ドリ車としても後年人気になった初代日産・セフィーロを徹底分析!!

2019年09月25日

ドリ車としても後年人気になった初代日産・セフィーロを徹底分析!!

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初代日産・セフィーロはR32スカイラインやローレルと共通のFRプラットフォームを持つ新規車種として誕生し、デザインやTV-CMなどで多くの話題を呼びました。誕生から、ユーズドカーになっても人気の理由はいったい何なのでしょうか?誕生時の話題性と、ユーズドカーとなっても人気を失わない初代日産・セフィーロを振り返ってみました。

初代日産・セフィーロとは?

初代日産・セフィーロは1988年に新規車種として登場しました。プラットフォームはR32スカイラインとローレルと共通のFR車です。ボディータイプは4ドアセダンのみとされていますが、ローレルと比較してよりスポーティーな路線を狙って開発されていたようです。

ライバル車であるトヨタ・マークⅡ 3兄弟の中では、チェイサーの顧客層と重なっています。キャッチコピーは「くうねるあそぶ。」食う(食べる)、寝る、遊ぶをひらがなで表記したものでした。

2代目以降はFFプラットフォームになってしまうセフィーロですが、初代はスカイラインと共通のFRプラットフォームを持っていました。

しかしながら、中古車相場がスカイラインよりも安めだったこと、当時4ドアセダンというボディータイプが珍しかったということもあり、ドリフト車として人気を博しました。

セフィーロの登場

初代日産・セフィーロは1988年9月に登場しています。登場するとともに車自体のスペックだけではなく、キャッチコピーやTV-CMも含めて話題になりました。エクステリアデザインは、モーターショーにショーカーとして登場し話題となった「ARC-X」を彷彿とさせる、現在人気の4ドアクーペルックにも通じるようなAピラーとCピラーを寝かせたデザインです。

セフィーロを一躍有名にしたTV-CMとは?

TV-CMには井上陽水さんが起用されました。ちょうど元号が昭和から平成に変わる時期だったので、TV番組やCMもそれに翻弄されていたことを記憶している方もいるのではないでしょうか。 登場直後のCMでは、井上陽水さんがサイドウィンドウを下げて「皆さん、お元気ですか?」とカメラ目線で視聴者に話しかけるという内容でした。

このCMはしばらくの間放送され続けましたが、元号が変わる時期にそのような軽いノリは不謹慎では?というクレームが相次いでしまいます。その結果、CM自体はなくならなかったものの、セリフの部分のみが変更となったため、それについて様々な憶測が飛び交いました。

スペックを確認

セフィーロのグレード(ラインナップ)は、標準サスペンションを装備するエンジン違いの3グレードを基本に、電子制御DUET-SS装着サスペンションを装備するコンフォートシリーズ(グレード名はコンフォート+基本グレード名)と4WS機構であるHICAS-IIを装備するスポーツシリーズ (グレード名はスポーツ+基本グレード名)が用意されました。

例えば、クルージングのHICAS-II装備モデルは「スポーツクルージング」となります。

グレード名 タウンライド ツーリング クルージング
全幅 4,690mm
全高 1,375mm
全幅 1,695mm
車重 1,240kg (5MT) 1,290kg (5MT) 1,320kg (5MT)
搭載エンジン 直列6気筒2リッター・SOHC(RB20E) 直列6気筒2リッター・DOHC(RB20DE) 直列6気筒2リッター・DOHCターボ(RB20DET)
最大出力 125PS 155PS 205PS
最大トルク 17.5kg・m 18.8kg・m 27.0kg・m

CARTUNEユーザーのカスタマイズ例を紹介

派手なエアロを装備していないのが、逆に凄みを感じさせる仕上がりですね。パッと見ではホイールをクラシカルなメッシュデザインのものに変更しているだけに見えますが、よく見るとドライバーズシートはBRIDEのものに変えられていたり、インタークーラーもパイピングを含めて変更されています。

ボディーカラーもホワイトであることなどと相まって、フォーマルな雰囲気ながらも見る人が見ればわかるという、渋く、素晴らしい仕上がりとなっています。

この状態で維持されているのが奇跡的な1台です。オリジナリティを維持したエクステリアは時間が経過するとともに貴重になってきます。特に、切削加工されたアルミホイールはクリア層の下に腐食が発生しやすいはずですが、こちらの車両では新品時の美しさを保っているように見えます。

ホイールリペア専門ショップで塗装剥離、研磨を経たオーバーホールリペアをされたのでしょうか。純正ホイールの入手性も含めて新車時の状態を伝える貴重な1台といえるでしょう。

「セフィーロでドリフト」を表す、お手本のような1台。エクステリアは特に、フロントフェンダーのエアアウトレット加工が目を引きますね。

このような「カスタムする楽しさ」も、ドリフト車の魅力の1つであり、セフィーロが人気である理由だといえるのではないでしょうか。

まとめ

新車時の話題性とドリ車としての人気の高さから、今でも根強い人気を維持する初代日産・セフィーロに注目してみました。

2代目では、景気後退により対象ユーザー層をより幅広いファミリーユースにしたためか、駆動方式もFFへと変更され、マニアックさは失われたようにも感じます。

対して、初代モデルはカスタマイズしながら大切にするユーザーや、新車時の状態を維持するべく大切に扱っているユーザーに支えられているためか、今でも目にする機会は少なくありません。

CARTUNEには、このような素敵な車たち&オーナーが集まっています。皆さんもCARTUNEをはじめてみませんか?