セカンドカーにおススメ!趣味性の高い軽自動車TOP10

2019年07月04日 (更新:2019年07月04日)

セカンドカーにおススメ!趣味性の高い軽自動車TOP10

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維持費が安く、大勢の人に親しまれている軽自動車。軽自動車は普通車にはない魅力をたくさん併せ持っています。今回はそんな軽自動車の中でも、趣味性の高い軽自動車10車種をランキング形式でご紹介。すでに車を1台所有していて、セカンドカーの購入を考えている人は必見です!

趣味性が高い軽自動車ランキングを紹介!

今や普通車をしのぐ販売台数を記録している軽自動車。軽自動車は私たちの生活に欠かせないツールのひとつとして、老若男女に親しまれています。軽自動車の魅力は日本の道路事情に適したコンパクトなボディサイズと実用性の高さです。

さらに、軽自動車は普通車よりも税制が優遇されています。税金面だけでなく消耗品の交換代などもリーズナブルな出費で済むので、維持が容易な点も魅力のひとつです。たくさんの魅力がある軽自動車の中には趣味性の高さがウリの車種も存在しています。

軽自動車には軽自動車の魅力がある反面、普通車には敵わない部分もあります。しかし、走る楽しさに関しては、普通車に負けず劣らずの車種も存在しているのです。今回はそんな趣味性の高い10種類の軽自動車をランキング形式で紹介していきます。

【第10位】ダイハツ・エッセ

第10位に輝いたのは ダイハツがかつて販売していた軽自動車「エッセ」です。エッセはダイハツが2005年から2011年にかけて製造および販売していた5ドアハッチバックで、ダイハツのエントリーモデルとして登場しました。

軽自動車の中でも特に低価格な車でありながら、シンプルかつおしゃれなスタイリングを実現。丸みを帯びたボディはイタリアやフランスの小型車を彷彿とさせます。エッセは女性ユーザーからの購入を想定していたキュートな車です。

いわゆるお買い物カーであるにもかかわらず、なぜエッセは趣味性の高い車ランキングの第10位としてランクインしたのでしょうか。その秘密をこれから紹介するスペックとともに解説していきますね。

価格とスペック

続いて、エッセの価格とスペックを簡単にご紹介します。

発売期間 2005年~2011年
排気量 660cc
駆動方式 FF/4WD
新車販売価格 約70万~110万円
中古販売価格(4万キロ以下・修復ナシ) 約40万

エッセは0.6L直列3気筒エンジンを搭載しています。最高出力は58馬力、最大トルクは6.6kgmです。ダイハツ車のほとんどに搭載されている一般的な自然吸気エンジンでありながら、軽ターボ車に迫る最高出力を実現しているのです。

そんな高出力エンジンが搭載されているボディの車両重量はなんと700kg~780kg。新規格の軽自動車としては異例の軽量ボディを採用しています。駆動方式はFFと4WDの2種類が設定されていますが、主流はFFです。

エッセの当時の新車販売価格は約70万円~110万円となっています。元々がリーズナブルな価格を実現していることもあって、中古車市場での販売価格は約40万円程度です。これは5MTモデルの価格相場であって、ATモデルであればもっと安く購入できます。

独断と偏見!?おススメ度は?

おススメ度:★★★☆☆

軽量コンパクトなボディと軽自動車としては高出力なエンジンが武器のエッセ。可愛らしい外観からは想像も出来ないほどの過激な走りを見せつけることができます。実際にエッセをスポーツ仕様にカスタムして耐久レースなどに参戦している人もいるようです。

スペックに関しては羊の皮をかぶった狼といえるエッセですが、そもそもスポーツモデルではないため足回りがお買い物カーの域を脱していません。カスタムベースとしては最適ですが、本格的なスポーツモデルに仕上げるのであればそれなりのカスタム費用がかかります。

エクステリアにスポーツモデルらしさがないのも人によっては欠点と感じるでしょう。標準モデルにはタコメーターが備わっていないため、追加メーターで対応する必要があります。そこまで手を加えれば、エッセの高出力エンジンと軽量ボディが真価を発揮するでしょう。

【第9位】スバル・R1/R2

続いて紹介するのは、スバルが2003年から2010年にかけて製造及び販売を手がけていた軽自動車「R1/R2」です。R2は女性をターゲットにした5ドアハッチバックモデル、R1は女性及びシニア世代をターゲットにした3ドアハッチバックモデルになります。

1958年に発売されたスバルの名車である「スバル360」のコンセプトを現代に復刻させた車種として登場しました。昨今の軽自動車としては比較的軽量なボディとスーパーチャージャーを搭載した高出力エンジンによる走行性能の高さをウリにしています。

どちらも走りやスタイリングを重視した車種ではありますが、R2はどちらかというとお買い物カーとしての実用性も考慮されています。その一方、R1は軽スペシャリティカーとして走り屋スタイリングだけでなく、インテリアにもしっかりとこだわっているようです。

価格とスペック

続いてスバルR1/R2の価格とスペックを簡単にご紹介します。

発売期間 2003年~2010年
排気量 660cc
駆動方式 FF/4WD
新車販売価格 約70万~160万円
中古販売価格(6万キロ以下・修復ナシ) 約40万

7年間の販売期間を経てスバルの軽乗用車市場撤退とともにその歴史に幕を閉じたR1/R2。エンジンには0.6L直列4気筒SOHCエンジンと0.6L直列4気筒DOHCエンジンの2種類が設定されていました。

0.6L直列4気筒DOHCエンジンに関してはスーパーチャージャー搭載モデルもあります。スーパーチャージャー搭載モデルは最高出力が64馬力、最大トルクが10.5kgmと軽自動車の馬力自主規制値に達する高出力を実現していました。

駆動方式はFFと4WDの2種類。R1の当時の新車販売価格は約110万円~160万円、R2の当時の新車販売価格か約70万円~150万円となっています。モデルによって中古車市場での販売価格にばらつきがありますが、40万円程度で購入することも可能です。

独断と偏見!?おススメ度は?

おススメ度:★★☆☆☆

姉妹車のような関係でありながら、異なるキャラクターが備わっているR1とR2。どちらも魅力的な車種であることに変わりはありません。ただし、より趣味性の高い軽自動車を求めているのであれば購入すべきは間違いなくR1です。

R1はまさに現代のスバル360と言っても過言ではありません。テントウムシのように丸みを帯びたスタイリングと当時のスバルのアイデンティティであったスプレッドウイングスグリルの相性はバッチリで、キュートな印象と先進性を併せ持っています。

R1の唯一の欠点は走行性能の高い3ドアハッチバックモデルでありながら、トランスミッションがCVTしか設定されていないこと。もし、MTが設定されていればその人気はさらに高かったことでしょう。R2には5MTが設定されているので迷いどころです。

【第8位】スズキ・現行アルトワークス

続いて紹介するのは、スズキが2014年から製造及び販売を手掛けている現行アルトです。今回は現行アルトのスポーツモデルである「アルトワークス」をご紹介します。現行アルトワークスは現行アルトの発売から1年遅れて登場しました。

現行アルトの軽量ボディをそのままに高出力のターボエンジンを装備。見た目は一般的な5ドアハッチバックですが、現行軽自動車トップクラスの走行性能を実現しています。スズキがかつて販売していた旧アルトワークスのように過激な走りを堪能することができますよ。

現行アルトワークスは、2015年に登場したばかりのモデルなので新車で購入することが可能です。そのため、中古車市場での価格は高値を推移しています。新車と中古車で価格の差があまり大きくないため、どちらを購入するか悩みどころですね。

価格とスペック

続いて現行アルトワークスの価格とスペックを簡単にご紹介します。

発売期間 2014年~
排気量 660cc
駆動方式 FF/4WD
新車販売価格 約150万~165万円
中古販売価格(3万キロ以下・修復ナシ) 約130万円

現行アルトワークスは0.6L直列3気筒DOHCターボエンジンを搭載しています。最高出力は軽自動車の馬力自主規制値である64馬力、最大トルクは10.2kgmです。現行アルトが49馬力もしくは52馬力であることを考えると大幅なパワーアップを果たしています。

車両重量はなんと670~740kg。現在販売されている軽スポーツの中でも圧倒的に軽量で、ひらひらと走行することが可能です。駆動方式はFFと4WDの2種類が設定されていますが、主流はFFです。トランスミッションはもちろん5速MTとなっています。

現行アルトワークスの新車販売価格は約150万円~165万円です。スポーツモデルとしては非常にリーズナブルな価格帯ではないでしょうか。中古車市場での販売価格は130万円程度と、上記でもお伝えしたように新車と中古車の価格差はあまりありません。

独断と偏見!?おススメ度は?

おススメ度:★★★★☆

現在販売されている軽自動車の中でもトップクラスの走行性能を有している現行アルトワークス。見た目こそ一般的な5ドアハッチバックですが、その走りは非常に過激です。カスタムベースとしての人気も高く、様々なメーカーからアフターパーツが販売されています。

そのため趣味性は抜群に高いです。いわゆる軽スポーツはツーシーターで実用性を考慮していないことが多いですが、アルトワークスなら四人乗りなので安心。ラゲッジスペースもしっかりと確保されているため、ファーストカーとしても十分活用できます。

唯一の欠点は中古車市場での価格が高値を推移しているため、軽自動車のカスタムベースとして購入するのはやや敷居が高いこと。また、本格的なスポーツモデルとはいえ見た目のスポーティーさがやや物足りないという意見もあります。

【第7位】ダイハツ・現行コペン

続いて紹介するのは、ダイハツが製造及び販売を手がけている「現行コペン」です。第7位には2014年に登場した現行コペンがランクインしました。コペン最大の魅力は、軽自動車でありながらスイッチひとつでフルオープンできる電動ハードトップが採用されているところです。

電動メタルトップを採用したことで、クローズド状態とオープン状態を手軽かつ容易に切り替えることができます。一般的なオープンカーに採用されている幌は経年劣化やいたずらの心配がありますが、電動メタルトップならそんな心配は無用です。

2シーターということで非常に趣味性の高い軽自動車に仕上がっています。電動メタルトップを採用しているコペンの車両重量はやや大きいですが、高出力ターボエンジンを搭載しているので車両重量の大きさを感じさせません。

価格とスペック

続いて現行コペンの価格とスペックをご紹介します。

発売期間 2014年~
排気量 660cc
駆動方式 FF
新車販売価格 約180万~250万円
中古販売価格(3万キロ以下・修復ナシ) 約140万円

現行コペンが搭載しているエンジンは0.6L直列3気筒DOHCターボエンジンです。最高出力は軽自動車の馬力自主規制値である64馬力、最大トルクは9.4kgmを発生します。比較的高出力なエンジンを採用したことで、850kgの重量級ボディをものともしません。

駆動方式はFFで、リアにトーションビーム式コイルスプリングを採用するなど本格的な軽スポーツとしては役不足な足回りですが、スポーティーな走りは十分楽しめます。オープンでの優雅な走りとクローズドでの過激な走りを気分に応じて使い分けてください。

現行コペンの新車販売価格は約180万円~250万円です。いくら趣味性の高いオープンスポーツカーとはいえ、軽自動車としては高価な価格帯で販売されています。中古車市場での販売価格は140万円程度なのでカスタムベースとして購入するなら中古車一択です。

独断と偏見!?おススメ度は?

おススメ度:★★★★☆

軽自動車唯一の電動メタルトップを採用している現行コペン。退屈な街乗りやいまいち気分が盛り上がらないドライブでもオープンにすることで、ドライブを心から楽しめるようになります。個性的な軽自動車に仕上がっているのでその魅力をぜひ知ってもらいたいです。

コペンといえば2012年まで販売されていた初代コペンも人気がありますが、現行コペンには初代コペンには無い魅力が備わっています。それが脱着構造ドレスフォーメーションです。現行コペンはボディの一部を簡単に着脱することができます。

これにより3種類の異なるエクステリアを着せ替えることができるのです。スタイリッシュな「ローブ」、マッシブな「エクスプレイ」、キュートな「セロ」の3種類があります。もし、現行コペンに飽きたとしてもエクステリアを着せ替えすれば気分を一新することができますよ。

【第6位】ホンダ・S660

続いて紹介するのは、ホンダが2015年から製造及び販売を手がけている軽自動車「S660」です。ホンダが自社の軽自動車開発ノウハウを余すことなく投入した本格軽スポーツとなっています。最大の特徴は、軽自動車とは思えない高い走行性能を実現していること。

S660はMR(ミッドシップ)レイアウトを採用しています。エンジンをフロントではなくキャビン後方に配置することで、慣性モーメントの最小化とトラクション性能の向上を図りました。ミッドシップレイアウトがもたらすコーナリング性能は軽自動車トップクラスです。

さらに、S660は脱着式ソフトトップを採用しているため、気軽にオープンエアを満喫することができます。フルオープンボディではないのでオープン状態での快適性は競合車種のコペンに劣りますが、コペンとはキャラクターが大きく異なるので問題ありません。

価格とスペック

続いてS660の価格とスペックをご紹介します。

発売期間 2015年~
排気量 660cc
駆動方式 MR
新車販売価格 約200万~285万円
中古販売価格(3万キロ以下・修復ナシ) 約160万円

S660が搭載しているエンジンは0.6L直列3気筒DOHCターボエンジンです。このエンジンはN-BOXをはじめとするホンダの軽自動車に搭載されているものをベースに、S660専用のターボチャージャーを組み合わせています。

最高出力は64馬力、最大トルクは10.6kgmです。上記でもお伝えしているように、駆動方式はMRとなっています。車両重量は830~850kgとやや大きいですが、高出力エンジンをMRに配置したことで優れた運動性能を実現しました。

トランスミッションは軽自動車初の6MTを採用。サスペンション形式などの足回りにもこだわって開発されています。そんなS660の新車販売価格は約200万円~285万円です。軽自動車としては非常に高価な価格帯ですが、中古車市場では160万円程度で販売されています。

独断と偏見!?おススメ度は?

おススメ度:★★★★☆

S660は現在販売されている軽自動車の中で最も趣味性の高いスポーツカーになります。なぜなら多くの軽自動車に求められる実用性を一切考慮していないからです。車内には収納スペースの類がほとんどありません。

車内だけならまだしも、ミッドシップレイアウトを採用しているのでラゲッジスペースがなく、唯一活用できるのは脱着式ソフトトップを収納できるスペースだけです。そのスペースすらもオープン状態では使用することができなくなってしまいます。

このように、S660は本格的な軽スポーツカーとして割り切って開発されている車です。現行アルトワークスはもちろん、2シーターオープンのコペンでも最低限の実用性は備わっています。S660の実用性の低さを我慢できるのであれば最高のセカンドカーとなるでしょう。

【第5位】マツダ・AZ-1

続いて紹介するのは、マツダが1992年から1995年にかけて製造及び販売を手がけていた軽自動車「AZ-1」です。マツダのオートザム店で販売されていたため、正式にはマツダ・AZ-1ではなく、オートザム・AZ-1になります。

ひと目で趣味性の高い車だとわかる個性的なスタイリングは運動性能を追求した結果です。軽自動車の馬力自主規制値を発生する高出力エンジンをキャビン後方に配置したMRマシンで軽自動車唯一のガルウィングドアが備わっています。

外装パーツはFRPで構成されているため、ボディは超軽量。高出力エンジン・軽量ボディ・ミッドシップの組み合わせは、軽自動車最高峰の運動性能を導き出しました。その過激すぎるキャラクターから究極のハンドリングマシンと呼ばれていたようです。

価格とスペック

続いてAZ-1の価格とスペックをご紹介します。

発売期間 1992年~1995年
排気量 660cc
駆動方式 MR
新車販売価格 約150万~155万円
中古販売価格(6万キロ以下・修復アリ) 約130万円

AZ-1が搭載しているエンジンは0.6L直列3気筒DOHCターボエンジン。最高出力64馬力、最大トルク8.7kgmを発生させるもので、スズキが製造を担当しています。スズキが担当しているのはあくまでエンジンの製造だけで、AZ-1そのものの開発には携わっていません。

上記でもお伝えした通り、駆動方式はMR、トランスミッションは5MTです。FRPの外装パーツを採用しているため、車両重量は720kgとなっています。非常に個性的かつ趣味性の高い軽自動車に仕上がっていますが、運転が極めて難しいため自在に操るためにはスキルが必要です。

AZ-1の当時の新車販売価格は約150万円~155万円となっています。近年の軽自動車と比べると一般的な価格設定ですが、当時の軽自動車としては高価な部類でした。販売台数の少なさから中古車市場では130万円程度というプレミア価格で販売されています。

独断と偏見!?おススメ度は?

おススメ度:★★☆☆☆

マツダ車の中でも特に個性的なマシンであるAZ-1。軽自動車の中でも特筆すべき運動性能を実現しているため、スポーツカーとしては本当に魅力的な車です。ただし、その個性的すぎるキャラクターが大きく影響して人によって好みが分かれてしまいます。

中古車市場でプレミア価格となっていて入手が難しいというマイナー車特有のデメリットや経年劣化による故障や不具合もネックです。故障や不具合が発生したら部品の入手が難しいという欠点もあります。

さらに、AZ-1のガルウィングドアは、構造上横転した場合はドアを開けることができません。ドアガラスを割ることで脱出できますが、脱出するまでに時間がかかってしまうため安全性が低いという見方もあります。AZ-1を心から愛している人でないと維持は難しいでしょう。

【第4位】スズキ・カプチーノ

続いて紹介するのは、鈴木が1991年から1998年にかけて製造及び販売を手がけていた軽自動車「カプチーノ」です。カプチーノは平成ABCトリオと呼ばれた軽スポーツカーの中で唯一のFRレイアウトを採用しています。

それに加えて、軽量コンパクトなボディと高出力なエンジンによって優れた運動性能を実現しました。カプチーノという車名や可愛らしいフロントマスクとは裏腹に、ロングノーズ・ショートデッキの本格的な軽スポーツカーに仕上がっています。

クローズドボディの印象が強いカプチーノですが、実はカプチーノはオープンカーです。3ピース構造のメタルルーフをトランクに収納すれば、フルオープン・タルガトップ・ティートップと3種類のオープンを使い分けることができるようになっています。

価格とスペック

続いてカプチーノの価格とスペックをご紹介します。

発売期間 1991年~1998年
排気量 660cc
駆動方式 FR
新車販売価格 約140万~160万円
中古販売価格(10万キロ以下・修復アリ) 約50万円

カプチーノは前期モデルと後期モデルで搭載しているエンジンが異なっています。どちらも0.6L直列3気筒DOHCターボエンジンで、最高出力は64馬力です。ただし、最大トルクが前期モデルは8.7kgm、後期モデルは10.5kgmとなっています。

駆動方式は軽自動車での採用例が極めて少ないFR、トランスミッションは5MTが主流ですが、後期モデルには3ATも設定されていました。エンジン縦置き4輪ダブルウィッシュボーン式サスペンションの採用など、軽自動車とは思えないこだわりの数々が魅力。

そんなカプチーノの当時の新車販売価格は約140万円~160万円となっています。AZ-1と同様、近年の軽自動車と比べると一般的ですが、当時の軽自動車の中では高価です。中古車市場では流通台数が比較的多いこともあって、50万円程度で購入することができます。

独断と偏見!?おススメ度は?

おススメ度:★★★☆☆

平成ABCトリオの中でカスタムベースとして最も人気を博しているカプチーノ。中古車市場では、ハードなチューニングが施された車両からフルノーマルの車両まで存在しているため、購入する際は自分がどんな車両を求めているのかしっかりと検討することが必要です。

また、カプチーノはスポーツ走行で酷使された車両が多い傾向にあります。中古車市場での平均相場より安い価格で販売されているカプチーノは状態が良くないことが多いです。エンジンルームや足回りの確認はもちろん可能であれば試乗もさせてもらいましょう。

純正部品の供給に関しては、現状では一部の部品を除いて供給されているようです。ただし、今後はどうなるか判断できず、これから購入する人にとっては不安な所ではあります。これらのデメリットをクリアできるのであればカプチーノは本当に魅力的な軽スポーツカーです。

【第3位】ホンダ・ビート

続いて紹介するのは、ホンダが1991年から1996年にかけて製造および販売を手掛けていた軽自動車、ビートです。ビートは軽自動車でありながら、初代NSXと同様のMRレイアウトを採用していたことで知られています。

ビート最大の特徴は、自然吸気エンジンで馬力自主規制値である64馬力を達成していること。64馬力の自然吸気エンジンを有しているのは、数ある軽自動車の中でもビートのみです。レッドゾーンは8,500rpmと高回転型になっています。

さらにビートはオープンカーなので、幌を取り外せばオープンエアも満喫できます。レーシーなスポーツ走行はもちろん、優雅で快適なドライブも可能です。ビートは走りに重点を置いたホンダのスポーツカーの中でも運転が楽しい車として人気を博しています。

価格とスペック

続いてビートの価格とスペックをご紹介します。

発売期間 1991年~1996年
排気量 660cc
駆動方式 MR
新車販売価格 約140万~145万円
中古販売価格(11万キロ以下・修復ナシ) 約60万円

ビートが搭載しているエンジンは0.6L直列3気筒SOHCエンジンです。ビート独自の吸気システムである「MTREC」との組み合わせによって、自然吸気エンジンでありながら最高出力64馬力、最大トルク6.1kgmを達成しています。

駆動方式はMRで、トランスミッションは5MTのみです。サスペンションは4輪独立懸架のストラット式で、軽自動車初の4輪ディスクブレーキや前後異径タイヤの採用など、足回りにもしっかりとこだわって開発されていることがわかります。

ビートの当時の新車価格は約140~145万円と、競合車種であったAZ-1やカプチーノと同価格帯で販売されていました。中古車市場での価格は幅広く、状態の良い車両は100万円を超えるプレミア価格です。

独断と偏見!?おススメ度は?

おススメ度:★★★☆☆

ビートは発売からもうすぐ30年が経過しようとしている軽スポーツカーです。ほぼ旧車といっても過言ではないレベルで、実際に一部の純正部品がすでに生産されていません。中には再販されている部品もありますが、十分に行き届いてはいない状況です。

経年劣化による故障や不具合の心配もあり、少なくとも安心して乗ることのできる車両は限られています。もちろん、中には前オーナーが大切に所有していたビートも存在するため、そのような状態の良い車両を見つけられるかどうかがカギになるでしょう。

それさえクリアできれば、ビートは本当におすすめの軽スポーツカーです。1度乗ったが最後、手放したくなくなるほどの魅力がビートには詰まっています。MRレイアウトと高回転型エンジンがもたらす走りを楽しんでください。

【第2位】スズキ・3代目ジムニー

第2位に輝いたのは、1970年からスズキが製造および販売を手掛けている「ジムニー」です。今回ピックアップしたのは、1997年から2018年の約20年間に渡って販売されていた3代目モデルになります。従来のジムニーよりも丸みを帯びたボディが魅力です。

3ドアハッチバックを採用したスクエアボディはオフロードマシンらしさ全開で、実用性と趣味性の高さを両立しています。従来のジムニーや現行ジムニーのような武骨さはありませんが、その分、老若男女問わず親しみやすいフロントマスクです。

今回のランキングではオンロードでの走行性能を重視した軽スポーツを多数ピックアップしていますが、3代目ジムニーは唯一のオフロードマシンになります。伝統のラダーフレームとパートタイム4WDの組み合わせは、どんな悪路でも走破してしまうことでしょう。

価格とスペック

続いて3代目ジムニーの価格とスペックをご紹介します。

発売期間 1998年~2018年
排気量 660cc
駆動方式 4WD
新車販売価格 約110万~160万円
中古販売価格(2万キロ以下・修復ナシ) 約120万

3代目ジムニーが搭載しているエンジンは0.6L直列3気筒DOHCターボエンジンです。最高出力は馬力自主規制中である64馬力、最大トルクは10.8kgmと、軽自動車のエンジンとしては非常に高出力となっています。

駆動方式はパートタイム4WDのみで、トランスミッションは4ATもしくは5MTの2種類です。サスペンションには前後リジットアクスルサスペンションを採用して、オンロードでの操縦安定性とオフロードでの走破性の向上を果たしています。

3代目ジムニーの当時の新車販売価格は約110万円~160万円です。約20年間にわたって販売されていたので、時代の流れに伴い車両価格が徐々に高騰しましたが、それでも趣味性の高い軽自動車としてはリーズナブルな価格を実現しています。

独断と偏見!?おススメ度は?

おススメ度:★★★★★

3代目ジムニーはオフロード走行を楽しむための車として知られていますが、ボディタイプが3ドアハッチバックであることを除けば実用性もしっかりと確保されています。そのため、泥遊びはもちろん日常での使い勝手も抜群です。

初期型は発売から20年が経過していますが、高年式の車両であればまだ数年しか経過していません。中古車市場での流通台数が多いこともあり、自分好みの車両が選びやすくなっています。部品供給の面に関してもまだまだ問題はないようです。

さらに、3代目ジムニーはアフターパーツが非常に豊富となっています。カスタムベースとしても最適です。今回ピックアップしている車種の中では趣味嗜好の異なる車ですが、オンロード・オフロードともに楽しい運転を満喫できるでしょう。

【第1位】ダイハツ・初代コペン

記念すべき第1位に輝いたのは、ダイハツが2002年から2012年にかけて製造及び販売を手がけていた「初代コペン」です。初代コペンからさらなる進化を遂げた現行コペンが第7位にランクインしていますが、なぜ旧式のモデルが第1位に輝いたのでしょうか。

オープンカーとしての基本コンセプトは初代コペンと現行コペンで変わりありません。そのうえ、オープンカーとしての完成度が高いのも現行コペンの方です。しかし、初代コペンには現行コペンが失ってしまった魅力を多数備えています。

前後対称の丸みを帯びたキュートなスタイリングは、発売から17年が経過した現在でも色あせてはいません。詳細は後述しますが、現行コペンとは異なるエンジンの搭載や中古車市場での価格相場が安いこともあって、チューニングベースとしても最適なのです。

価格とスペック

続いて初代コペンの価格とスペックをご紹介します。

発売期間 2002年~2012年
排気量 660cc
駆動方式 FF
新車販売価格 約150万~210万円
中古販売価格(9万キロ以下・修復ナシ) 約100万

初代コペンが搭載しているエンジンは0.6L直列4気筒DOHCターボエンジンです。最高出力は64馬力、最大トルクは11.2kgmを発生します。最高出力はともかく、最大トルクに関しては今回のランキングの中で最も優秀な数値です。

さらに今回ピックアップしている車種の中では唯一の4気筒エンジンとなっています。エンジンが高回転域までスムーズに吹け上がるだけでなく、耐久性にも優れているため、チューニングを施すことでさらなる高出力化を実現することが可能です。

駆動方式はFFで、トランスミッションは4ATもしくは5MTとなっています。初代コペンの当時の新車販売価格は約150万円~210万円です。中古車市場での販売価格は100万円程度ですが、程度を気にしないならもっと安い価格で購入することもできます。

独断と偏見!?おススメ度は?

おススメ度:★★★★★

初代コペンの販売期間は約10年。初期型であればすでに17年が経過しているため、経年劣化による故障や不具合が気になります。しかし、高年式の車両であれば7年しか経過していないため、経年劣化を心配することなくドライブを楽しむことができるでしょう。

電動メタルトップの不具合や車内の気になる軋むような音など、初代コペン特有の不具合(仕様)は存在していますが、たくさんの初代コペンオーナーがネット上に情報をアップしているので、気になるところを対処することも可能です。

前後対称のキュートなスタイリングを採用していること、チューニングベースに適していること、中古車市場での流通台数が多く自分好みの車両をチョイスできること。初代コペンには現行コペンで味わうことのできない魅力がたくさん備わっているのです。

まとめ

今回は趣味性の高い軽自動車ランキングTOP10をご紹介しましたが、いかがでしたか。人によっては順位が入れ替わることもありますが、概ね満足できるランキングに仕上がっていると思います。軽自動車は実用性の高さや維持費の安さが最大の魅力です。

しかし、今回ピックアップした車種のほとんどは、実用性を犠牲にして運転の楽しさを追求しているものばかりです。ファーストカーであればたしかに実用性は大切ですが、セカンドカーであれば趣味性の高い車でも後悔はしないと考えています。

何より実用性の高い車では味わうことのできない魅力が、今回ピックアップした車種には多数備わっています。普通車2台所有であれば出費が大きくなってしまいますが、それが軽自動車なら出費を抑えることができるので、家庭がある人には特におすすめです。