2020年07月10日 (更新:2022年07月20日)
フォレスターの燃費はどれくらい?グレード別の実燃費を完全網羅!
スバルの代表的なSUVとして長く親しまれているフォレスター。今回はそんなスバルフォレスターの実燃費をグレード別に徹底調査しました。
フォレスターの実燃費(SK9)
CARTUNEに投稿されている燃費データをグレード別に集計すると、以下のような結果となりました。
e-BOXERを搭載しているAdvanceグレード以外は2.5Lの直噴エンジンを搭載しており、カタログ燃費が同じ値になっています。
Touring,Premium,X-BREAK,X-Edition(2.5L直噴 4WD)
- 車重:1530kg
- カタログ燃費:13.2km/L
- 実燃費:15.75km/L
- 最低実燃費:13.5km/L
- 最高実燃費:18.6km/L
Advance(2.0L直噴+モーター(e-BOXER) 4WD)
- 車重:1640kg
- カタログ燃費:14.0km/L
- 実燃費:16.14km/L
- 最低実燃費:14.9km/L
- 最高実燃費:18.2km/L
CARTUNEユーザーの投稿
Premium 2.5Lモデル
暑い中でエアコンを使ってもなかなか燃費が良かったです。 カタログに記載されているWLTCモードの数値より良いです。
全グレードがカタログ燃費を上回る
184馬力を発生する2.5Lエンジンと2.0Lエンジン+e-BOXERの2種類のパワーユニットがラインナップされているSK9フォレスター。
どちらもカタログ燃費を2km/L以上上回る実燃費となりました。
燃費重視で選ぶならe-BOXER搭載のAdvanceグレード
e-BOXERとは2.0L水平対向直噴エンジンをモーターでアシストするスバル独自のハイブリッドシステム。市街地での発進加速や悪路走行をトルクフルなモーターの特性を活かし強力にアシストします。
今回の燃費調査で最も燃費が良かったのはこのAdvanceグレード。ハイブリッド用バッテリーなどを搭載しているため2.5Lモデルよりも100kg以上重い車重ですが、重量増を十分にカバーできる性能を有しています。
ハイブリッドは走行条件によって燃費変動が激しい
ハイブリッドの燃費が良いという結果となりましたが、ハイブリッドは走行環境によって燃費変動が激しいため注意が必要です。
ハイブリッドは市街地、ガソリンモデルは高速道路
ハイブリットが得意なのは加減速の多い一般道。発進時や加速時など、パワーが必要な場面でモーターがアシストしてくれるため、燃費が上がる傾向にあります。
逆に不得意なのが高速走行。モーターでのアシストができないためエンジン主体の走行となり、燃費が落ちます。
フォレスターはライフスタイルに合わせて選びたい
遠出するならガソリンモデル、お買い物カーならハイブリッドモデル
ガソリン車が得意とするのは定速走行、ハイブリッド車が得意とするのは加減速のある街乗り走行です。
普段から高速道路を使用して遠出するのであればガソリンモデル、遠出はしないが近場を頻繁に走るようであればe-BOXER搭載モデルを選択することで燃費を抑えることができます。
X-BREAKの迫力のデザインも捨てがたい
SK9フォレスターのX-BREAKグレードは、他のグレードにはないオレンジの差し色が特徴です。フロントバンパーやサイドスカートなどのエクステリアだけでなく、シートのステッチやレジスター周りなどインテリアにも施されており、新車時から迫力のスタイルを楽しめます。
グレード選択はカスタムの第一歩
各グレードそれぞれ個性があり、それらすべてが魅力的に仕上がっているSK9フォレスター。自分の目指すイメージに合ったグレードを選択することで、今後のカーライフがより楽しくなります。
燃費との兼ね合いを考えながらじっくり選びたいですね。