トー角はトーイン・トーアウト・トー角0度のどれが良いのか

2019年06月25日

トー角はトーイン・トーアウト・トー角0度のどれが良いのか

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皆さんはホイールアライメントって気にしたことありますか。車を走らせるうえでステアリング操作に大きく影響してくるのがホイールアライメントになります。ホイールアライメントには、色々な諸角度調整があり、その中でも一番重要になるのがトー角になります。

トー角について

そもそもトー角ってよくわかりませんよね。簡単に説明すると車両を真上から見たとき、タイヤが進行方向にまっすぐ向いているかどうかの傾き角を言います。

真っすぐ前を向いてる状態であれば「トー角0」と表現され、内股に向いていると「トーイン」、がに股は「トーアアウト」ということになります。

アライメント要素の一種

アライメント構成要素には、トー角、キャンバー角、キャスター角、キングピン角、インクルーデッドアングル、ターニングラジアス、セットバック、スラスト角などの諸角度があり、トー角はその中の1つです。

それぞれが走行時の直進安定性やタイヤの摩耗、旋回性能などに影響を及ぼしています。

トーイン・トーアウトの定義

トーインは車両を真上から見たときにタイヤが内股になっていること言い、トーアウトはタイヤがガニ股になっていることを言います。

トー角の変化によるメリット・デメリット

トー角には、トーイン・トーアウト・トー角0度と色々な角度があります。それぞれの角度によるメリット、デメリットをご紹介します。ちなみにフロントトー角の調整は、タイロッドを回すだけで簡単に調整が出来ます。調整は簡単にできますが、少し回すだけでかなりの角度変動があるので、調整はプロの方に依頼することをおススメします。

トーインのメリット・デメリット

フロントにおけるトーインにした場合、ステアリングの操作性が鈍くなります。ステアリングの操作性が鈍くなるということは、逆を言えば直進安定性が増すことになります。通常の運転をする人はトーインにすることが多いです。

トーアウトのメリット・デメリット

トーアウトのメリットは操作性が良くなることです。コーナーで横重力がかかるようなスポーツ走行するときにトーアウトが活きてきます。また、ネガティブキャンバー(ホイールを八の字)との相性がいいので、トーアウトにする場合併せて設定するといいと思います。しかし、トーインのように直進安定性は失われてしまいます。

トー角0度のメリット・デメリット

トー角0度設定は車を走らせるうえでベスト(一般的に)な状態であると言えます。タイヤの接地面が地面に対して真っ直ぐで抵抗が少なく、タイヤの減りを最小限にするメリットがあります。トー角0度に関して、デメリットはありません。

どのようにトー角を使い分けるべきか

トーインにする場合

レースなどの特別な走り方をしない通常運転の人はトーインでいいと思います。メリットでも説明した通り、直進安定性が増すので運転はしやすくなります。

トーアウトにする場合

フロントをトーアウトにすると操作性が良くなり、レースなどに向いていることは説明しました。では、リアをトーアウトにするとどうなるかというと、リアが流れようとしてしまいスピンしやすくなってしまいます。また、直進安定性も失われてしまうのでお勧めしません。

まとめ

通常の走行をする人は、トーインにして直進安定性を持たせ走行するのが良いでしょう。

スポーツ走行をする人は、トーアウトにして操作性を持たせ、なおかつ横重力がかかったときにタイヤと地面が真っ直ぐ設置するようにネガディブキャンバーにして走行することお勧めします。

このように走り方のシーンによって、トー角を変えるのが良いと思います。また、色んな角度に設定し、自分の最適な角度を求めるのも楽しいかもしれませんね。