2019年06月25日 (更新:2020年08月17日)
【あぶデカ】「あぶない刑事」に登場した車!レパードなどをご紹介!
1980年代に大ヒットした刑事ドラマ「あぶない刑事」は、カーチェイスに代表される迫力のカーアクションが有名です。様々な車が登場し、ドラマを通じて一躍有名になった車達があります。そこで、劇中で活躍した主役級の車から脇役な車まで、登場車両にフォーカスしてご紹介していきたいと思います。
「あぶない刑事」とは
まず、「あぶない刑事」についてご存知ない方もいらっしゃると思いますので簡単にご紹介します。横浜を舞台に、鷹山敏樹(舘ひろし)と大下勇次(柴田恭兵)の活躍を描いた刑事ドラマです。派手なアクションシーンや、都会的なファッション性が受け、一世を風靡することとなりました。
1986年10月よりテレビシリーズ第一作が放送開始され人気を博し、映画化もされています。2015年に公開の劇場版で完結するまで、テレビドラマ計2回、映画で計7作公開となった大人気作品です。
「あぶデカ」登場車種
それでは劇中に登場した人気の車を見ていきましょう。当時をよく知る方は懐かしく感じることと思います。
【あぶデカ】F31レパード
1986年〜1992年まで日産から販売されていた2代目レパードです。ボディ形状は2ドアクーペのみで、コンセプトは“アダルトインテリジェンス”。派手さは無いが知的で大人のためのプライベートクーペを表現していました。
ライバルであったトヨタ・ソアラへ対抗する為に、トップグレードでは「V6 3リッターターボ 最大出力255ps」のハイパワーエンジンが搭載されていました。劇中では主に主人公の大下・鷹山が使用していたこともあり、ドラマの影響で市場価格が上がり、現在でも中古車市場で高い人気を誇っています。
【あぶデカ】Y30セドリック/グロリア
1983年〜1987年まで販売されていた6代目んセドリック/グロリアになります。ボディータイプの種類は「4ドアハードトップ」「4ドアセダン」「ステーションワゴン」「ライトバン」と種類が多く。このモデルは、これまで搭載されていた直列6気筒のL型エンジンに代わり、日本初のV型6気筒エンジン(VG型)を搭載しました。
劇中では捜査課や少年課のメンバーが主に使用する車両でした。当時の最新モデルでしたがスタントシーンで用いられるなど、ちょっと雑に扱われている印象もあります。
【あぶデカ】430セドリック/グロリア
1979年〜1983年まで販売されていた5代目セドリック/グロリアになります。ボディータイプは、これまでラインナップしていた2ドアハードトップを廃止し「4ドアハードトップ」「4ドアセダン」「ワゴン/バン」の3種類となります。
エンジンは直列6気筒のL型エンジンが搭載されており、排気量は2リッターと2.8リッターが用意されていました。劇中では主人公達港署員が現場へ急行するシーンで度々登場し、パトライトを乗せた姿がミニカーにもなっています。
【あぶデカ】330セドリック/グロリア
1975年〜1979年まで販売されていた4代目セドリック/グロリアになります。ボディータイプは、「4ドアセダン」「4ドアハードトップ」「2ドアハードトップ」「バン」の4種類になります。劇中では登場シーンは少なく、レッカー移動される車両としてや、ヤクザの組員が乗車する車、逃走中の犯人がバイクで激突してしまう車等で登場するくらいでした。登場が少ない為、やや印象に欠けてしまう車両であるかもしれません。
【あぶデカ】C31ローレル
1980年〜1984年まで日産から販売されていた4代目ローレルになります。開発主管はスカイラインの開発に携わったことで有名な桜井 眞一郎が務めていました。ボディータイプは4ドアセダンと4ドアハードトップの2種類で2種類になります。
エンジンは大きく分けて2種類あり、直列4気筒のZ型エンジン、直列6気筒のL型が搭載されていました。劇中では銀星会を尾行するシーンで使用され、崖を滑ったり樹木を飛び越えたり激しい走行が披露されたことが印象的ではないでしょうか?
【あぶデカ】S12シルビア
1982年~1988年まで日産から販売されてた4代目シルビアになります。2ドアノッチバックと3ドアハッチバックの2種類のボディタイプがありました。外観は、現在では見かけることも少なくなったリトラクタブルヘッドライトが採用されていたり、日本初のチルトアップ機能付きの電動ガラスサンルーフが採用されていることが特徴的でした。
エンジンは1.8リッターのCAエンジンと2リッターのFJエンジンが搭載されていました。劇中で登場した当時は現行モデルであり、覆面車として赤色灯を付けた姿で登場したようです。
まとめ
今回は、あぶない刑事に登場する車達を紹介致しました。今回取り上げた車種は登場する車のほんの一部です。非常に人気の高いドラマで、30年にも渡る長寿シリーズとなったことで幅広い世代にファンを獲得しています。
登場する車はおしゃれでカッコ良く、主役のレパードは中古車専門店ができる程の人気となりました。もしも今後、あぶない刑事の様に自動車がカッコよく描かれた、クルマ好きが熱狂するようなドラマが生まれれば、もっと車が楽しくなりそうですね!