ホンダ フィットのボディサイズを調べてみた

2019年06月05日

ホンダ フィットのボディサイズを調べてみた

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扱いやすい5ナンバーサイズながらも、広い室内を持つホンダのフィットは、国内のみならず世界中で大人気のコンパクトカーです。しかし、国内にはライバル車種が多く存在し、どれもが使い勝手に優れた5ナンバーサイズとなっています。そこで、フィットとライバル各車、そして歴代フィットと現行フィットのボディサイズや各種寸法を比較し、その特徴を解説してみたいと思います。

フィットのサイズを比較

2001年6月に初代が発売され、現行モデルで3代目となるホンダのフィットは、代を重ねるごとにサイズアップされてきましたが、車幅は5ナンバー枠の1.7m以内に収められ、日本の道路や駐車場事情にマッチしたサイズを守り続けています。全長も4m以内に収められ、取り回しの良さも守られていますが、ホイールベースは初代から80mm伸びて、室内スペースを拡大させて居住空間を拡大させています。

全高1,525mmは初代から変わらず、ホンダの考える使い勝手の良いコンパクトカーのベストな高さとなっており、センタータンクレイアウトを採用することで、むやみに高さを伸ばさなくても広い室内を確保できる要因となっています。

GK型フィット

歴代モデルの中で最もサイズアップされた現行のGK型は、ホイールベースを2,530mmと先代よりさらに30mm延長させ、全長も55mm大きくなって4mぎりぎりまできました。これはトヨタのヴィッツを上回るものの、日産のノートやマツダのデミオよりは短く、このことがスタイリングにも影響を与えています。

また、デザインは先代からの流れをくむものですが、プラットフォームが新設計となっており初代から続くセンタータンクレイアウトを採用しつつ、室内空間やパッケージの自由度を最大限に高め、軽量化と高剛性化を図っています。

  • 全長x 全幅 x 全高(mm):3,955×1,695×1,525
  • ホイールベース(mm):2,530
  • トレッド(mm):前 1,475 / 後 1,465
  • 最低地上高(mm):135~150
  • 客室内寸法(mm):1,935×1,450×1,280

GP型フィット

初代フィットGP型は、先代のGE系から導入されたハイブリッドモデルです。現行モデルのGP5/6型は、ガソリンエンジン車のGK型と同じボディのため基本的なサイズは変わりませんが、トレッドが若干違っています。

他の車との比較

単位:(mm)

フィットGE系 ヴィッツ デミオ ノート
全長/全幅 /全高 3,900/1,695 /1,525 3,945/1,695/1,500 4,060/1,695/1,525 4,100/1,695/1,525
ホイールベース 2,500 2,510 2,570 2600
トレッド 前/後 1,490/1,475 1,475/1,460 1,465/1,480 1,480/1,485
最低地上高 150 135 145 150
客室寸法 (長/幅/高) 1,825/1,415 /1,290 1,920/1,390/1,250 1,805/1,445/1,210 2,065/1,390/1,255

優れたパッケージングにより、使い勝手の良いサイズと広い室内を持つフィットですが、その他のライバル車種もあなどれません。そんなライバルと、今でも評価の高い先代モデルのサイズ比較を見てみましょう。

先代フィット GE系

初代と現行モデルでは全長と全幅、そしてホイールベースに違いがありましたが、先代モデルとなる2007年発売のGE系とはどのくらいの差があるのでしょうか。サイズから見ると、全長は40~55mm、ホイールベースは30mm延長されましたが、全幅は先代と同数値の1,695mmで、5ナンバーサイズを維持しています。室内の各サイズはダッシュボードの形状やアームレストの大きさなどで変化しますが、ほとんど変わっていないと言って良いでしょう。

トヨタ ヴィッツ

引用元:https://toyota.jp/vitz/exterior/?padid=ag341_from_vitz_navi_exterior

2010年12月に発売された現行のヴィッツは、途中大きなマイナーチェンジされたとはいえ、すでに8年半を迎えるロングライフモデルです。それでも販売ランキングの上位をキープし続けているのは、その使い勝手の良いサイズでありながら、十分な室内スペースを確保しているからです。

サイズとしては車幅は同じながらも全長は現行フィットより50mm短く、今回比較した車種の中でも最も短いのです。それでもホイールベースは先代フィットより10mm長く、現行フィットに対しても20mmの差しかなく、これが8年半たってもユーザーが満足する室内スペースとなっている要因なのです。

マツダ デミオ

他の比較車種と異なるのは、コンパクトカーでありながらも運転する楽しさを追求していること。そのため、ボディサイズはライバルと変わらないものの、室内スペースはあまり広いとは言えません。

ノートに次ぐホイールベースは現行フィットよりも40mm長いのにかかわらず、荷室スペースは小さいのは、最適なポジションにドライバーを座らせるというシート配置によって、後部座席以降が犠牲になっているためです。それにより、操縦性はコンパクトカー離れした抜群のものであり、他にない特徴を持つ車種となっています。

日産 ノート

比較車種の中では最も全長が長く、現行フィットより105mm、ホイールベースも70mm長くなっています。そのため全高は同じでも見た目も大きく見え、室内の広さを想像させています。室内長は形状の違いはあるとしても、130mmとライバルに差をつけています。この室内の広さこそが販売台数で首位をも獲得したノート躍進の秘訣と言えます。

まとめ

同じコンパクトカーといっても、大きな差があるのが分かります。そんな中でもフィットはコンパクトクラスでベンチマークとなるパッケージとサイズで、代を重ねても大きな変化がないのは、初代のコンセプトが完成形といっても良いサイズ感であったからこそなのです。

そろそろ姿が見え隠れし始めた次期型のフィットもその一台と言えます。