2020年12月04日
アジアンスタッドレスタイヤって実際どうなの?レビューや注意点を特集
アジアンスタッドレスタイヤは非常にお得な選択ですが、実際のグリップ力や注意点はあるのでしょうか??
アジアンスタッドレスタイヤの性能は向上している
アジアの新興タイヤメーカーが製造するタイヤをアジアンタイヤと呼びますが、近年はスタッドレスタイヤのラインナップも増えています。
性能は年々向上しており、国産と遜色ないと言われる製品も。値段も安価で、特に降雪の心配が少ない都心部などで選ばれることが増えています。
アジアンスタッドレスタイヤに関して知っておくべきこと
アジアンスタッドレスタイヤは安価で購入しやすいですが、次のようなことに注意しましょう。
タイヤを過信しない
流石アジアンタイヤ
食いつくには食いつくけど、ちょいちょい滑るので過信は出来ないかな?
雪道でタイヤを過信するのはNGですが、とくにアジアンスタッドレスタイヤの場合は気をつけましょう。国産スタッドレスと同じようにはグリップしてくれない可能性を考慮し、慎重な運転が必要です。
品質にバラツキがある
アジアンタイヤも技術が上がってきてますが、タイヤ屋で仕事をしていた時はいい思い出がない
成型が雑、バランス取れない(ウエイト貼りまくり)、同じサイズなのに高さにバラツキ有・・・
アジアンタイヤの場合、設計生産技術が劣るために品質がイマイチであることは否めません。タイヤ自体の成形が雑、ホイールに組んだ時にバランスが悪いなど、品質が安定していないことを認識しておきましょう。中には、タイヤの一部分が膨らんできたなどのトラブル例もあります。
豪雪地帯や高速道路など過酷な環境での走行が多い方は、アジアンタイヤの導入は慎重になるべきです。
アジアンスタッドレスタイヤの評判
実際に、アジアンスタッドレスタイヤのレビューをみてみましょう。
NANKANG ESSN-1のレビュー
少しだけ横滑りした気がしますが、まぁ許容範囲内だと。乾燥路面ばっか走ってたタイヤでここまで止まるなら北海道じゃ上出来かと。
分かる事は、ナンカンとケンダのスタッドレスは北海道でも全然使えるという事
ナンカンのESSN-1は、CARTUNEユーザーが装着するアジアンタイヤの中で最も人気のあるスタッドレスタイヤ。アイスバーンでもしっかりグリップすると多くの方から評判です。
NANKANGのESSN-1については、こちらの記事で詳しく解説しています。
HIFLY Win-turi 212のレビュー
中国製ともあり、雪の上での走行性能には疑っていましたがちゃんとグリップしてくれて値段の割にすごく良かったです!
ロードノイズも少なく高速でもなんの問題もありませんでした。
最近あまり雪が降らないので人柱覚悟でハイフライを履かせてみました。
まだアイスバーンに遭遇してませんが…積雪50㎝圧雪路面は大丈夫でした。
HIFLYのWin-turi212は、装着例が少ないため情報がなく、はっきりとした性能がわかりません。しかし、グリップしないというマイナス評価はありませんでした。
ZEETEX WP1000のレビュー
ZEETEX WP1000、車屋に新品付けてもらったけど、、、
POLOが軽いのかタイヤが効かんのかわかりませんが、やはり信頼のブリジストンへ
ドバイのタイヤメーカーが製造するZEETEX WP1000も情報が乏しいタイヤですが、ユーザーの投稿からはグリップ力が弱いことが読み取れます。
このユーザーさんは、見かねて国産スタッドレスタイヤに履き替えています。
心配なら有名メーカーのタイヤを履いておくべき
タイヤの銘柄ですが、所謂アジアンタイヤは候補から外しました。安価ですが、この価格で本当に凍結路でグリップするのか?という疑念が消えないからです。
安物買いの銭失い…失うのが銭ならまだしも、命は困りますからね。
タイヤは車を制御するために最も重要なパーツ。車は地面とタイヤでしか接していないため、タイヤがダメだと全ての車の動きが狂います。
上記のレビューを見てもわかる通り、アジアンスタッドレスタイヤの性能はそのメーカーやタイヤごとに大きく異なるようです。安さには理由あり。安全を買っていることを忘れずに、自分の使用頻度や環境に合ったタイヤを選択してください。