2019年06月17日 (更新:2022年04月08日)
ジムニーJB64W型におすすめのホイールをご紹介!
「ワゴンR」「アルト」など数多くの大ヒット軽自動車を生み出している「スズキ自動車」。数多くのフラッグシップモデルがある中でも、「ジムニー」は欠かせない存在となっています。1970年に初代ジムニーが誕生して以来、3代に渡って「オフロードを走行できる四輪駆動の軽自動車」というコンセプトをそのままにモデルチェンジやマイナーチェンジを繰り返し、2018年には待望の4代目ジムニーが誕生し、瞬く間に人気となって話題を呼んでいます。
今回は、オフロード四輪駆動軽自動車であるジムニーと相性がいいホイールをご紹介します。当編集部が厳選したホイールをはじめ、ジムニーに乗るCARTUNEユーザーがどんなホイールを装着しているかなども織り交ぜながら、ホイールをカスタムしたジムニーの魅力をご紹介します。
ジムニーに装着可能なカスタムホイール15選!
まず初めに、当編集部が数あるホイールの中からジムニーに似合うものだけを10種に厳選させていただきましたのでご紹介します。オフロードらしくワイルドにカスタムできるホイールから、ストリートらしくスポーティーに極めることができるものまで幅広く取り集めてみました。なお表示価格はタイヤホイール専門店「カーポートマルゼン」より抜粋し、参考として「4本ホイールのみ」の値段で換算しております。
4x4エンジニアリング オフパフォーマー RT-5N
シンプルな5本スポークと理想的なホイールサイズ、そしてコストパフォーマンスの良さから、この「オフパフォーマー RT-5N」は非常に人気があります。オフロードのような雰囲気を持つジムニーとも相性抜群です。
設定サイズと値段
16インチ:¥33,160(4本)
カラーバリエーション
- ホワイト
- ガンメタリック
②WEDS キーラー フォース
日本の老舗ホイールメーカーの一つである「ウェッズ」が手掛けるエレガンスで煌びやかな装飾が目を引くラインナップを出している「キーラー」というホイールがあります。その中でもジムニー向けともいえるのがこの「フォース」です。
特徴はなんと言っても、数多くそろえるサイズの中で、ジムニー専用のホイールサイズ「16インチ 5H forジムニー」を用意しています。煌びやかな5本スポークと異彩を放つ6本スポークの2種類が用意されています
カラーバリエーション
- ハイパーシルバー
- グロスブラック
- マットブラックポリッシュ
③レイズ ボルクレーシング TE37 X Progressive Model
「レイズ」も「ウェッズ」と同じく、カスタム好きの間では有名な日本のホイールメーカーです。そのレイズの看板商品の一つである「ボルクレーシング」シリーズとは、レイズが得た数多くのレース実績を基に商品開発を行っており、「軽さ」「強靭性」「デザイン」のすべてを追求したモデルとなっています。
レーシーな雰囲気を持つ「TE37 X Progressive Model」は、ジムニーをより魅力的にします。
カラーバリエーション
- ブロンズアルマイト
④レイズ グラムライツ 57 JV
こちらもレイズの商品ですがこの「グラムライツ」シリーズは、レイズがサプライヤーとしてレースカーに実際に投入しているものと同じ素材・デザインを発売しているのが人気を博しています。
レーシングホイールとジムニーというと一見相反するように思えますが、「グラムライツ 57 JV」はジムニー用にデザインを改良しているので、非常にマッチするはずです。
カラーバリエーション
- マットグラファイト
⑤4×4エンジニアリング ブラッドレー V エボリューション
「ブラッドレー」シリーズはジムニー乗りの間ではかなりメジャーなホイールブランドとして人気が高い商品です。ジムニーをはじめオフロード車に合わせやすい、シンプル尚且つ力強い5本スポークと軽さ、そしてしなやかさを極めたホイールです。
カラーバリエーション
- スーパーブラック
- SBC
- パールホワイト
⑥WEDS マッド ヴァンス 01
②でご紹介した同じウェッズ社の「マッド ヴァンス 01」は、同じ5本スポークであるものの、ポリッシュ加工されたシルバーと艶消しブラックを組み合わせた色合いと上品さのある「ホイールピアスボルト装飾」が施され、「キーラーフォース」とは一味異なる印象を受けます。こちらもジムニー専用サイズで販売されております。
カラーバリエーション
- マットブラックポリッシュ
⑦レイズ チームデイトナFDX-J
「レイズ」はレーシングホイールばかりではありません。こちらの「チーム デイトナ」は4WDやオフロード車向けに威圧感のあるデザインが目白押しのホイールを展開しています。この「FDX-J」はジムニーの標準サイズである5.5Jに収めつつリムの深さが67.8mmもあり、シルバーとブラックのコントラストが効いたデザインと相まって、奥行きのあるものとなっています。また、ジムニー専用設計という点もおススメのポイントです。
設定サイズ(4本合計)
16インチの価格:¥95,440
カラーバリエーション
- ブラック/ダイヤモンドカット
⑧ワーク クラッグ CSJ
「ワーク」も「レイズ」「ウェッズ」と並ぶ人気の日本ホイールメーカーの一つで、最大の特徴は様々な工場による生産とシステムの分業化により、数多くのサイズやあらゆるジャンルのホイールラインナップを手掛けているところです。
この「クラッグ」シリーズもその一つで、ジムニーなどをはじめとしたPCD139.7向けにデザインされた個性あるホイールを販売しています。「クラッグ CSJ」はジムニーの標準サイズである「16インチ/5.5J」に合わせて設計された専用品になっています。
カラーバリエーション
- マットガンメタ
⑨ドゥオール CST ZERO-1 ハイパー+J
「ドゥオール」は、ホイールのみならず一部車種向けのエアロパーツや車用塗料なども販売する日本の会社です。中でもホイールラインナップはコストパフォーマンスとラインナップの多さに優れています。「ZERO-1 ハイパー+J」は安さもさることながら、オプションを含め様々なカラーラインナップをそろえているのがおすすめポイントです。
カラーバリエーション
- グロスブラック
- ホワイト
- ブロンズ(限定カラー)
⑩BADX ロックケリー MX-Ⅱ
「BADX(バドックス)」も「ドゥオール」に負けじと奇抜性のあるホイールデザインとコストパフォーマンス性の良さに高い評価があります。また全ホイールに錆びや金属剥がれ等がないかチェックする「塩水噴霧試験」を数百時間以上かけて行うなど、高い品質を保証する安心できる会社です。
「ロックケリー MX-Ⅱ」は、見る人誰もが圧倒される力強い8本スポークはジムニーをより強調させる個性あるホイールとなっています。
カラーバリエーション
- マットブラック/ポリッシュ
- グロスブラックグロス
⑪MLJ デイトナ SS
株式会社MLJ(エム・エル・ジェイ)は東京に本社を置きつつも、海外のホイール製造会社と提携を結び、国産ホイールにはない斬新で力強いデザインが印象的なホイールを数多く取り揃えています。
この「デイトナ SS」は一見するとシンプルな「鉄チンホイール」のように見えますが、リムに装飾が施されたりセンターキャップがクロームメッキ仕様になっているなど、個性が光っています。サイズもジムニー専用なのでぴったりはまります。
カラーバリエーション
- ブラック(赤青ライン)
⑫ENKEI all-four(オールフォー)
日本生まれのホイール製造メーカーには「エンケイ」があることを忘れてはなりません。日本のみならず海外にも支店や工場を設け、各自動車メーカーのOEM供給するほかに、レースカーのホイールとして実戦投入されています。
そんなエンケイが、世界一過酷なレースとも言われる「WRC(世界ラリー選手権)」で培ったノウハウを生かし、鍛造に負けない軽量鋳造のホイールを完成させたのが、この「 all-four(オールフォー)」です。
カラーバリエーション
- ホワイト
- スパークシルバー
⑬レイズ KC-DECOR A●LAP-J
レイズの中でも軽自動車やコンパクトカー向けの小型ホイールをラインナップしている「KC-DECOR(ケーシーデコール)」は、近年需要が非常に高まっており人気を博しています。現行ジムニーにおススメなのはこちらの「A●LAP-J(エーラップジェイ)」です。
小型ホイールサイズながらも、レイズ渾身の鍛造技術を詰め込んで完成させた1ピース鍛造ホイールで、他のものを圧倒的する驚きの軽さが自慢です。
カラーバリエーション
- ブロンズアルマイト
- ブラック/ダイヤモンドカットリム
⑭ゴジゲン J X 4R
「5ZIGEN(ゴジゲン)」は大阪に本社を置きレースにて実績を積みながら、ホイールのみならず様々な車種に向けたチューニングパーツ、そしてレーシング用品などを開発・販売する会社です。
その会社が手掛けるジムニー専用ホイールが2パターンあり、その一つがこの「 J X 4R(ジェイ・バイ・フォーアール)」です。細く短い10本スポークはジムニーをスポーティーにカスタムしたい方におススメです。
カラーバリエーション
- マットブロンズ
- ブラックリムポリッシュ
⑮ゴジゲン J-CROSS
こちらは先ほどと同じゴジゲン製のホイールですが、ジムニー専用ホイールとしてもう一つ「 J-CROSS(ジェイ・クロス)」というものがあります。オフロードシーンにも似合う5本スポークですが、スポーク1本1本がエアロダイナミックなデザインとなっており、非常に個性的です。リフトアップさせたジムニー向けとしても非常におススメです。
カラーバリエーション
- マットブロンズ
- ブラックポリッシュ
- ブラックイエローライン
「ジムニーといえばオフロード」と言わんばかりに、オフロード向けホイールといえばこちらの「スポーク」です。種類やカラーリング、サイズが非常に豊富なのが特徴です。シンプルなデザインのスポーク型ホイールと途轍もなく太いタイヤを合わせて、威圧感のある個性的なジムニーへカスタムしている方が非常に多いです。
CARTUNEユーザーから紹介!インチ別装着実例!
では続いては、現行ジムニーに乗っているCARTUNEユーザーはどんなカッコいいホイールを履かせて、どんなカスタムを施しているのか、ホイールのインチ別にご紹介します。
15インチ
こちらのユーザーさんはJB23W型ジムニーにかなり大きめのタイヤを履かせています。しかしホイールサイズとしてはさほど大きくありません。ホイールは純正と同じ15インチでオフロード向けホイールメーカーである「ミッキートンプソン」製のホイールです。ただタイヤサイズが「31x10.5R15」という途轍もなく大きなサイズのタイヤを履かせています。あわせてこちらのユーザーさんはリフトアップを施しているのでタイヤと車が干渉することはありませんが、かなり威圧感があります。
16インチ
こちらは、ホイールをスポーティーな「レイズ グラムライツ57JX」の16インチと215/70/R16という太いタイヤを合わせて、JB64W型ジムニーに履かせています。フェンダーからぎりぎりタイヤが出てるか出てないかの瀬戸際ですが、クールなストリートカスタム向けホイールとジムニーとの相性は非常にあっています。
ジムニーの純正ホイールサイズ
現行ジムニーの純正サイズは歴代通じて2種類あります。PCDの表記のサイズはいずれも「139.7」、そしてハブ数は「5」となっています。ホイールサイズは歴代ほぼ同じですが、タイヤサイズがモデルによって若干異なっている場合があるので、純正のタイヤサイズを忘れてしまった場合は車の取扱説明書もしくはディーラーにて確認してもらったほうが確実です。
インチ数(大きさ) | オフセット | J数(幅) | タイヤサイズ |
---|---|---|---|
16インチ | 22(インセット) | 5.5 | 175 |
15インチ | 5(インセット) | 5.5 | 205 |
純正で履けるサイズは?
ジムニーは初代から最新の4代目まで存在していますが、車高調などを改造して車高を高くする「リフトアップ」に対応している車種なので、カスタムの方法次第では20インチ以上のものも履けます。しかし車種によってはそれ以上の加工が必要であったりタイヤのラインナップに存在しなかったりすることもあるので、ホイールを純正サイズそのままにタイヤサイズだけを太くするという無難なカスタム方法を利用するユーザーの方が非常に多いです。
ホイール選びの上での注意点
先述しましたが、ジムニーは歴代を通してホイールやタイヤのカスタムの自由度が高い車種となっています。しかしながら、何でも履けるというわけではありません。必ず、フェンダー部分からタイヤ部分が規定で定められた通りに収まっているか、またスピードメーター
と実際の速度との相違がないサイズであるかどうかなどをチェックしながら、綿密に計算しながらお気に入りのホイールを探しましょう。
まとめ
いかがでしたか?ジムニーという車種が、初代が誕生して既に40年以上経過してもいまだ人気が衰えることを知らない理由がお分かりいただけたかと思います。これほど数多くのジムニーに似合うホイールが多いということは、ジムニーがそれほど多くの方々に愛されているという何よりの証拠です。しかし今回取り上げたホイールはまだまだ沢山あります。ジムニーをお乗りの方で未だホイールに手を加えていないという方がいらっしゃれば、ぜひこの記事を参考にして、より愛着がわく個性的なジムニーへ仕上げる手助けになればと思います。