2019年09月26日 (更新:2020年08月11日)
エンケイホイールの魅力!ホイール交換で愛車をカスタムしよう!
エンケイホイールといえば国内外で有名・人気なブランドです。ミニバンやセダン、軽自動車にはどんなエンケイホイールが似合うか気になりませんか?今回はエンケイの歴史とともに、編集部おすすめホイールを紹介していきます。
エンケイとは?
エンケイは、1950年に創立された、国内有数の一流ホイールメーカーです。創立当初は鋳物の技術を使って湯たんぽや鍋などの生活用品を作っていましたが、それにホンダの創業者である本田宗一郎が目をつけたことをきっかけに、バイク用エンジンの部品の鋳造を行うようになりました。
60年代に入り、時流の変化とともに時期主力製品を模索する必要性を感じた当時の社長・鈴木さん命を受けた社員がアメリカで見つけてきたのが、アルミホイールでした。その後67年からアルミホイールの生産・アメリカへの輸出が始まり、次いで70年には国内アフターマーケット用アルミホイールの生産、78年にOEM供給が始まったのです。
その後、アルミホイールに大径化の波が到来し、それに合わせMAT(Most Advanced Technology)という独自の成形方法を導入。もともと鋳造ホイールはデザインの自由度が高いという利点がありますが、エンケイの従来の製法ではディスク面に対してリム側の強度が劣るという欠点も潜んでいました。
そこでリムの部分を鍛えつつ引き延ばす、いわばフローフォーミング製法で成形するMATを導入することにより、軽量化とともにリム部の強度を鍛造と同等レベルまで上げることに成功。エンケイはディスクとリムの双方で強度と軽さを実現したのです。これは、モータースポーツで培ったノウハウを活かしたことが成功のきっかけとなっております。
国内メーカーとして初めてF1にホイールを提供したのもエンケイであり、モータースポーツの最高峰でその強度と軽量化の両立、そして速さを実現してきました。F1の他にも、GTやラリーなど様々なモータースポーツでそのノウハウを発揮、さらなる進化に力を注いでいます。
エンケイは、紛れもなくパフォーマンスに富んだ国内一流のホイールメーカーなのです。
エンケイホイールのブランド
現在エンケイホイールでは様々なブランドを展開していますが、2019年現在は、以下の10ブランドのラインナップがあります。
- Motor Sport
- WPS forged
- Racing Revolution
- Racing
- Performance Line
- ENKEI sport
- ALLROAD
- all series
- ENKEI neo classic
- 6666wheels!
このブランドの中から人気のホイールをボディタイプごとにいくつかオススメしたいと思います!
エンケイホイールおすすめ紹介・ミニバン編
まずはミニバンに似合うエンケイのホイールをいくつかご紹介します!
Performance Line「PF07」
TOUGH & SPORTをコンセプトに、大胆で力強いスタイリングとスポーツ性能を追求した「PF07」。
世界的な潮流を作りだしたフローフォーミングリム成型法「MAT PROCESS」やエンケイの優れた設計力を駆使して完成したパフォーマンスモデル。
スポーティーで都会的な7本スポークで2種類のコンケーブフェイスが設定されています。
サイズは16インチ5J〜19インチ10Jで、価格は¥27000〜¥50000とリーズナブルな価格設定も魅力です!ミニバンに履くなら18〜19インチがベストサイズと言えます。
こちらは20アルファードに装着した例です。スポーティーかつオシャレな雰囲気ですね!
Performance Line「PF05」
スポーツ性をアピールする無骨な5本スポークデザインのホイールです。昨年発売されたばかりの新ラインナップで、2種類のコンケーブフェイスを設定。サイズ展開も豊富です。15インチ5J〜19インチ11Jまで展開、価格は¥27000〜¥52000です。
ミニバンにの車格に負けない迫力あるデザインですね!
ミニバンではありませんが、マツダCX-3に装着した例です。力強いスポークがSUVやミニバンなどの大柄な車によく似合いますね!
エンケイホイールおすすめ紹介・セダン編
次はセダンに似合うエンケイホイールをご紹介していきます。スポーティーな中にも高級感が必要とされますね!
Racing Revolution「RS05RR」
エンケイのレーシングスピリッツを継承しながら、ドレスアップパーツとしてのアルミホイールのデザイン性を限界まで高めるというコンセプトの基に開発。
フェイスデザインにはトレンドの「コンケーブ(中フェイス」を採用し、伸びやかで立体的なフォルムを実現しています。
また、フロントフェイス/ミドルフェイス/リアフェイスの3種類を用意し、前/後でデザインを変えることが可能です。
サイズは18インチ8.5J〜20インチ11Jまで展開、価格は¥56000〜¥81000。
レクサスGSに装着した例です。高級なセダンが一気にスポーティーでプレミアムな雰囲気になりますね!
Performance Line「PF01 evo」
タイムアタックからドリフトまで、サーキットランユーザーにとってポピュラーな17インチ、18インチでのタイヤサイズの使用を前提に、その性能を最大限まで発揮させるリム幅を設定しています。また、オーバーフェンダー装着車両への装着も想定し、最小インセットは0㎜から設定。トレッド幅セッティングに幅広い自由度を持たせています。
製法にはエンケイ独自の「MAT PROCESS」を採用する事によりスポーツホイールにふさわしい軽重量と高剛性を両立させたスポーツホイールです。
サイズは17インチ9J〜18インチ10.5Jで、価格は¥44000〜¥50000です。
アコード ユーロRへの装着例です。スポーツセダンにふさわしいデザインと雰囲気ですよね。こういった、走りに特化した車との相性がいいです!
エンケイホイールおすすめ紹介・軽自動車編
最後におすすめするのは、軽自動車に合うエンケイホイールです。軽量かつオシャレな雰囲気が求められる軽自動車用ホイールをいくつか提案したいと思います。
all ten
ラフメッシュデザインをホイール全面で表現し、1サイズUPのスタイリングを実現する「all ten」。
フローフォーミングリム成型法「MAT PROCESS」や、「ローレット加工」を採用し、ホイールとしての高い基本性能とデザイン性を兼ね備えています。
サイズは15インチ5Jのみの設定で、価格は¥28000です。
ダイハツ コペンに装着した例です。ユーロ調の都会的でオシャレなイメージになりますね!とても洗練された雰囲気です。
all eighteen
1979年ストリートもモータースポーツでも使用出来るモデルとして発売されたCOMPE8を復刻。クラシカルなバナナ型スポークを8本配置することで、4ホール車にベストな強度及びデザインバランスをもたらします。
サイズは15インチ6Jのみの設定で、価格は¥29000になります。
まとめ
モータースポーツへの参戦によって走りへのこだわりを追求したエンケイホイール。ぜひみなさんも体感してみてはいかがでしょうか?
ホイールを変えようと検討している方、これを読んでホイールを変えたくなった方、ぜひエンケイホイールを履いて愛車をカッコよくしましょう!