時の緊急用として車載しておいても良さそうです。

マサダ製作所 シザーズジャッキ 1,000kg DPJ-1000DX

マサダ製作所のシザーズジャッキは、頻繁にタイヤ交換を行ったり、所有台数が多い家庭に最適。1トンの最大荷重は他と大差ありませんが、最低地上高121mm、最高地上高381mmのサドルは油圧パンタジャッキとしては自由度が高め。付属のハンドルは伸縮式で、他の油圧式パンタジャッキよりもさらに軽い力で操作することができます。価格は少々高価ですが、非常に軽い操作力と持ち運び可能なコンパクトさを兼ね備えた優秀なパンタジャッキといえます。

パンタジャッキは油圧がおすすめ

ますのすしさんのマツダスピードアクセラBL3FWの画像
ますのすしさんのマツダスピードアクセラBL3FWの画像
引用元:ますのすしさんの投稿

パンタジャッキは車載のものを使ってしまいがちですが、一度油圧式をつかうともう手動式には戻れません。1万円以下で購入できる油圧ジャッキも増えてきているため、この機会に購入してみてはいかがでしょうか。

油圧パンタジャッキの中には、数回の使用で油漏れを起こして使えなくなってしまうものも散見されます。購入の際はレビューなども参考にし、ベストな選択ができるよう比較検討を行うようにしましょう。

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