2019年07月20日 (更新:2024年06月12日)
BMW・3シリーズツーリング F31用マフラーおススメ4選紹介します!
リアビューを視覚的にカスタマイズすることができ、排気効率の上昇によりパワー&トルクアップも可能とするマフラー変更。製品ごとに、音質や形状・性能が異なるうえ、さまざまなメーカーがマフラーを販売しているので、いざマフラーを変えようと思っても、どのマフラーが良いのか迷ってしまう方が多いのではないでしょうか。そこで、今回は BMW・F31型3シリーズツーリングにおススメの社外マフラーを紹介します。
BMW・F31型3シリーズツーリングのマフラーを選ぶうえでの注意点
BMWの3シリーズといえば、同ブランドが主力商品として掲げる最多販売モデル。「ツーリング」は、セダンタイプを基本とする3シリーズの派生モデルになります。中でも、F31型は2012年にデビューした6代目。そんなF31型ツーリングのマフラーを変更する際に気を付けたいのが、マフラーの車検適合。
現在、スポーツマフラーに対する規制は厳しくなっており、マフラーの音量や排ガス測定値によっては車検に通らない可能性が出てきます。そういったマフラーはディーラーへの出入りも禁止されるケースがあるため、メンテナンスをディーラーに依頼していた方などは注意が必要になります。
そこでマフラーに関してはいくつかの法令が定められていますので、マフラー交換の前に確認しておきましょう!
■音量に関する規制
マフラーから排出される音量は、普通乗用車の場合で96dB(デシベル)以下、軽自動車の場合で97dB(デシベル)以下と定められており、その数値を超える場合、車検には通りません。
■最低地上高に関する規制
保安基準第3条において、車両の最低地上高を9センチ以上確保しなくてはならないとしています。つまり車両の底部に設置してあるマフラーが9センチ未満の場合、車検には通りません。
■装着位置に関する規制
マフラーのテールエンドが車両のバンパーから飛び出していたり、尖っていたりする場合、車検には通りません。
■排気ガスに関する規制
エンジンから排出する有毒なガスなどの発散を防止する装置「触媒」が装着されていない場合、排ガス規制に該当するため車検には通りません。
車検も安心の車検対応品は?
上記で説明してきた内容をクリアしており、車検も問題なく通ることが証明されている場合は、マフラー本体やメーカーの説明に以下のどれかが刻印または記載されているため購入の際の目安にしてください。
- JASMA認定品
- JQR認定品
- 保安基準適合品
- 車検対応品
ただし、認定品ではなくとも車検を考慮して設計されているマフラーであれば車検に通りますので、上記の記載がないため車検に通らないというわけではありません。
BMW・F31型3シリーズツーリング用マフラーおススメ4選!
柿本改 einsatz
アインザッツは柿本RACINGが展開する、インポートカー向けのブランド。S622はBMW用に専用設計された、プレミアム感溢れるマフラーです。テールエンドは、ブラッククロームとチタンの2種類からチョイス可能。Mスポーツ純正のリアディフューザーが別途必要になる点に注意です。
REMUS Sports Label
スポーツラベルは、幅広い車種パーツを手掛けているレムスの製品ラインナップでも、主力と呼べるマフラーです。オールステンレスで、高い耐久性と耐腐食性を誇り、3%の出力アップが期待できるスポーティな製品ながら、車検対応で安心して装着できます。
LAPTORR リアサイレンサー 314d
サイレンサーにストレート構造を採用したことで、フケ上がりの良さを実感することができるラプターの314d。テールエンドはステンレスとパープルチタンから選ぶことが可能。ディーゼルモデル専用であり、特有のガラガラ音を低減しつつ、加速・高回転時のトルク向上が期待できます。価格はステンレステールモデルで100,000円。チタンテールモデルで130,000円です。
アーキュレー Stainless Series101mm RL S
輸入車専門のパーツメーカーとして名高いアーキュレー。性能・音質・音量はもちろん一級品ですが、特筆すべきはフィニッシュの美しさ。熟練の職人によるハンドメイドマフラーは、国内外に多くのファンを持っています。出口径は101mmで、グレード「M-Sports」専用品となっています。価格は税別188,000円。
まとめ
BMWのラインナップでも、走行性能に主眼をおいて開発されている3シリーズ・F31型。そのような素性を持つモデルですから、リアビューを彩りトルクの向上が見込まれるマフラー変更は是非やっておくべきカスタムメニューの一つといえるでしょう。今回紹介したマフラーはまだほんの一部。排気音や性能を詳しく公開しているメーカーやショップも多くあるので、本記事を参考にしつつ、お気に入りのマフラーを探して見てください。