2019年06月20日 (更新:2022年07月20日)
クルマといったらやっぱりセダン?国産セダン実燃費ランキングTOP10
かつては車といえば「セダン」がイメージされていましたが、近年ではミニバンやSUVに少し押されているような気がしてしまいます。しかし、セダンにはミニバンやSUVと違い重心が低くコーナーでも他のボディ形状の物と違い、コーナリング時に左右に振られにくいのが特徴です。また、走行性能が優れているモデルが多いのも魅力の一つです。
乗り心地が良く安全性が高いセダンタイプは、最近では燃費を重視されているユーザーが多くなってきています。そこで今回はセダンの実燃費をランキング形式でご紹介していきますので、セダンを検討している方は参考にしてみてください。
第1位 トヨタ プリウス
ハイブリッドカーのパイオニアであるプリウス、みなさんの予想通りの結果だったのではないでしょうか?街中でもよく走っているのを見かけますね。やはり燃費というのはお財布の中身に直結する問題なので、結果を出しているプリウスが選ばれることが多いようです。
実燃費 23.83km/L
ライバルとは僅差ながらも実燃費は23.83km/L、FFモデルの最軽量グレードのJC08モードでは最大40.8km/Lと他を圧倒する数値となっております。JC08モードとの差があるように見えますが大切なのは実燃費です、セダンタイプ1位の実力は折り紙付きです。
プリウスの特徴
プリウスの最大の特徴はやはり燃費の良さではないでしょうか。ハイブリッドカーとしての性能を最大限に引き出しつつも、セダンタイプでゆったりとした乗り心地という点はやはり人気の1つでしょう。EVモードを使用するとモーターのみで走行することが可能で、完全な電気自動車として走行できるので燃費の改善にはとても強い味方となっています。
静粛性がプリウスの隠れた能力
乗り心地・走行性能ともに高性能に仕上げられているプリウスシリーズなのですが、忘れてはいけないのが圧倒的な静粛性です。非常に滑らかな運転を味わうことができ、モーターからエンジンへの切り替わる際も、エンジンの振動が分かりにくい程スムーズな走り出しです。走行中のロードノイズや社外の音は入ってきますが、静粛性の高いタイヤの交換したりすることで改善も可能となっています。
スペック
発売日 | 2015年12月新車販売開始2018年12月マイナーーチェンジ |
ボディサイズ | 2015年12月~全長4,540mm全幅1,760mm全高1,470mm(E-Four1,475mm)2018年12月~全長4,575mm全幅1,760mm全高1,470mm(E-Four1,475mm) |
車両重量 | 2015年12月~1,310kg~1,460kg2018年12月~1,320kg~1,460kg |
乗車定員 | 5人 |
エンジン | 1.8L4気筒+モーター |
最高出力 | エンジン:72kW[98PS]/5,200rpmフロントモーター:53kW[72PS]リヤモーター(E-Fourのみ):5.3kW[7.2PS]システム最高出力:90kW[122ps] |
最大トルク | エンジン:142N・m[14.5kgf・m]/3,600rpmフロントモーター:163N・m[16.6kgf・m]リヤモーター(E-Fourのみ):55N・m[5.6kgf・m] |
トランスミッション | 電気式無段変速機 |
駆動方式 | FF,E-Four(電気式4WDシステム) |
JC08モード燃費 | 34.0km/L~40.8km/L |
燃料 | レギュラー |
新車車両価格 | 251.8万~328.4万円 |
ライバル車 | ホンダ インサイト |
独断と偏見!?おススメ度は?
- 走り :★★★★★
- 実用性 :★★★★☆
- コスパ :★★★★★
第2位 ホンダ インサイト
あと少しでプリウス越えを果たせそうなくらいまでに仕上がってきたホンダ インサイト。ホンダハイブリッドの象徴的な存在でありつつも開発陣営は環境車を意識していないとのこと。3代目インサイトはシンプルで時代に流されない、本質的な魅力を備えたクルマというコンセプトのもとに開発されています。
実燃費 23.26km/L
この記事ではあえて実燃費ランキングのライバルとしてプリウスを上げますが、その差は約0.6km/L弱。JC08モードとの差もプリウス程かけ離れておらず、とても優秀なのではないでしょうか?
インサイトの特徴
今回のインサイトは過去に販売されていたものと違いハッチバック形状が廃止され、4ドアクーペのようなデザインになったことが大きな特徴です。見た目からは想像がつかない大容量のトランクルームも開口部が広く、後部座席を倒すことで長尺物も楽に積めるトランクスルー機能が付いているのでとても実用的になっています。
インサイトの真価は走りにあり
1.5L直列4気筒エンジンに2個のモーター・リチウムイオンバッテリーを搭載したハイブリッドシステムが採用されており、ハイブリッドシステム全体では153PSのパワーを発揮、モーターはなんと27.2kgmのトルクを発揮。
トルクに関しては一昔前の3.0Lエンジン並の太さを出すことができます。モードにより燃費性能を取るか運動性能を取るか簡単に選択できますので、街乗りからスポーティーな走りまで楽しめるのはインサイトにとっては強みとなってくれそうです。
スペック
発売日 | 2018年12月新車販売開始 |
ボディサイズ | 全長4,675mm全幅1,820mm全高1,410mm |
車両重量 | 1370kg~1,390kg |
乗車定員 | 5人 |
エンジン | 1.5L4気筒+モーター |
最高出力 | エンジン:80kW[109PS]/6,000rpmフロントモーター:96kW[131PS]4,000~8,000rpm |
最大トルク | エンジン:134N・m[13.7kgf・m]/5,000rpmフロントモーター:267N・m[27.2kgf・m]0~3,000rpm |
トランスミッション | 電気式無段変速機 |
駆動方式 | FF, |
JC08モード燃費 | 31.4km/L~34.2km/L |
燃料 | レギュラー |
新車車両価格 | 326.1万~362.8万円 |
ライバル車 | トヨタ プリウス、フォルクスワーゲン パサート |
独断と偏見!?おススメ度は?
- 走り :★★★★★
- 実用性 :★★★★★
- コスパ :★★★☆☆
第3位 ホンダ グレイス ハイブリッド
ホンダからは2台目のランクイン。ホンダ グレイスはこの記事でも唯一のランキング入りした5ナンバーサイズセダンではないでしょうか。
実燃費 21.50km/L
ハイブリッドの象徴達からは少し遅れを取る形となってしまいましたが、4位にランクインする車とはしっかり差を広げ21km/L台で単独3位に。JC08モードとの差は少し気になってしまう所がありますが新車販売から約4年半、新車投入される車種に対して引けを取らないのは技術が当時からもしっかりしていたからではないでしょうか。
グレイスの特徴
グレイスの特徴はやはり小柄でとても扱いやすい5ナンバーサイズであるという所です。決してチープな作りなのではなく、上質なセダンの走りを持ちつつ内装にもしっかりと気を使われています。シックな黒をベースにホンダらしい走りを意識したレイアウトになっています。
5ナンバーサイズと侮ることなかれ
グレイスの特徴でも述べましたが、ボディが5ナンバーサイズのセダンなので非常に運転がしやすく狭く、入り組んだ街中でも小回りが利き実用性が高いです。価格もランキング内の車と比較して200万を切るなど、費用対効果も抜群です。
スペック
発売日 | 2014年12月新車販売開始2017年7月マイナーモデルチェンジ |
ボディサイズ | 2014年12月~全長4,440mm全幅1,695mm全高1,475mm(4WD車1,500mm)2017年7月~全長4,450mm全幅1,695mm全高1,475mm(4WD車1,500mm) |
車両重量 | 2014年12月~1,170kg~1,270kg2017年7月~1,110kg~1,260kg |
乗車定員 | 5人 |
エンジン | 1.5L直列4気筒+モーター |
最高出力 | エンジン:81kW[110PS]/6,000rpmモーター:22kW[29,5PS]1,313~2,000rpm |
最大トルク | エンジン:134N・m[13.7kgf・m]/5,000rpmモーター:160N・m[16.3kgf・m]0~1,313rpm |
トランスミッション | 7速AT、7速DCT |
駆動方式 | FF,4WD |
JC08モード燃費 | ハイブリッドモデル:31.4km/L~34.8km/L |
燃料 | レギュラー |
新車車両価格 | 197.9万~260.1万円 |
ライバル車 | トヨタ カローラアクシオ、マツダ アクセラハイブリッド |
独断と偏見!?おススメ度は?
- 走り :★★★☆☆
- 実用性 :★★★★★
- コスパ :★★★★★
第4位 ホンダ アコード ハイブリッド
ランキング上位2第に引き続き3台目のホンダ。惜しくも表彰台圏外となてしまったアコードハイブリッドですが、上位争いをできるだけの能力を持っており実燃費も良い数値が出ています。
実燃費 20.33km/L
アコードハイブリッドもしっかり実燃費で20km/Lをオーバー、1500kgオーバーの車重でこの数値を叩き出せるのはホンダのHEV方式だからなのでしょうか?
アコードの特徴
モーター主体のハイブリッドモデルにも関わらず非力さは微塵もなく、タイトなコーナーや勾配でもトルクフルに走って切れます。ステアリング性能も高いのでコーナリング時の姿勢もビシッと決まり安定性が高いので気持ち良い速度で走ることができるのは新たにサスペンションの沈み方向を調整したからでしょう。
市街地走行だとほぼEV?
アコードハイブリッドは車速が70km/hに到達しないとエンジンが直接駆動に関わることがほぼなく、基本的に車が進行する場合にはモーターの動力が使われます。バッテリーで蓄えられていた電気のみで走るわけではない状況においては発電機をエンジンで回し、発電した電気を駆動用モーターにまわすので100%ではないですが、感覚としては電気自動車感覚で運転できそうです。
スペック
発売日 | 2013年6月新車販売開始 |
ボディサイズ | 全長4,915mm全幅1,850mm全高1,465mm |
車両重量 | 1,580kg~1,620kg |
乗車定員 | 5人 |
エンジン | 2.0L直列4気筒+モーター |
最高出力 | エンジン:107kW[145PS]/6,200rpmモーター:135kW[184PS]/5,000~6.000rpm |
最大トルク | エンジン:175N・m[17.8kgf・m]/4,000rpmモーター:315N・m[32.1kgf・m]0~2,000rpm |
トランスミッション | 無段変速オートマチック(CVT) |
駆動方式 | FF |
JC08モード燃費 | 30.0km/L~31.6km/L |
燃料 | レギュラー |
新車車両価格 | 385.0万~410.0万円 |
ライバル車 | トヨタ カムリ、マツダ アテンザ |
独断と偏見!?おススメ度は?
- 走り :★★★★★
- 実用性 :★★★★☆
- コスパ :★★★☆☆
第5位 マツダ アクセラセダン ハイブリッド
魂動デザインでかっこよく、走れば一体感を味わえる楽しさにこだわる車好きのためのメーカーマツダからはアクセラセダン ハイブリッドがランクイン。プリウス方式のハイブリッドシステムですが、クルマ全体の仕上がりはプリウスとは違うものになっています。
実燃費 18.84km/L
後発のクルマたちに越されてしまいましたが、30型プリウスと同世代の車体としてはとても高い実燃費を誇っています。JC08モードは最大30.8km/Lとやはり30km/Lを超えています。
アクセラセダン ハイブリッドの特徴
マツダが手塩にかけて育て上げたSKYACTIVエンジンのハイブリッド版、SKYACTIV-HYBRIDはアクセルワークに対してリニアに反応してくれるので普通の車かのように違和感なく走ることができます。急加速など大きくアクセルを踏み込むような場面では残念ながら少しロスのある加速になってしまうので注意が必要です。
人馬一体
通常のハイブリッドカーでは転がり抵抗を低減させるために燃費の向上を目的としたアライメントが採用されていることが多いのですが、アクセラセダン ハイブリッドの場合はステアリングレスポンスを下げないようディーゼルモデルやガソリンモデルと同じセッティングになっており、マツダらしいダイレクトなレスポンスで、走る楽しさも追求したクルマとなっています。
* MAZDA3へのモデルチェンジにより2019年5月に新車販売が終了されています。
スペック
発売日 | 2013年11月新車販売開始 |
ボディサイズ | 全長4,580mm全幅1,795mm全高1,455mm |
車両重量 | 1,410kg~1,430kg |
乗車定員 | 5人 |
エンジン | 2.0L直列4気筒+モーター |
最高出力 | エンジン:73kW[99PS]/5,200rpmモーター:60kW[82PS]システム最高出力:100kW[136ps] |
最大トルク | エンジン:142N・m[14.5kgf・m]/4,000rpmモーター:207N・m[21.1kgf・m] |
トランスミッション | ハイブリッドモデル:電気式無段変速機 |
駆動方式 | FF |
JC08モード燃費 | 27.0kn/L~30.8km/L |
燃料 | レギュラー |
新車車両価格 | 226.0万円 |
ライバル車 | トヨタ プリウス、ホンダ グレイス |
独断と偏見!?おススメ度は?
- 走り :★★★★★
- 実用性 :★★★☆☆
- コスパ :★★★★☆
第6位 トヨタ カムリハイブリッド
ゆったりした直進安定性と居住性を鑑みロングクルージングを意識した前輪駆動セダンであるトヨタ カムリハイブリッド。セダンに求められる本質を追求し、トヨタが追い求めるセダンの理想を90%実現しています。
実燃費 17.19km/l
ライバルのアコードから少々実燃費が劣ってしまいましたがカムリはアメリカ市場のベストセラーモデルですが、日本国内で使用することもしっかりと考えられており2.5Lエンジン+ハイブリッド搭載のミドルクラスセダンとしては高い燃費を誇っています。
カムリの特徴
低重心化により横揺れの少ない乗り心地と安定した高速走行を実現、上質な装備に加え経済的な燃費で満足のいく仕上がりになっておりスタイリングでも今までのモデルよりスポーティーになっているので、幅広い年齢層に人気が出てきています。
WSグレードで脱いいセダン
カムリにはWSというスポーティさを体感できる特別な仕様のグレードがありますが、大人しく乗るだけではもったいないチューニングが施されています。指先だけでシフト操作ができるパドルシフトやドライバーをしっかりと包むフロントシート、エッジの利いたエクステリアに応答性の高い操舵フィーリングとすらっとな走りを追求したサスペンション。チョイ悪な大人のスポーティークルージングも楽しめるグレードです。
スペック
発売日 | 2017年7月新車販売開始 |
ボディサイズ | 全長4,885mm~4,910全幅1,840mm全高1,445mm |
車両重量 | 1,540kg~1,630kg |
乗車定員 | 5人 |
エンジン | ハイブリッドモデル:2.5L直列4気筒+モーター |
最高出力 | エンジン:131kW[178PS]/5,700rpmモーター:88kW[120PS]システム最高出力:155kW[211PS] |
最大トルク | エンジン:221N・m[22.5kgf・m]/3,600~5,200rpmモーター:202N・m[20.6kgf・m] |
トランスミッション | 電気式無段変速機 |
駆動方式 | FF |
JC08モード燃費 | 28.4km/L~33.4km/L |
燃料 | レギュラー |
新車車両価格 | 329.8万~434.1万円 |
ライバル車 | ホンダ アコードハイブリッド、マツダ アテンザ |
独断と偏見!?おススメ度は?
- 走り :★★★★★
- 実用性 :★★★★☆
- コスパ :★★☆☆☆
第7位 トヨタ クラウン ハイブリッド
若返りを図りスポーツ志向に寄せたクラウンは燃費戦争にも参戦。欧州車にも負けない走りを実現させるためにニュルブルクリンクを走り込み新次元のドライビングを提供してくれます。
実燃費 16.24km/L
走りを意識しつつも実燃費は16.24km/Lと、重量級+高排気量なハイブリッド車にあるまじき燃費です。
クラウンの特徴
このクラウンの最大の特長はやはりスポーティーさと重厚さ、美しさを兼ね備えたデザインではないでしょうか。流線型のクーペ風シルエットは今までのクラウンにない新たなイメージを思わせてくれるものになっています。
コネクティッドカーだからこそできる体験
万が一の事故や急病でもオペレーター接続で緊急事態に対応してくれる「ヘルプネット」やスマートフォンからクルマの状況を確認できる「マイカーセキュリティ」、「LINEアプリ」を介してナビの目的地登録やガソリン残量の確認ができる新たなシステムはカーライフをもっと上の次元に連れて行ってくれます。
スペック
発売日 | 2018年12月新車販売開始 |
ボディサイズ | 全長4,910mm全幅1,800mm全高1,455mm(4WD車1,465mm) |
車両重量 | 1,690kg~1,910kg |
乗車定員 | 5人 |
エンジン | 2.5L直列4気筒+モーター3.5LV型6気筒+モーター |
最高出力 | エンジン(2.5Lモデル):135kW[184PS]/6,000rpmモーター:105kW[143PS]システム最高出力:166kW[226PS]エンジン(3.5Lモデル):220kW[299PS]/6,600rpmモーター:132kW[180PS]システム最高出力:264kw(359ps) |
最大トルク | エンジン(2.5Lモデル):221N・m[22.5kgf・m]/3,800~5,000rpmモーター:300N・m[30.6kgf・m]エンジン(3.5Lモデル):356N・m[36.3kgf・m]/5,100rpmモーター:300N・m[30.6kgf・m] |
トランスミッション | 電気式無段変速機 |
駆動方式 | FR,4WD(2.5Lモデルのみ) |
JC08モード燃費 | 17.8km/L~24.0km/L |
燃料 | レギュラー,ハイオク(3.5Lモデルのみ) |
新車車両価格 | 497.8万~718.7万円 |
ライバル車 | メルセデスベンツ Eクラス、BMW 5シリーズ |
独断と偏見!?おススメ度は?
- 走り :★★★★☆
- 実用性 :★★★★☆
- コスパ :★★☆☆☆
第8位 マツダ アテンザ ディーゼル
マツダ最上位モデルにふさわしい最新・最良の走る喜びを具現化する車として、マツダの非ハイブリッド車トップの数値を出したアテンザ。デザイン、走行性能、安全装備など、幅広い領域で性能や質感を追求されています。
実燃費 15.68km/L
SKYACTIVのディーゼルターボエンジンを搭載したマツダ アテンザの実燃費は15.68km/L。JC08モードの計測自体はないものの、WTLCという世界基準の燃費計測方によるスペック表示は自身の表れかもしれません。事実、WTLCモードと実燃費の差は少ないものとなっています。
アテンザ ディーゼルの特徴
国産車最上位のディーゼルターボエンジンを搭載したアテンザ、最大トルクは街乗りで最も重要になる回転域で使えるようにするため2000rpmに設定。ディーゼルターボならではの図太い加速を味わうことができます。
全車標準装備の自動ブレーキ
衝突時の被害軽減や衝突の回避をサポートしてくれるアドバンストSCBS。スマート・シティ・ブレーキ。・サポートを略されているものですが車両に対して役4km/hから、歩行者に対して役10km/hからそれぞれ80km/hの範囲内でブレーキを自動制御して衝突回避をサポートしてくれます。夜間の歩行者検知精度が上がっているので、安全運転のこころ強い味方になてくれそうです。
スペック
発売日 | 2012年11月新車販売開始2015年11月大幅改良(安全装備追加)2018年5月大幅改良(安全装備追加+エンジン改良) |
ボディサイズ | 全長4,865mm全幅1,850mm全高1,450mm |
車両重量 | 1,510kg〜1,680kg |
乗車定員 | 5人 |
エンジン | 2.2L直列4気筒+ディーゼルターボ |
最高出力 | エンジン:140kW[190PS]/4,500rpm |
最大トルク | エンジン:450N・m[45.9kgf・m]/2,000rpm |
トランスミッション | 6速AT、6速MT |
駆動方式 | FF、4WD(ディーゼルのみ) |
JC08モード燃費 | 現行販売車計測なし(WLTCモード:17.0km/L〜19.6km/L) |
燃料 | 軽油 |
新車車両価格 | 324.0万円〜353.1万円 |
ライバル車 | トヨタ カムリ、ホンダ アコード |
独断と偏見!?おススメ度は?
- 走り :★★★☆☆
- 実用性 :★★★★☆
- コスパ :★★★☆☆
第9位 MAZDA3 セダン ディーゼル
ディーゼル技術で連続ランクインのマツダ、アテンザの次はMAZDA3です。ハイブリッドモデルのアクセラとは別の形態になっているので別車体としてご紹介します。
実燃費 15.46km/L
MAZDA3ディーゼルの実燃費はアテンザ ディーゼルと遜色のない15.46km/Lです。2019年10月発売予定の新型エンジンSKYACTIV-Xは更なる燃費向上が期待されます。どのくらいの燃費を出してくるのか非常に楽しみなエンジンです。
MAZDA3の特徴
魂動デザインを盛ることではなく無駄を削ぎ落とすことでシンプルに、周囲の風景をボディに取り込みつつ力強いデザインを押し出すフォルムになっています。多機能になり情報が増えていく傾向にあった近代の車ですが、MAZDA3はドライバーに負荷を掛けないことを目指し、細かなスイッチ類も素直な感覚で操作できるよう仕上げられています。
アクセラじゃない!MAZDA3です
最新モデルのMAZDA3は新世代マツダ車のど真ん中に位置するモデルですが、車名変更の理由はプラットフォームやサスペンションが刷新されて新世代商品の第一弾として位置付けられたからだそうです。こだわりのために開発陣営が何度も製造工場にと打ち合わせを重ねた努力の賜物とも言える美しいボディは惚れ惚れしてしまいます。
スペック
発売日 | 2019年5月新車販売開始 |
ボディサイズ | 全長4,660mm全幅1,795mm全高1,445mm(4WD車共通) |
車両重量 | 1,350kg~1,460kg |
乗車定員 | 5人 |
エンジン | 1.8L直列4気筒ディーゼル+ターボ |
最高出力 | 85kW[116PS]/4,000rpm |
最大トルク | 270N・M[27.5kgf・m]/1,600~2,600rpm |
トランスミッション | 6速AT |
駆動方式 | FF、4WD |
JC08モード燃費 | 計測なし(WTLCモード:19.0km/L) |
燃料 | 軽油 |
新車車両価格 | 274.2万~315.1万円 |
ライバル車 | フォルクスワーゲン ゴルフ、アウディ A3 |
独断と偏見!?おススメ度は?
- 走り :★★★★☆
- 実用性 :★★★☆☆
- コスパ :★★★☆☆
第10位 レクサス IS300h
トヨタの高級人気ブランドレクサスからはIS300hがランクイン。シャープなエクステリアデザインにシンプルかつ疲れにくいインテリア、剛性感もしっかりあるのでレクサスらしい乗り心地を楽しむことができます。
実燃費 15.37km/L
実燃費はアテンザ、MAZDA3と大差のない15.37km/L。2013年販売開始のモデルですが、新型車と色褪せない燃費性能を保持しているのはレクサスブランドの技術の高さの証でしょう。
IS300hの特徴
改良型ショックアブソーバーや電子制御をチューンナップし性能や機能を底上げしています。万人受けする乗り心地として設定されていますので、しっかりスポーツ走行する人よりは少し大人しめのドライブをする人にオススメしたい車です。
運転に自信がない方もIS300hなら安心
FRならではの背中から押される加速感、そしてレクサスならではの環境性能がマッチしゆったりとした感覚で走ってくれます。クルマの加速姿勢に構えることなく踏め、パドルシフトを使ったギアダウンも高い静粛性により車内にエンジン音が響くことはありません。
スペック
発売日 | 2013年5月新車販売開始2016年10月マイナーチェンジ |
ボディサイズ | 全長4,665mm~4,680mm全幅1,810mm全高1,430mm |
車両重量 | 1,580kg~1,800 |
乗車定員 | 5人 |
エンジン | 2.5L直列4気筒+モーター |
最高出力 | エンジン:131kW[178PS]/6,000rpmモーター:105kW[143PS]システム最高出力:162kW[220ps] |
最大トルク | エンジン:221N・m[22.5kgf・m]/4,200~4,800rpmモーター:300N・m[30.6kgf・m] |
トランスミッション | 電気式無段変速機 |
駆動方式 | FR、4WD |
JC08モード燃費 | 20.4km/L~23.2km/L |
燃料 | レギュラー |
新車車両価格 | 516.4万~639.9万円 |
ライバル車 | BMW 3シリーズ、メルセデスベンツ C220d |
独断と偏見!?おススメ度は?
- 走り :★★★☆☆
- 実用性 :★★★★☆
- コスパ :★★☆☆☆
まとめ
今回は国産セダンの実燃費を10位までランキングしてみましたがいかがだったでしょうか?安定性が高いと評価されているセダンタイプのクルマたちですが、性格は1車種ごとに変わってきます。
アクセラハイブリッドは販売を終了したモデルですが、燃費性能も高く中古車をご検討されるのもおススメです。車を購入される際はこの記事も参考にご自身が楽しめそうなクルマを選んでいただければと思います。