今も昔も変わらない魅力!トヨタのセダン厳選10台をご紹介! | CARTUNEマガジン
今も昔も変わらない魅力!トヨタのセダン厳選10台をご紹介!

2019年07月28日 (更新:2022年12月09日)

今も昔も変わらない魅力!トヨタのセダン厳選10台をご紹介!

トヨタの長い歴史のなかで生み出されてきた、さまざまなセダン。トヨタ カローラやクラウンを始めとするスタンダードセダンから、カリーナEDやアルテッツァなどのスポーツセダンまで、その種類は多岐にわたります。今回は、原稿型と過去に販売されたものの中から10台をご紹介します。

あえてのセダン!車の基本であるセダンの魅力とは?

KE30Playerさんのカローラの画像
KE30Playerさんのカローラの画像

セダンは、車のなかでもっともスタンダードな形に位置づけられています。エンジンと荷室がキャビンと強固なフレームによって隔離されたセダンの3BOX形状は、静粛性、走行安定性、衝突安全性のすべてをバランスよく備えています。

その反面、特化した性能を出しにくいのが難点。走行性能ではクーペに劣り、積載性能ではワゴンに劣り、室内空間ではミニバンに劣り、走破性ではSUVに劣り、取り回しではコンパクトカーに劣ります。

しかし、すべてのジャンルの車を取り揃えるトヨタは、それぞれの形の車の持つ利点と欠点を理解し、セダンづくりに活かすことができます。現在のトヨタがつくるセダンは長い歴史のなかでの試行錯誤の結果生まれた、理想的なセダンの形なのです。

【現行モデル】2代目 カローラアクシオ

貴さんのカローラアクシオNRE160の画像
貴さんのカローラアクシオNRE160の画像

カローラの名を引き継ぐ新生セダン

トヨタの看板セダンであるカローラの最新版で、カローラアクシオとしては2代目、トヨタ カローラとしては通算11代目になります。

モデルチェンジの度に少しずつ大型化してきましたが、現行型カローラアクシオは、ヴィッツと共通のプラットフォームを用いて全長を約50mm短縮。カローラの利点である扱いやすいコンパクトセダンの復権をなす、トヨタの伝統的ベーシックセダンです。

価格とスペック

発売期間2012年~
排気量1300cc~1500cc
駆動方式FF/4WD
新車販売価格150万~250万円
中古販売価格(6万キロ以下・修復ナシ)50万〜180万

独断と偏見!?おススメ度は?

カローラアクシオは、2015年のビッグマイナーチェンジで、キーンルックの現代的なフロントフェイスに改められました。グレードラインナップは、廉価版の1.3Lエンジンをはじめ1.5Lエンジンの4WDと5速MT、トヨタ アクアと共通の1.5Lハイブリッドエンジンまで、カローラならではの幅広いニーズに応えるモデルバリエーションを揃えています。

ヴィッツと共通のプラットフォームになったとはいえ、ハッチバックのヴィッツと比べると乗り心地、静粛性ともにヴィッツを大きく上回ります。トヨタのベーシックモデルとはいえ、セダンならでは上質感を備えたつくりになっています。

おススメ度:★★★★★

【現行モデル】4代目 プリウス

よっしい88さんのプリウスZVW51ホイールの画像
よっしい88さんのプリウスZVW51ホイールの画像

トヨタが誇る世界一の省燃費セダン

TNGA技術による新型プラットフォームを採用し、細部を見直すことで非ハイブリッド車と遜色のない走行性能を獲得した4代目プリウス。空気抵抗を低減するために、精悍さを増したクーペに近いデザインが特徴です。

パワートレインの基本構造は3代目プリウスからのキャリーオーバーではあるものの、各部の改善にてJC08モード燃費で37.2km/Lまで引き上げられました。実燃費では、およそ25.0km/Lを誇る世界一燃費性能に優れたセダンです。

価格とスペック

発売期間2015年~
排気量1800cc
駆動方式FF/4WD
新車販売価格250万~330万円
中古販売価格(6万キロ以下・修復ナシ)120〜300万

独断と偏見!?おススメ度は?

4代目プリウスの特徴は、先代までより格段に走行性能の向上した新型シャシー。3代目プリウスで感じられた、パワートレインの重さに起因する乗り心地の悪さやハンドリング性能が大きく改善されました。

4代目プリウスからはモーターで後輪を駆動する4WDシステム「E-Four」が用意され、雪の降る地域でもプリウスを選びやすくなったこともトピックです。少々前衛的すぎるボディスタイリングは、2018年のマイナーチェンジでややおとなしめのフロントフェイスに改められ、年齢を問わず乗りやすくなったこともポイント。

プラグインハイブリッドシステムを搭載するプリウスPHVと併せて、スタイリッシュで燃費のよいセダンに乗りたい方におすすめです。

おススメ度:★★★☆☆

【現行モデル】10代目 カムリ

マス  マスオ   さんのカムリAXVH70の画像
マス マスオ さんのカムリAXVH70の画像

北米で大人気のミドルスポーツセダン

カムリは北米で高い販売実績をもつミドルクラスのFFセダン。10代目カムリはTNGA技術により、プラットフォームからパワートレインまで刷新され、より低く構えたスタイリッシュなスポーツセダンへと生まれ変わりました。

ダイナミックフォースエンジンと名づけられた新型エンジンは、燃焼状態の改善や、各部のムダな抵抗を取り除くことで、世界トップクラスの41%の高い熱効率を実現。より燃費と出力を増した、ハイブリッドシステムによる力強い走りが楽しめます。

価格とスペック

発売期間2017年~
排気量2500cc
駆動方式FF
新車販売価格330万~435万円
中古販売価格(6万キロ以下・修復ナシ)220〜400万

独断と偏見!?おススメ度は?

省スペースなFFを採用した大型セダンであるため、車内空間は広々。それでいながら、ワイド&ローなスタイルは、各所にエッジのきいたデザインと個性的なキャラクターラインを採用し、ラグジュアリーかつスポーティに演出されています。

カムリはアメリカで年間40万台も売れる人気車種。ニューヨークやロサンゼルス、サンフランシスコなどの都市部から、アメリカの広大な郊外道路までシームレスに走り抜けるカムリは、高い汎用性と燃費性能を備えるグランドツーリングセダンです。

おススメ度:★★★★☆

【現行モデル】2代目 マークX

X plusさんのマークXGRX130系の画像
X plusさんのマークXGRX130系の画像

熟成のFRのハンドリングが楽しめるスポーツセダン

マークXは、1968年から2004年まで9代にわたって販売されたミドルクラスセダンであるトヨタ マークⅡの後継車。典型的なFRの4ドアセダンに、アグレッシブなエクステリアデザインをまとうマークXは、2009年に2代目へと進化しました。

それ以降、10年に渡って改善が重ねられて性能を磨き上げられてきた熟成モデルである「G’s」や「GR SPORT」「GRMN」などの特別グレードも用意され、FRスポーツセダンとしての人気がマークXの持ち味。2019年いっぱいでの生産終了が決定しており、希少なFRセダンがまた1台減ってしまいます。

価格とスペック

発売期間2009年~2019年
排気量2500cc~3500cc
駆動方式FR/4WD
新車販売価格270万~330万円
中古販売価格(6万キロ以下・修復ナシ)50〜300万

独断と偏見!?おススメ度は?

充分な出力を発揮しながら軽やかに回る2.5Lと3.5LのV6エンジンは、クラウンやレクサスと同型のエンジンです。乗り心地や静粛性では上位車種に劣るとはいえ、乗り味はミドルクラスのFRセダンそのもの。

マークXは、今や希少な「FRセダンが安価に乗れる車」なのです。「G’s」や「GR SPORT」は市販のマークXをチューニングパーツで強化した特別グレード。それに対して「GRMN」は、3.5L V6エンジンに6速MTを搭載した限定モデルです。

細部にわたるまでチューニングが施され、そのままサーキット走行ができる特別なマークX。中古でもほとんど出回らない超希少車です。

おススメ度:★★★☆☆

【現行モデル】15代目 クラウン

gさんのクラウンの画像
gさんのクラウンの画像

コンフォートセダンの最右翼はスポーティに進化

1955年に登場した初代トヨペット クラウンから15代目にあたる現行型クラウンは、一般的なセダンよりもリアウィンドウがなだらかなファストバックスタイルに変貌。軽量・高剛性・低重心を突き詰めたTNGAシャシーとロングノーズ化も相まって、よりスポーツセダンに近い立ち位置になりました。

15代目クラウンからは、コンフォートグレードの標準ボディとスポーティグレードのRSボディに区別され、それぞれ装備やサスペンションセッティングに違いを設けており、使用用途に最適なクラウンが選べるようになっています。

価格とスペック

発売期間2018年~
排気量2000cc~3500cc
駆動方式FR/4WD
新車販売価格500万~720万円
中古販売価格(6万キロ以下・修復ナシ)380万〜650万

独断と偏見!?おススメ度は?

搭載エンジンは2.5Lと3.5Lのハイブリッドエンジンに加え、2.0Lの直列4気筒ターボエンジンがラインナップに加わったため、より安価な維持費でクラウンを所有することができます。

小排気量ターボとはいえ、単なる廉価モデルではなく、2.0Lターボ+8速ATモデルこそが15代目クラウンのなかでもっともスポーティなモデル。軽いノーズと優れたシャシーにより、スポーツカーに匹敵するほどの運動性能を発揮します。

燃費性能や巡航性能を求めるなら、ハイブリッドエンジンに軍配が上がります。3.5Lハイブリッドの実燃費は14.0km/L。2.5Lハイブリッドでは16.5km/L。15代目クラウンは、クラウンのならではの快適な移動が省燃費で実現できるトヨタ最新のコンフォートセダンと言えます。

おススメ度:★★☆☆☆

【過去モデル】アルテッツァ

ヒロさんのアルテッツァSXE10の画像
ヒロさんのアルテッツァSXE10の画像

AE86再来とはならずとも魅力的なコンパクトFRセダン

1999年に登場したアルテッツァは、コンパクトボディにFRレイアウトを採用したスポーツセダン。コストパフォーマンスに優れたスポーツカーであったAE86型スプリンタートレノ/レビンの再来と期待されましたが、車重に見合わないエンジンパワーにスポーツカーとしての人気は低迷。2005年に生産を終了し、レクサスISへと統合されました。

しかし、コンパクトかつ高剛性ボディに6速MTを搭載した後輪駆動車は、スポーツセダンとしては非常に魅力的なパッケージ。アフターパーツが豊富なため、自由にカスタムして、ラグジュアリーに乗ることも、サーキットマシンにも仕上ることもできる変幻自在のFRスポーツセダンです。

価格とスペック

発売期間1999年~2005年
排気量2000cc
駆動方式FR
新車販売価格200万~360万円
中古販売価格(6万キロ以下・修復ナシ)30〜130万

独断と偏見!?おススメ度は?

スポーツグレードの2.0L直列4気筒エンジンは、低速トルクは薄いものの高回転は乗用エンジンにはない鋭い加速性能を発揮します。コンフォートグレードの2.0L直列6気筒エンジンは、絶対的なパワーはありませんが、滑らかに低回転から高回転まで回るバランスのよい仕上がり。

そのまま乗るなら6気筒モデル。チューニングを楽しむなら4気筒モデルを購入するのがおすすめです。アルテッツァを構成する、FR・6速MT・高回転型エンジンもしくは2.0L直列6気筒のいずれも、今となっては希少価値の高い要素。現代の価値基準では再現不可能な贅沢なセダンです。

おススメ度:★★★★☆

【過去モデル】セルシオ

Lilicoco リリココ さんのセルシオUCF30の画像
Lilicoco リリココ さんのセルシオUCF30の画像

かつてのフラッグシップセダンは時を経ても上質

トヨタのフラッグシップセダンとして長らく活躍したセルシオは、現在はレクサスLSに統合され、現在のトヨタラインナップからは消滅してしまった車。ライバルである日産 シーマとしのぎを削り、切磋琢磨しながら成長してきた高級車で、上質なマテリアルと上品な内外装、4.3L V8エンジンを搭載した、日本を代表するラグジュアリーセダンです。

2003年のマイナーチェンジで、トヨタ初となる6速ATが搭載され、レーダークルーズコントロールや、ミリ波レーダーを用いたプリクラッシュセーフティがオプション選択可能になるなど、現在標準となっている装備を先駆けて搭載した、当時最新鋭のセダンでした。

価格とスペック

発売期間2000年~2006年
排気量3500cc~4300cc
駆動方式FR
新車販売価格600万~1000万円
中古販売価格(6万キロ以下・修復ナシ)60〜200万

独断と偏見!?おススメ度は?

4.3L V8エンジンは滑らかに回り、エンジンがかかっていることを忘れてしまうほど静か。通常走行では大排気量による余裕のトルクで、低回転をたもったままどんどん速度を上げていきます。

サスペンションは高級車らしい柔らかな乗り心地ではあるものの、単純に柔らかいだけでなく、しっかりとコシのある挙動で見た目ほど鈍重ではありません。

レクサス LSを買うのはなかなか難しいことですが、中古のセルシオなら充分に手が届く車。15〜20年落ちとはいえ、本質的な高級感はそうそう変わるものではありません。

おススメ度:★★★☆☆

【過去モデル】3代目 カリーナED

タマゾウさんのSAIAZK10の画像
タマゾウさんのSAIAZK10の画像

トヨタ史上もっともスポーティなセダン

トヨタ カリーナEDは、トヨタ セリカと共通プラットフォームをもつ4ドアハードトップセダン(4ドアクーペ)

通常のセダンよりも低いルーフ高に、サッシュレスガラスを採用したスポーティな装いのセダンです。

初代と2代目カリーナEDはBピラーを廃した珍しい構造を採用しましたが、3代目ではBピラーを設け、ボディ剛性が大きく向上。カリーナEDの最大の特徴は失われてしまいましたが、トヨタ史上もっともスポーティなスタイリングをもつセダンといっても過言ではありません。

価格とスペック

発売期間1993年~1998年
排気量1800cc~2000cc
駆動方式FF/4WD
新車販売価格135万~225万円
中古販売価格(6万キロ以下・修復ナシ)約50万

独断と偏見!?おススメ度は?

エンジンラインナップは1.8Lと2.0Lの直列4気筒エンジン。トップグレードにはセリカと共通のハイオク仕様の3S-GEを搭載。4WDモデルはセリカ GT-Fourと共通の4WDシステムが搭載されていました。

3代目カリーナEDを最後に、一度廃れた4ドアハードトップセダン人気は、現在ドイツ車を中心に再び再燃。メルセデス・ベンツ、アウディ、BMWはクーペのようなスタイリングを持つセダンのラインナップを拡大しています。

3代目カリーナEDの低く構えたスタイリングは、現在でも古めかしさを感じさせない優れたデザインです。

おススメ度:★★☆☆☆

【過去モデル】2代目 アベンシス

ザベスさんのアベンシスAZT250洗車の画像
ザベスさんのアベンシスAZT250洗車の画像

欧州車を超えるトヨタの欧州逆輸入セダン

トヨタ アベンシスは、欧州トヨタが企画・設計・生産・販売するミドルクラスセダンであるため、日本へは逆輸入車という形で販売されました。

欧州車のようなスタイリングを備え、乗り味も欧州車そのもの。日本よりも平均速度域の高いヨーロッパの道路で鍛えられたアベンシスは、高いハンドリングと直進安定性、衝突安全性が特徴です。

欧州車でありながら日本車のユーティリティの高さも備えるため「欧州車を超えるトヨタの欧州車」のキャッチコピーどおり、あらゆる面で優れた性能を誇るトヨタのセダンです。ワゴンボディも存在します。

価格とスペック

発売期間2003年~2008年
排気量2000cc~2400cc
駆動方式FF/4WD
新車販売価格220万~315万円
中古販売価格(6万キロ以下・修復ナシ)約30万

独断と偏見!?おススメ度は?

パワートレーンは、レギュラー仕様の2.0Lエンジンには4速AT、ハイオク仕様の2.4Lエンジンには5速ATが組み合わされ、欧州車らしいトルクフルなエンジン特性を発揮します。

パワーステアリングは高速走行に対応するため、やや重くセッティングされているのも欧州車らしいところ。優れた車であるにもかかわらず、日本ではあまり人気が出なかった不遇のセダン・アベンシス。

そのため、3代目アベンシスはわずかな台数しか輸入されず、その後はトヨタ カムリに統合される形になりました。とはいえ、2代目 アベンシスの完成度は非常に高く、並の国産車・輸入車と比べてもその性能は高いレベルでバランスしています。

おススメ度:★★★★☆

【過去モデル】7代目クラウン

kazzさんのクラウンハードトップホイールの画像
kazzさんのクラウンハードトップホイールの画像
引用元:kazzさんの投稿

特徴

7代目クラウンがデビューしたのは、1983年のこと。今なお語り継がれる傑作キャッチコピー「いつかはクラウン」が使用されたのはこのモデルです。従来より存在していた2ドアハードトップが廃止され、4ドアハードトップ・4ドアセダン・ワゴン・バンのボディバリエーションで展開されました。

今では当たり前のように存在しているクラウンシリーズのスポーティグレード「アスリート」は、本モデルより特別仕様車として誕生したグレードであり、1985年には国産乗用車初のスーパーチャージャー搭載モデルである「2000ロイヤルサルーン・スーパーチャージャー」がラインナップに加わっています。

インテリア・実用性

「世界最高級のプレステージサルーン」を目指して開発された7代目クラウンは、当時としては先進的な装備を多く搭載していました。特に、最上級グレードだった「ロイヤルサルーンG」には4輪ESCや、オートレベラー、エレクトロニック・ディスプレイ・メーターなど、電子デバイスを積極的に採用。

8通りの無段階調節を可能とするマルチアジャスタブルマイコンパワーシートや可変サイドサポート付パーソナルシートは全て電動化され、居住性は当時としては極限まで高められたインテリアでした。

足回りも、中級グレード以下は先代同様のダブルウィッシュボーン/4リンク・リジッド式を踏襲しながらも、「ロイヤルサルーン」を代表とする上級グレード以上ではリアにセミトレーリングアーム独立懸架式を採用したことで、乗り心地も大きく向上しています。

独断と偏見!?おススメ度は?

おススメ度:★★★☆☆

7代目クラウンは、日本がバブル景気をいよいよ迎えようとしていた頃のモデル。また、自動車業界自体がハイテクこそ高価、という路線に歩みを進めていく第一歩ともなったクルマです。

多くのボディバリエーションとグレード展開、11種類のエンジンで幅広くニーズに応えることで、個人でのクラウンの所有率を大きく伸ばすことに貢献した歴史的なモデル。今でこそ旧車のカテゴリに属している7代目クラウンは、自動車史に名を遺すノスタルジックカーでしょう。

まとめ

レラさんのプリウスPHVZVW52の画像
レラさんのプリウスPHVZVW52の画像

セダンは、もっともスタンダードな形の車。日本を代表するトヨタがつくるセダンとなれば、それは車に対するユーザーの価値基準ともなるものとも言えます。そのため、歴代トヨタ カローラやクラウンは、根本にあるコンセプトは変えることなく、モデルチェンジのたびに時代のニーズを反映させて、少しづつ変化してきました。

その一方で、カローラとクラウンがあるからこそ、カリーナEDやアルテッツァといった正規路線から外れたチャレンジングな車を生み出すこともできました。そして、そのチャレンジの結果が現在のカローラとクラウンにも少なからず影響しています。

現在はセダン不人気の状況がつづいていますが、カローラとクラウン、そしてプリウスがトヨタセダンの核として、これからも存在しつづけるでしょう。

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