【首都高湾岸線】チューニングカー全盛!湾岸ミッドナイトの舞台にもなった湾岸線とは!

2019年06月29日

【首都高湾岸線】チューニングカー全盛!湾岸ミッドナイトの舞台にもなった湾岸線とは!

label車雑学

関東地区には有名なドライブスポットが沢山ありますが、その中でも都会的な景色を楽しめる随一のスポットとして挙げられる首都高速湾岸線。今回は、今も昔も車好きが集まるスポットとして大人気な首都高速湾岸線について、過去の伝説!?等も含めてご紹介していきたいと思います。

首都高湾岸線とは!!

行政上の路線名は「神奈川県道・東京都道・千葉県道294号高速湾岸線」と言う名称であり、通称「湾岸線」と呼ばれています。千葉〜横浜までの港湾地区を走るルートで、車線は最大で8車線ある区間もあり道幅がとても広いので走り易い高速道路です。

橋やトンネルも多く、ゆったりと走りながら港湾地区ならではの夜景を楽しむこともできます。有名なスポットとしては横浜ベイブリッジ(本牧JCT 〜 大黒JCT間)、鶴見つばさ橋(大黒JCT~東扇島出入口間)があり、湾岸線沿いには横浜や東京ディズニーリゾートもあるのでドライブデートでも利用されることが多いのではないでしょうか?

所在地

湾岸線の所在地は、「千葉県」「東京都」「神奈川県」を股にかけています。

東京湾に沿うように走っており、高谷JCT(千葉県)〜幸浦出入口(神奈川県横浜市)までを結ぶ全長62.1kmの高速道路になります。

車好きにとっての湾岸線

前述しました様に道が広く走り易い道路ですが、真っ直ぐな道ばかりではなく橋やトンネルがあることで、アップダウンやコーナーがあり、車好きにとっては有名な道路です。高速道路なのでパーキングエリアも設置されていて、仲間で車を停めて集まる場所として絶好のポイントです。

自慢の愛車を持ち寄って、パーキングで車談議に花を咲かせて首都高のドライブを皆で楽しむ。このように車好きの間では交流の社交場として賑わっているようです。

大黒PA

続いて、有名なパーキングエリアを少しご紹介したいと思います。

「大黒PA」は湾岸線で最も有名と言っても良い程のパーキングで、1989年9月、首都高速神奈川5号大黒線および、横浜ベイブリッジの開通と同時に横浜市にオープンしたパーキングです。現在も改造車の聖地とも呼ばれるスポットで、駐車可能台数が普通車では355台収容可能という非常に大きなパーキングということも人気となった理由の1つです。1990年代末にはオーディオ系、ローダウン車、輸入車系などジャンルを問わず様々な改造車が週末には集結していました。

パーキング内でドリフトを披露する車もいたようで一般車には多大な迷惑となってしまい、週末の夜は度々閉鎖されてしまう事もありました。しかし、現在でも様々な車のオフ会が行われていたり、車好きにとって大事なスポットの1つとなっています。

辰巳PA

辰巳PAは、大黒PAとは異なり小規模なパーキングとなっています。首都高湾岸線から9号深川線上りに分岐したところにある「辰巳第一PA」と、湾岸線西行きから9号深川線上りに分岐したところにある「辰巳第二PA」と2つあります。第一PAは29台、第二PAは8台しか停めれない、とても小さなパーキングになっています。

辰巳パーキングは、ベイエリアの眺めが最高であり、夜景を眺めながら休憩するのには最高なパーキングエリアになっています。

湾岸線の過去

湾岸線は今から30年程前、1980年代から最高速アタックをする走り屋達が集まる舞台へとなっていき、その勢いは留まることを事を知らず1990年代前半には全盛期となります。週末ともなると何十台もの最高速ランナー達が続々と集まり、最速を求めたバトルを繰り広げていきます。彼らは一般車が走る中を250km/hオーバーのスラロームを行い、車が開けたトップエンドでは320km/hを超える速度でのアタックを敢行します。

そのような超高速で走る為、当時は死亡事故も多かったようでまさに命がけで「最速の称号」の名誉を勝ち取るために、走り屋達は本気でアクセルを踏みきり湾岸道路を駆け抜けていました。その中には、現在でも有名なRE雨宮の代表雨宮氏や、トラストの創業者大川氏も名を連ねており当時の走り屋達のエネルギーは凄まじいものがあったようです。

現在は、死亡事故の多発、取り締まりの強化等の理由で走り屋の姿はめっきりと減り、過去の話は伝説的なものとなっています。

湾岸線を舞台にした人気漫画「湾岸ミッドナイト」とは!

「湾岸ミッドナイト」は、首都高速湾岸線をメインとした首都高を攻める最高速ランナー達を描いた漫画です。主人公の朝倉アキオが、乗り手が次々と事故に遭う「悪魔のZ」と噂されるS30型フェアレディZと出会い湾岸線を走り始めることからストーリーは始まります。

朝倉アキオと悪魔のZに挑んでは消えていく数多くの挑戦者達の様子を描いています。自動車を擬人化した様な内容が所々にあり、登場人物の会話は専門的な部分もあるなど、なかなかマニアックなのでチューニング好きな方は必見の漫画です。

続いては主人公を取り巻く主な登場人物を少しご紹介したいと思います。

島 達也

愛車はブラックバート呼ばれるポルシェ911(964型)ターボ。職業は医師をしているが生活に必要な最低限のお金を除いて全てを911につぎ込んでいる。悪魔のZの元オーナーである「朝倉晶夫」の走り仲間であり、朝倉晶夫がZで死亡事故を起こした時も一緒に湾岸を走っており、Zに対しては親友を殺した悪魔との感覚が強く残っている。しかし、物語が進むにつれて更にZとはライバルとも言えない深い関係になっていきます。ある意味、もう一人の主人公とも言える人物です。

北見 淳

地獄のチューナーと呼ばれたチューナー。「悪魔のZ」のエンジンを組んだ張本人。

北見の組んだエンジンは乗り手のテクニックを超え、次々と事故を起こしてしまい、いつしか客足は遠のいて仕事としては成り立たなくなってしまう。現在は自転車屋を営んでいる。

秋川レイナ

売れっ子のモデルで芸能界に身を置いている。愛車はR32GT-R。

物語序盤では車を走らせる事が大好きな普通の走り屋といった感じであったが、次第に「悪魔のZ」に魅せられていき、Zを取り巻く走り屋達の世界に入っていってしまう。

湾岸線のまとめ

首都高速湾岸線の魅力を、ちょっとした裏の顔も含めてご紹介しました。綺麗な景色で走り易く、車好きな仲間達で集まれる場所もあり湾岸線は素敵な場所ですね!しかし、そんな素敵な場所でもスピードの出しすぎなどで事故を起こしてしまえば取り返しのつかないことになってしまいます。愛車で湾岸線を走る際には安全運転でドライブを楽しみましょう!