【外国の自動車メーカー】ハイソな国フランスにはどんな車メーカーがある?

2019年08月05日

【外国の自動車メーカー】ハイソな国フランスにはどんな車メーカーがある?

フランスはワインや料理、絵画など華やかな文化が盛んであり、ハイソサエティなイメージを感じる人も多いでしょう。エッフェル塔や凱旋門などの歴史的建造物も見ものです。そんなフランスにはどんな自動車メーカーがあるのか見ていきましょう!

フランスといえば?

フランスはどんな国?と聞かれたら、気品にあふれた印象の国だと答える人が多いでしょう。「愛」や「美」に対する考えも深い、ロマンチックな国というイメージも強いようですね。

フランスの国民性は、一人一人の個性を尊重しつつも、他者への愛情を重んじるなど、自由と品格の両立を目指したものだそう。

「バレエ」「オムレツ」「マカロン」など、フランス語を語源とした英語もあり、これらは日本でも使われていることから、世界的な影響力も強いといえるのではないでしょうか。そんなフランスの自動車メーカー、ひとつずつ見ていきましょう。

ルノー

1898年、ルイ・ルノーにより創設されました。現在のフロントエンジン・リアドライブの原型となるシステムを取り入れた「ヴォワチュレット」という自動車の商業的な成功が、ルノー創設のきっかけといわれています。

第一次世界大戦中には戦車も開発しており、戦後国営化された時期もありました。民営化後は、1999年の日産を皮切りに複数のメーカーを傘下に収め、現在はF1のワークスチームとしても活動するなど、自動車メーカーとして世界的に活躍しています。

代表車種

引用元:https://www.renault.jp/car_lineup/megane/index.html

代表車種はメガーヌです。1995年の誕生以来、ワイルドなデザインとそれに見合った豪快な走りが印象的なコンパクトカーとして瞬く間にルノーを代表する車に成長しました。

コンパクトカーらしい、軽快なコーナリングとスポーツカーのような攻撃的なスピード感が好評を得ています。ステーションワゴンタイプの「エステート」、スポーツタイプの「RS」などバリエーションも豊富です。

アルピーヌ

1955年にジャン・レデレにより創設されたメーカーで、アルピーヌという名は元々、ルノー・4CVをベースに作られたスポーツカーの名前でした。その後、ラリーマシンとして活躍するA110シリーズやルノー・R8をベースにした「R8ゴルディーニ」など、独特な存在感を放つ車を輩出しています。

1995年に、メーカーとして活動休止状態になりますが、2014年に復活が発表され、新型A110が登場。同車はアマチュア用GTレース「GT4欧州選手権」でも活躍しています。

代表車種

引用元:https://www.alpinecars.com/ja/page-modele-a110/

アルピーヌ・A110は元々、1963年~1977年まで発売されていたクラシックカーでした。2017年新型が発表される形で復活を遂げ、日本でも正規販売されています。ヘッドライトの手前にある二つの丸型ライトのクラシカルな雰囲気が魅力的です。

ほかの小型スポーツカーに負けない敏捷性を持ち、軽さを活かした走りが持ち味となっています。スポーツ走行においても、攻めた走りが期待できるでしょう。

プジョー

元々プジョーは鉄鋼業に力を入れており、のこぎりの刃やミシンなどを製作していました。1889年、アルマン・プジョーの方針により自動車生産を開始、その7年後に「オートモビル・プジョー社」が設立され、本格的に自動車メーカーとしての道を進むこととなります。

愛くるしい見た目のコンパクトカーというイメージが強く、特に「106」は「テンサンラリー」という名の愛称で現在もカーマニアに語り継がれています。

代表車種

引用元:https://www.peugeot.co.jp/models/car-selector/308.html

308は、プジョーらしい親しみやすさを感じ取ることができつつも、どこか力強いルックスを持っています。

大型タッチパネルや、駐車できる場所を検知してステアリングを自動操作できる「パークアシスト」など、運転サポート技術のバリエーションが広いです。

異国のかっこよさを持った車がほしいと望む方には、選択肢の1つとなるでしょう。

シトロエン

エンブレムの原型となる山形歯車の開発を経て、1919年にアンドレ・シトロエンにより創設されました。

1955年には、現在の独立ブランドの名前としてもおなじみの「DS」がヒットします。

1976年以降はプジョーとの提携によってプラットフォームの共有が多くなりましたが、ドアに「エアバンプ」と呼ばれるクッションを装着したモデルが販売されるなど、独自のアイデンティティを発揮しています。

代表車種

引用元:https://www.citroen.jp/home.html

現行のシトロエン車の中で注目したい車種と言えばC3シリーズでしょう。

シトロエン特有の伝統的なルックスはそのままに、エッジの利いたヘッドライト、接触によるダメージを防止するドアサイドのエアバンプなど、ユニークな存在感を発揮しています。

300Lというコンパクトカーの中では抜群の収納力をもっており、お出かけが楽しくなる車でしょう。

DS

1955年に、当時としては新感覚のサスペンションを取り入れヒットした「DS」をブランド名にしています。2009年にシトロエン内ブランドとして活動開始し、2014年に独立しました。

親しみやすいデザインのシトロエンとは違い、DSは全体的におしゃれな雰囲気が漂っているので、高貴な印象を受けるでしょう。

DSは電気自動車のフォーミュラレース「フォーミュラe」にもワークスチームとして参戦しており、主力ドライバーであるジャン・エリック・ベルニュの活躍も記憶に新しいです。

代表車種

引用元:https://www.dsautomobiles.jp/ds-models/ds-7-crossback/exterior/

DS7クロスバックはDS初のSUVモデルとして注目を集めています。DSらしい気品にあふれたデザインがSUVのボディに溶け込んでおり、従来のワイルドなSUVのイメージを覆しています。

テールライトやフロントグリルなどのデザインも斬新で、1955年にヒットさせた「DS」のようなトレンドを作り出す精神が感じられます。

ブガッティ

エットーレ・ブガッティにより1909年に設立されました。第二次世界大戦中は一時的に航空機メーカーへと変化したり、幾度も企業買収を受けたりと波乱万丈な道を歩みます。

1987年にはスーパーカー「EB110」をヒットさせ、自動車メーカーとしての存在感をアピールすることに成功しますが、。1995年に一度経営破綻。1998年にフォルクスワーゲンに買収されたのち、2005年の「ヴェイロン」、2016年の「シロン」で再び有名になりました。

現在日本ではブガッティの正規ディーラーはありませんが、世界的にはハイパーカーメーカーとしてよく知られています。

代表車種

引用元:https://www.bugatti.com/chiron/

ブガッティ・シロンはヴェイロンの後を継いだハイパーカーです。

重量は1977kgと、このクラスにしては重い部類ですが、8LのW型16気筒DOHCターボから1500馬力を叩き出すという衝撃的なパフォーマンスがカーマニアを圧倒しています。

価格はおよそ3億円であり、世界的サッカー選手クリスティアーノ・ロナウドの愛車として知られています。

まとめ

以上、フランスの自動車メーカーを6つ紹介しました。コンパクトカーからハイパーカーまで、親しまれやすいデザインの車が多いイメージでしたね。

フランスの自動車メーカーは、遊び心という個性を発揮しつつも、誰もが乗りやすいと感じられるような車を作ることを目標にしているのではないでしょうか。こうした、各国の自動車メーカーが持つ特徴を考えながら、車を見比べるのも面白いでしょう。