2021年03月13日 (更新:2024年10月10日)
動物衝突と当て逃げにも適応!東京海上日動の車両保険がグレードアップ!
自己防衛にもつながる車両保険。今回、東京海上日動のエコノミープランの補償範囲が広がり、さらに便利になりました。
車好きから支持されている東京海上日動
事故やトラブル時の対応がしっかりしており、車好きからの支持が厚い東京海上日動の自動車保険。そんな東京海上日動の車両保険の内容が一部変更※となり、補償範囲が広くなりました。
※エコノミー、2021年4月以降契約分が対象
車両保険には複数のプランがある
ここで、まず車両保険についての基礎知識です。通常車両保険には複数のプランがあり、それぞれで補償範囲が異なります。東京海上日動の車両保険では、一般条件と車対車+A(通称:エコノミー)の2つのプランが用意されています。
各プランの補償範囲の違い
一般条件 | エコノミー | |
---|---|---|
ガードレール・電柱・自転車に衝突 | ○ | × |
当て逃げ | ○ | ○ (2021年4月以降契約分) |
車庫入れに失敗 | ○ | × |
墜落・転覆 | ○ | × |
お車同士の衝突 | ○ | |
二輪自動車・原動機付自転車との衝突 | ○ | |
動物との衝突 | ○ | ○ (2021年4月以降契約分) |
火災・爆発 | ○ | |
盗難 | ○ | |
いたずら・落書・窓ガラス破損 | ○ | |
飛来中・落下中の他物との衝突 | ○ | |
台風・たつ巻・洪水・高潮 | ○ | |
地震・噴火・津波 | × |
一般条件とエコノミーのプランの最も大きな違いは、自損事故が補償されるかという点。一般条件のプランでは、壁やガードレール、電柱、縁石など、ドライバーのミスで対物事故を起こしても補償されるのに対し、エコノミープランでは相手が車の場合のみ補償されるようになっています。
エコノミープランに動物衝突と当て逃げが追加
今回補償範囲が広がったのは、下位プランに当たるエコノミー。2021年4月以降契約分から、動物との衝突と当て逃げによる被害も補償されるようになります。動物との衝突では、生きている動物との衝突だけでなく、死体を踏んでしまった場合も適応されるとのことです。
これにより一般条件とエコノミーの違いは、ガードレールなどとの衝突や車庫入れ失敗などの対物自損事故と、墜落・転覆での被害の補償有無のみとなります。
エコノミープランはどんな人に向いているのか
東京海上日動の車両保険で下位プランにあたる一般条件。自損事故が補償されないエコノミープランがオススメなのは次のようなドライバーです。
運転歴が長くゆっくり走る人
運転歴が長く無事故かつ安全運転だが、当て逃げなどの外的要因による被害を防ぎたいという方はエコノミーがオススメです。自損事故が補償されない分、割安で安心を手に入れることができます。
頻繁に山道を走る人
鹿やタヌキ、イノシシとの衝突事故が多い山間部をよく走行する方にもオススメです。鹿などの野生動物とぶつかると30万円以上の修理費が発生することが多く、状況によっては廃車も考えられます。日常の足である車が突然ダメになっても対処できるよう車両保険に加入しておきましょう。
動物との衝突による被害や対策は、こちらの記事を参考にしてください。
当て逃げが怖い人
飲酒運転や煽り運転などの当て逃げ被害を防ぎたい方にもオススメです。当て逃げの場合、犯人が特定できない場合は泣き寝入りとなってしまいます。大切な愛車を傷つけられても綺麗に直せるよう、自己防衛の意味で加入しておきましょう。
一般条件プランはどんな人に向いているのか
東京海上日動の車両保険で上位プランにあたる一般条件。当て逃げや動物との衝突はもちろん、自損事故も補償される一般条件のプランがオススメなのは次のようなドライバーです。
ハイパワーな車に乗っている人
ハイパワーな車に乗っている人は一般条件プランがオススメです。ハイパワー車はいくら注意して運転していても不安定になりがち。一般条件の車両保険に加入していれば、雨天時などに滑って車をぶつけてしまっても、保険で修理することが可能です。
よくぶつけてしまう人
縁石や電柱、塀などになどによくぶつけてしまったりする人は加入しておいたほうがいいでしょう。高額な修理費用が発生する自損事故でも、少ない負担で修理が可能です。
しかし、ぶつける回数が多い人はまず自身の運転技術を見直す必要があります。講習に通うなどして、他人に被害が及ぶ前に改善に努めましょう。それでも改善しない場合は運転を控えるべきです。
事故に関する悩みを払拭したい人
自損や外的要因による事故など、車の事故に関する悩みを払拭したい方は一般条件への加入がオススメです。うっかりぶつけてしまった時や当て逃げを食らった時も修理することができるため、突然の出費を抑えることができます。
車両保険で自己防衛を
長年ドライバーを悩ませてきた動物との衝突や当て逃げが補償され、ますます便利になった東京海上日動の車両保険。不測の事故に備えるには非常に有効な策です。これを機にぜひ利用してみてください。