2019年06月08日 (更新:2024年08月19日)
86/BRZオーナー必見!おススメホイール10選!装着例もご紹介します!
86/BRZに装着可能なアルミホイールを10種類紹介!純正状態でも難なく装着できるサイズをラインナップしている製品をピックアップしました。これから86/BRZをカスタムしたいと考えている人はぜひ参考にしてください。
86/BRZのカスタムはまずは足元から!
2012年にトヨタ及びスバルから発売が開始された86/BRZ。トヨタとスバルが両者の技術を結集して開発したライトウェイトスポーツカーで、2010年代を代表するスポーツカーです。CARTUNEでも大勢のユーザーが86/BRZのカスタムを日々投稿しています。
比較的安価なFRレイアウトの2ドアクーペということもあり、老若男女から親しまれているようです。フルノーマルやライトチューンで楽しんでいる人から、大掛かりなチューンを施してサーキット走行を堪能している人まで様々なオーナーが存在しています。
86/BRZでカスタムを楽しむなら、まずはホイール交換から始めてみましょう。86/BRZはグレードによって採用しているタイヤサイズが異なっています。まずは、86のグレードを参考に純正タイヤサイズを調査してみました。
86/BRZのタイヤサイズ
86はグレードや年式によって様々なタイヤサイズを採用しています。それはBRZも同様です。その中で最もオーソドックスなグレード「G(BRZはR)」「GT(BRZはS)」「GTリミテッド(BRZはGT)」に採用されているタイヤサイズが以下の2種類です。
- 205/55R16
- 215/45R17
ベースグレードに「G」が採用しているタイヤサイズが205/55R16。量販グレードのGTと上級グレードのGTリミテッドが採用しているタイヤサイズが215/45R17です。フロント・リヤともに同じタイヤサイズを採用しています。
上記のタイヤサイズに適合する純正タイヤと組み合わせられている純正ホイールの詳細を表にまとめてみました。今後の86/BRZのホイール選びの参考になれば幸いです。
205/55R16のホイール | 215/45R17のホイール | |
---|---|---|
リム径 | 16インチ | 17インチ |
インセット | +48mm | |
リム幅 | 6.5(J) | 7(J) |
P.C.D | 100mm | |
ホール数 | 5穴 | |
ハブ径 | 56mm |
86/BRZのタイヤサイズ、ホイールサイズをおさらいしたところで、いよいよ86/BRZにおすすめの社外ホイールを10種類紹介します。これから86/BRZのカスタムおすすめていこうと考えている人は必見です!
純正の86/BRZに適合するサイズは?
純正の86/BRZに適合するホイールサイズはどのようになっているのでしょうか。オーバーフェンダーの装着やフェンダー加工などを行わずに問題なく装着できるリム径は、16から19インチとなっています。リム幅は6.5J~8.5J程度です。
もちろん、 タイヤ外径やオフセットにもよるので一概には言えません。しかし、19インチ以上もしくは9.0J以上になるとタイヤハウス内の干渉、タイヤのはみ出しなどが発生してしまいます。そのため、何事もなく社外ホイールを装着したいのであれば、リム径は19インチ以下、リム幅は8.5J以下がおすすめです。
それでは86/BRZにおすすめのホイールを10種類紹介します。86/BRZに適合するサイズが用意されている社外ホイールをピックアップしました。リム径やリム幅が大きなものをチョイスしたい場合は自己責任で行なってください。
86/BRZに装着可能なおすすめホイール10選!
今回は86/BRZに装着可能なおすすめホイールを10個ピックアップしました。86/BRZの足元にうってつけのホイールを紹介しているので、ホイール選びに迷っている人や現在装着しているホイールに飽きた人はぜひチェックしてみてください。
Weds Sport SA-10R
カスタムホイールのパイオニアともいえるWEDZ(ウェッズ)が展開しているスポーツブランドのひとつWedzSport。走行性能を高めるスポークホイールが多数ラインナップしています。その中で86/BRZにおすすめのアルミホイールが「SA-10R」です。
SA-10Rは、2×5のクロススポークデザインを採用しています。センターから枝分かれした細長いスポークがリムまでしっかりと伸びていて、広がりを感じさせるデザインです。大きくコンケーブしているためホイールに奥行き感がプラスされています。
WedsSportの中でも高い人気を誇っているアルミホイールで、サーキット走行を楽しむユーザーからドレスアップを楽しむユーザーまで、幅広い86/BRZオーナーに親しまれている製品です。続いて設定サイズと価格をチェックしてみましょう。
設定サイズと価格
SA-10Rに設定されているサイズと価格を表にまとめてみました。まずはSA-10R全体のサイズと価格をご覧ください。
サイズ | 1本あたりの価格(税込) |
---|---|
15×5.0~6.0J | 18,000~19,000円 |
16×6.5J | 22,000円 |
17×7.0~7.5J | 26,000~26,500円 |
18×7.5~10.5J | 29,000~47,000円 |
スポーツ志向のアルミホイールとしては全体的にリーズナブルな価格帯で販売されていることがわかります。17インチまでのホイールサイズなら、4本セット10万円を下回る価格で購入することができそうです。
純正ホイールに近いサイズで選ぶなら、リム幅は7.5~8.0J程度になります。大径ホイールを装着する際はフェンダーに干渉したりはみ出したりする可能性があるので、カスタム初心者は無理せず純正ホイールに近いサイズを選びましょう。
18インチに関してはカラーバリエーションによって、価格帯が異なっています。ZBB(ゼブラブラックブライト)よりもBLC(ブルーライトクローム)の方が高価です。次にSA-10Rに設定されているカラーバリエーションをチェックしてみましょう。
カラーバリエーション
SA-10Rに設定されているカラーバリエーションが以下の3種類です。
- ゼブラブラックブライト
- ブルーライトクローム
- レッドライトクローム
ゼブラブラックブライトはレーシーなブラックを基調に、スポーク表面に光輝加工を施したカラーリング。SA-10Rのスタンダードカラーです。ブルーライトクロームとレッドライトクロームはホイールの内側にブルーもしくはレッドのアクセントを施したスペシャルなカラーリングとなっています。
BBS RF
ドイツを代表するアルミホイールブランドのBBS。BBSは多数のスポーツホイールを開発していますが、そのほとんどがメッシュデザインを採用していることでも有名です。BBSがラインナップしている14種類のアルミホイールの中で、86/BRZにおすすめのものがあります。
それが「RF」です。RFはシンプルな2×5クロススポークデザインを採用しています。1本1本のスポークが細身のため、足元に軽快な印象をプラスしてくれるでしょう。スポーツホイールとしての性能を追求しているため軽量・高剛性に仕上がっています。
86/BRZをはじめとするライトウェイトスポーツカーの足回りにはうってつけのホイールです。RFの大きな特徴である鍛造1ピース構造ならではの走りを堪能してください。
設定サイズと価格
RFに設定されているサイズとサイズごとの価格を表にまとめてみました。まずはRF全体のサイズと価格をご覧ください。
サイズ | 1本あたりの価格 |
---|---|
17×7.0~7.5J | 57,500~59,500円 |
18×7.5~9.0J | 84,500~90,500円 |
BBSのノウハウがふんだんに盛り込まれているアルミホイールに仕上がっているため、他社の同サイズのアルミホイールよりも高価格帯で販売されています。
最もリーズナブルな価格帯のものでも、4本セットで購入すれば20万円を超えてしまうのは確実です。
カラーバリエーション
RFに設定されているカラーバリエーションは以下の2種類です。
- ダイヤモンドシルバー
- ダイヤモンドブラック
ダイヤモンドシルバーは洗練された美しさを放つ、スタイリッシュなカラーリングとなっています。ダイヤモンドブラックは光沢感の強いレーシーなブラックで、足元に引き締まった印象を与えてくれるでしょう。
BBS RI-A
86/BRZの足元におすすめしたいBBSのアルミホイールはRFだけではありません。今回おすすめしたいもうひとつのBBS・アルミホイールが「RI-A」です。RI-Aは2×5のクロススポークデザインを採用している製品となっていて、その点はRFと同様です。
ただし、RFは直線的なスポークを採用していたのに対して、RI-Aは曲線を描いたスポークを採用しています。大きくコンケーブした奥行き感のあるホイールデザインがRI-A最大の魅力です。もちろん、走りの性能に関しても高いレベルを実現しています。
設定サイズと価格
RI-Aに設定されているサイズとサイズごとの価格を表にまとめてみました。まずはRI-A全体のサイズと価格をご覧ください。
サイズ | 1本あたりの価格 |
---|---|
16×7.0J | 52,000円 |
18×7.5~11.0J | 74,000~88,000円 |
RI-Aは16インチもしくは18インチの設定です。16インチに設定されている16×7.0Jはリム径、リム幅共に問題無く装着できるでしょう。ただし、18インチはリム幅によっては86/BRZに適合しないものも多いです。
そのため、18×7.5~18×8.5の範囲内でチョイスするようにしてください。 個人的には18×8.5Jがおすすめ。リム径やリム幅が 適度に大きく、ドレスアップと走行性能を両立させることができます。
カラーバリエーション
RI-Aに設定されているカラーバリエーションは以下の4種類です。
- ダイヤモンドシルバー
- ダイヤモンドブラック
- ゴールド
- マッドグレイ
ダイヤモンドシルバーとダイヤモンドブラックはRFにも設定されているカラーリングとなっています。派手な印象のゴールドですが、実際の色合いはマットに近いため、ギラギラとした印象はありません。
マットグレーもツヤ感のなさがレーシーな印象を際立たせてくれます。86/BRZ のスポーティーさを強調したいのであれば、ダイヤモンドブラックもしくはマットグレーがおすすめです。
RAYS VOLK RACING TE37 SAGA
続いて紹介するのは、スポーツホイールブランドの代名詞的存在であるRAYSの人気ブランド、VOLK RACING(ボルクレーシング)の売れ筋ホイール「TE37 SAGA」です。ボルクレーシングのロングセラーモデルであるTE37をベースに、更なる改良を施したモデルになります。
シンプルかつ硬質感のある6スポークデザインはTE37と変わりありません。しかし、性能面には大きな違いがあります。TE37は280馬力以下のスポーツカーへの装着を想定していますが、TE37SAGAは380馬力及び40.0kgmを発生するハイパフォーマンスカーへの装着を想定しています。TE37を大きく上回る高剛性を実現しており、86/BRZにもおすすめのホイールです。
設定サイズと価格
TE37 SAGAに設定されているサイズとサイズごとの価格を表にまとめてみました。まずはTE37 SAGA全体のサイズと価格をご覧ください。
サイズ | 1本あたりの価格 |
---|---|
17×7.5~9.5J | MMカラー:68,000~72,000円 BRカラー:70,000~74,000円 |
18×7.5~12.0J | MMカラー:75,000~84,000円 BRカラー:77,000~86,000円 |
TE37 SAGAのサイズラインナップは大きく分けて17インチと18インチです。リム径は86/BRZにも問題なく装着することができますが、リム幅は適合不可なものもあります。基本的には7.5Jのサイズでも十分でしょう。
ただし、86/BRZでスポーツ走行を楽しんでいる人は、8.5J程度まで攻めてみてもいいかもしれません。それ以上のリム幅を到着したい場合は、タイヤハウス内の干渉やフェンダーからのはみ出しを覚悟する必要があります。
カラーバリエーション
TE37 SAGAに設定されているカラーバリエーションは以下の2種類です。
- ブロンズ(BR)
- ダイアモンドダークガンメタ(MM)
TE37の系譜であるTE37 SAGAらしいカラーリングといえば、やはりブロンズでしょう。ブロンズはどんなスポーツカー足元であってもしっかりとマッチしてくれます。それどころか、スポーティーな印象を引き立ててくれるでしょう。
もうひとつのカラーリングであるダイヤモンドダークガンメタもおすすめです。光沢のあるブラックはレーシーな印象をプラスするとともに、上質な雰囲気も与えてくれます。どちらを選ぶかは愛車のボディカラーと相談してみてください。
ENKEI PF05
国産ホイールブランドの中で世界ナンバーワンシェアを怒っているENKEI(エンケイ)。エンケイは社外ホイールだけでなくメーカーの純正ホイールの開発までも手がけている、優れた実績のあるホイールブランドです。そんなエンケイからは「PF05」をピックアップしました。
PF05はオーソドックスな5スポークデザインを採用しています。力強さと躍動感があふれたデザインは、ライトウェイトスポーツカーである86/BRZの足元にぴったりです。コンケイブデザインを採用しているため奥行き感も表現されています。
もちろん、スポーツホイールというだけあってその性能も折り紙つきです。優れた設計技術とエンケイの最新テクノロジーを用いることで、トータルバランスに優れたアルミホイールに仕上がりました。特にコーナリング時の安定性を重視した設計となっています。
設定サイズと価格
PF05に設定されているサイズとサイズごとの価格を表にまとめてみました。まずはPF05全体のサイズと価格をご覧ください。
サイズ | 1本あたりの価格 |
---|---|
15×5.0~8.0J | 27,000円 |
16×5.5~7.0J | 29,000~30,500円 |
17×7.0~9.5J | 34,000~39,000円 |
18×7.5~10.5J | 39,000~45,000円 |
19×7.5~11.0J | 45,000~52,000円 |
PF05には幅広いバリエーションが用意されています。サイズ展開は15インチから19インチ、リム幅は5.0Jから11.0Jと、軽自動車からハイパフォーマンスカーにまでマッチします。1本あたりの価格がリーズナブルなところも魅力的なポイントです。
86/BRZの足元に装着するのであれば、リム径は17~19インチが目安になります。86/BRZに適合する17~19インチのPF05は、リム幅が7.5Jから用意されているので太すぎないサイズの中から自分の好みでチョイスしましょう。
カラーバリエーション
PF05に設定されているカラーバリエーションは以下の4種類です。
- ダークシルバー
- ゴールド
- ホワイト
- マットダークガンメタ
ダークシルバーとマットダークガンメタは色合いが近くなっています。どちらもスポーツホイールらしくレーシーさが強調されていますが、マットダークガンメタの方がツヤ感がなく 足元に引き締まった印象を与えてくれるでしょう。
ホワイトは混ざりのない純白といった印象で、足元に明るさをプラスするには最適です。ゴールドはオラついた印象がなく控えめなゴールドとなっています。86/BRZに装着するなら個人的にはホワイトもしくはマットダークガンメタがおすすめです。
WORK MEISTER S1R
個性的かつスタイリッシュなホイールを数多く手がけているWORK(ワーク)。今回はスポーツカーユーザーから支持を集めているワークの伝統的なブランド、MEISTERの名作「S1R」をピックアップしました。
MEISTER伝統の5スポークデザインは、シンプルながらもスポーツカーの足元にふさわしい力強さを感じます。チョイスするサイズにもよりますが、ディープリムが放つ存在感によってシンプルなデザインの中に奥深さがあります。
2ピース構造を採用しているため絶対的な性能は1ピース構造に劣りますが、スポーツカーの足元にふさわしいホイールデザインは大勢の人を魅了するでしょう。オーソドックスなスタイルは86/BRZの足元にうってつけです。
設定サイズと価格
S1Rに設定されているサイズとサイズドットの価格表にまとめてみました。まずはS1R全体のサイズと価格をご覧ください。
サイズ | 1本あたりの価格 |
---|---|
16×6.0~9.0J | 46,000~67,000円 |
17×6.0~10.5J | 58,000~80,000円 |
18×7.5~11.5J | 69,000~92,000円 |
19×8.0~12.5J | 80,000~104,000円 |
20×8.0~12.5J | 90,000~114,000円 |
S1RはMEISTERブランドの中でも圧倒的な支持を誇っているため、バリエーションが非常に豊富です。リム径は16~20インチ、リム幅は6.0~12.5Jまで幅広いラインナップが用意されています。
86/BRZに装着するなら17~19インチとなりますが、17インチの6.0Jなどはやや不足な印象があります。そのため、もう少しワイドなホイールをチョイスしてもいいかもしれません。ただし、S1Rはサイズの割に価格が高いので慎重にサイズ選びを行ってください。
カラーバリエーション
S1Rに設定されているカラーバリエーションは以下の4種類です。
- シルバー
- マットブラック
- アッシュドチタン
- バフフィニッシュ
シルバーは光沢感のあるシンプルな色合いで、どんなマシンの足下にもマッチしてくれます。マットブラックもレーシーでカッコいいですが、シルバーに比べると車種を選ぶかもしれません。アッシュドチタンはブロンズ系に近いカラーリングに仕上がっています。
他のカラーリングと比べるとセンスが必要になるでしょう。シルバーよりも強い光沢を放つバフフィニッシュは86/BRZの足元に存在感を与えたい人にオススメです。アッシュドチタンとバフフィニッシュは追加料金が発生するので注意してください。
SSR GTV03
株式会社TANABEが展開しているホイールブランド、SSR。SSRには様々なホイールブランドがありますが、その中でもスポーツ走行時の性能を追求したブランドがGTです。今回はGTの中から「GTV03」というホイールをピックアップしました。
GTV03はオーソドックスな2×5クロススポークデザインを採用しています。1本1本のスポークに力強さが表現されていて、このホイールの剛性の高さ伝わってくるかのようです。実際にスポーツ走行に十分対応できる強度と剛性が備わっています。
センターパートの隆々としたデザインは、ハイパフォーマンスカーの純正ホイールのような雰囲気を醸し出していますね。スポーティーさを追求したメッシュホイールのため、86/BRZの足元にもしっかりと存在感を放ってくれます。
設定サイズと価格
GTV03に設定されているサイズとサイズごとの価格を表にまとめてみました。まずはGTV03全体のサイズと価格をご覧ください。
サイズ | 1本あたりの価格 |
---|---|
17×7.0J | 36,000円 |
18×7.5~9.5J | 40,000~44,000円 |
19×8.5~10.5J | 48,000~52,000円 |
GTV03のリム径は17~19インチとなっています。リム幅は7.0~10.5Jです。リム幅はともかく、リム径に関しては86/BRZの足元に問題なく適合します。
無難にチョイスするのであればリム幅のバリエーションが少ない17インチか18インチの7.5~8.5J程度になるでしょう。ハイパフォーマンスな雰囲気を醸し出している割に、1本あたりの価格はリーズナブル価格帯を実現しています。
86/BRZに適合するリム幅の19インチをチョイスしても4本セットで20万円を上回らない価格は魅力的です。コストパフォーマンスが高いホイールに仕上がっているので、大径ホイールに挑戦してみるのも面白いかもしれません。
カラーバリエーション
GTV03に設定されているカラーバリエーションは以下の3種類です。
- グレーシルバー
- ファントムシルバー
- フラットブラック
全体的に暗めのカラーリングであることがわかります。最も明るいカラーリングはグレーシルバーですが、一般的なシルバーのホイールに比べると暗めの色合いです。フラットブラックはマットな色合いでツヤ感はほとんどありません。
ファントムシルバーは、グレーシルバーとフラットブラックの中間といった印象です。全体的にレーシーな雰囲気を醸し出しているので、どのカラーリングでも86/BRZとの相性はいいと思います。
WORK WORK EMOTION CR kiwami
続いて紹介するのは、S1Rと同じアルミホイールメーカーであるワークが展開しているブランドのひとつ、WORK EMOTION。今回はその中でも最も高い人気を集めているスポーツホイール「CR Kiwami」をチョイスしました。
新世代のスポーツホイールを追求した2×5のクロススポークデザインは、足元にスタイリッシュな印象を高めるとともに軽快さをプラスしてくれます。センターからリムに向かって伸びた細身のスポークが広がり感を演出していますね。
86/BRZに限らず、様々なスポーツカーにマッチしてくれるアルミホイールに仕上がっています。CR Kiwamiを装着している86/BRZオーナーは非常に多いので、CARTUNEの投稿をチェックすればホイールサイズを選ぶ上での参考になるでしょう。
設定サイズと価格
CR Kiwamiに設定されているサイズとサイズごとの価格を表にまとめてみました。まずはCR Kiwami 全体のサイズと価格をご覧ください。
サイズ | 1本あたりの価格 |
---|---|
15×5.0~8.0J | 28,000~37,000円 |
16×5.5~6.5J | 32,000~37,000円 |
17×7.0~9.0J | 42,000~49,000円 |
18×7.5~10.5J | 46,000~55,000円 |
19×8.5~10.5J | 50,000~57,000円 |
20×8.5~10.5J | 50,000~57,000円 |
CR KiwamiはWORK EMOTIONの中でも特に高い人気を誇るアルミホイールです。そのため、バリエーションも非常に豊富となっています。リム径は15~20インチまで、リム幅は5.0~10.5Jまでと、どんな車種にも違和感なく適合してくれるでしょう。
スポーツホイールとしてのパフォーマンスと優れたデザインを実現している上に、リーズナブルな価格帯で販売されているところもCR Kiwamiの大きな魅力です。86/BRZに適合するサイズであれば、1本あたり42,000~50,000円程度で購入することができます。
カラーバリエーション
CR Kiwamiに設定されているカラーバリエーションは以下の5種類です。
- アッシュドチタン
- マットブラック
- ホワイト
- グリミットシルバー
- Kurenai
スポーツホイールらしい印象を強く受けるのはアッシュドチタンとホワイトの2種類。グリミットシルバーやマットブラックもレーシーかつ洗練された美しさを放っています。全体的にはどれを選んでも86/BRZの足下にしっかりとマッチしてくれるはず。
標準設定されているカラーリングの中で最も個性が強いのはKurenaiです。Kurenaiは光沢感の強いブラックを基調にしていますが、スポークやリムをレッドで縁取ったアクセントが加えられています。足元に個性を強調したい人はKurenaiがおすすめです。
CR Kiwamiには、上記で紹介した5種類のカラーリング以外にも様々なオプションカラーが設定されています。気になる人はCR Kiwamiの公式サイトチェックしてみてください。
TRD SF3
トヨタテクノクラフト株式会社(通称:TRD)は、トヨタ車向けに様々なアフターパーツを供給しているブランドです。86にも様々なアフターパーツを供給しており、明言はされていませんが、姉妹車であるBRZにも問題なくTRDパーツを装着することができます。
今回はTRDが販売している「SF3」というアルミホイールをピックアップしました。オーソドックスな5スポークデザインを採用していますが、スポークが超細身のため軽快な印象を与えてくれます。ライトウェイトスポーツカーである86/BRZにうってつけのホイールです。
スポーク間が大きく設計されているため、ブレーキキャリパーやディスクローターをアピールすることもできます。SF3は足回りに対するこだわりが強い人向けです。
設定サイズと価格
アルミホイールは様々なサイズが用意されていることが多いですが、SF3に関しては1種類のみとなっています。SF3に用意されているサイズは18×8.0Jです。86/BRZの足元にはちょうど良いサイズ感ではないでしょうか。
1本あたりの価格は82,000円と高価な部類に入ります。同サイズのホイール2本分の価格となっているため、購入する際は慎重に検討を重ねた方が良さそうです。
カラーバリエーション
SF3に設定されているカラーバリエーションは1種類です。
- ムーンシルバー
ゴールドとシルバーのちょうど中間に位置する色合いとなっています。光の当たり方によって表情を変える不思議なカラーリングです。以前はシルバーもラインナップされていたようですが、現在ではムーンシルバーの種類しか設定されていません。
ENKEI RC-T5
続いて紹介するのは、PF05と同じホイールメーカーであるエンケイの「RC-T5」です。RC-T5は、細身のスポークが15本も張り巡らされているピンタイプのホイールになります。エンケイが誇る競技用ホイールのノウハウを惜しみなく投入したスポーツホイールです。
WRカーの足元に装着されているようなホイールデザインが、スポーツホイールであることを改めて印象付けてくれます。先代モデルにあたるRC-T4と比べて更なる軽量化、高剛性の追求が図られているとのことです。
また、ブレーキの冷却性能も大きく向上しています。大口径ブレーキローターやビッグブレーキキャリパーにも対応しており、スポーツ走行を楽しむユーザーにうってつけです。86/BRZの足元にもしっかりとマッチしてくれるでしょう。
設定サイズと価格
RC-T5に設定されているサイズとサイズごとの価格を表にまとめてみました。まずはRC-T5全体のサイズと1本あたりの価格をご覧ください。
サイズ | 1本あたりの価格 |
---|---|
15×6.0~7.5J | 28,000円 |
16×6.5~7.5J | 30,000円 |
17×7.0~9.0J | 35,000円 |
18×8.0~10.0J | 41,000円 |
RC-T5に設定されているリム径は15~18インチとなっています。リム幅は6.0~10.0Jです。それなりに豊富なバリエーションが用意されていることが分かると思います。スポーツホイールとしての性能を追求している割には価格もリーズナブルです。
86/BRZに装着するのであれば、17~18インチ程度になると思います。17インチならリム幅が太いものを装着しても4本セット15万円を下回る価格で購入できるでしょう。18インチの4本セットでも相場よりは安価です。
カラーバリエーション
RC-T5に設定されているカラーバリエーションは以下の2種類です。
- ホワイト
- ダークシルバー
RC-T5のホワイトはスポーティーさが際立っています。WRカーのような雰囲気を演出することができるうえ、足元に明るさを取り入れることもできるのでおすすめです。ダークシルバーはレーシーな印象があり、足元に引き締まった印象を与えることができるでしょう。
86/BRZに似合うホイールデザイン
86/BRZにおすすめのアルミホイールを10種類紹介しましたが、いかがだったでしょうか。どれも魅力的なホイールデザインに仕上がっていて、86/BRZのスポーティーさをさらに高めることができると思います。
アルミホイールには様々な種類がありますが、その中でも定番となるのが「スポーク」「メッシュ」「ディッシュ」「フィン」の4種類です。ラグジュアリー性の強い「ディッシュ」はともかく、それ以外の種類は86/BRZにしっかりとマッチします。
4種類のホイールデザインを86/BRZに組み合わせた装着例を紹介するので、これから86/BRZのホイール選びをする際はぜひ参考にしてください。これから紹介する装着例に、あなた好みのデザインがあるかもしれません。
スポーク
まず最初に紹介するのはスポークホイールの装着事例です。スポーツホイールの定番ともいえる6スポークデザインが、86前期モデルにしっかりとマッチしています。ホワイトのボディに暗めのホイールを組み合わせることで、足元に引き締まった印象をプラス。
大きくコンケーブしたデザインは押し出し感・奥行き感があり、足元で存在感を放っています。全体的にはシンプルですが、シンプルがゆえにカッコいい86に仕上がっていますね。
メッシュ
続いて紹介するのはメッシュホイールの装着事例です。メッシュホイールは様々なジャンルの車とマッチする人気のホイールデザインですが、スポーツカーにも問題なくマッチします。86前期モデルとの相性はばっちりです。
2×10のクロススポークを採用したメッシュデザインのアルミホイールで、スポーク部がブラックアウトされています。光沢の強いディープリムは奥行き感があるだけでなく、上質感のある仕上がり。このホイールはラグジュアリーとスポーツの魅力を兼ね備えています。
ディッシュ
続いて紹介するのはディッシュホイールの装着事例です。ディスク部の面積が大きいディッシュホイールは、ラグジュアリー感や存在感を強調するのに最適なホイールとなっています。反面、スポーティーな86前期モデルとは相性の良くないホイールもあります。
ただし、今回ピックアップした装着例はディッシュホイールとメッシュホイールの魅力を併せ持ったデザインに仕上がっているため、86にもしっかりとマッチしていますね。ディープリムとの相性もばっちりです。
フィン
最後に紹介するのはフィンホイールの装着事例です。フィンホイールはスポークホイールの派生タイプで、細長いスポークが10本以上張り巡らされていることが特長です。上質感のあるデザインが魅力で、欧州ブランドの高級車などに標準装備されています。
今回ピックアップした86は後期モデルですが、フィンホイールとの相性が良いデザインです。スポーティーかつ上質感のあるスタイリングが、フィンホイールにマッチします。装着例ではブラックのフィンスポークをチョイスしていて、US風の引き締まった印象を受けますね。
CARTUNEユーザーから紹介!インチ別装着実例!
続いて86/BRZに適合するリム径(インチ)の装着事例を紹介します。今回ピックアップしたのは17インチ、18インチ、19インチの3種類です。リム径(インチ)がひと回り変わるだけで、足元から受けるイメージは大きく異なることがわかります。
すべてCARTUNEユーザーの投稿画像からピックアップしました。これから紹介するインチ別装着事例を参考に、自分好みのリム径(インチ)をチョイスしてください。
17インチ
まず初めに紹介するのは17インチホイールの装着事例です。ベースグレードと一部のグレードを除く86/BRZは17インチホイールを標準装備しているため、最も純正に近いリム径(インチ)となっています。
そのため、新鮮味は薄いものの、よほどリム幅が太くない限りはどんなアルミホイールでも安心して装着することが可能です。タイヤの占める面積が大きい分派手さには欠けますが、旧車のようなマッシブかつレーシーな印象を際立たせることができます。
18インチ
こちらは18インチホイールの装着事例です。一部のグレードは18インチホイールを純正装備していますが、標準の86/BRZよりも1インチほどリム径(インチ)が拡大されたことで、迫力のある足回りを実現することができます。
18インチホイールは、17インチホイールよりもデザイン性に富んだアルミホイールが多く、より自分好みのデザインをチョイスすることができるでしょう。18インチ程度なら軽量ホイールも多いため、走行性能を犠牲にすることもありません。
19インチ
最後に紹介するのが19インチホイールの装着事例です。現在、86/BRZに設定されているグレードの中で19インチというサイズを標準装備しているグレードはありません。標準の86/BRZよりも2インチほどリム径(インチ)が大きく、存在感は抜群です。
さらに、19インチホイールはリム径の拡大に伴ってリム幅も拡大されているものが多く、ディープリムなどデザイン性を重視したアルミホイールを選ぶことができます。ただし、ものによっては干渉したりフェンダーからはみ出したりする可能性も高くなるので、その点だけは注意が必要です。
ホイール選びの上での注意点
最後に86/BRZのホイールを選ぶ上での注意点をご紹介します。
86/BRZの純正タイヤサイズは上記でもお伝えした通りですが、純正からホイールサイズをインチダウンする場合は、ブレーキキャリパーやディスクローターと干渉する恐れがあります。
もちろん、その逆も然りで、過度なインチアップ・リム幅アップはタイヤ外径が変わることによって、タイヤハウス内に干渉を起こしたりフェンダーからタイヤがはみ出したりする可能性が高いので注意してください。
それでも太いホイールを装着したいときは、キャンバー角をつけてタイヤを寝かせるなど、様々な工夫が必要です。オーバーフェンダーなどを装着するという手もありますが、どちらにせよ、あまりカスタム初心者向きではありません。
ホール数、P.C.Dが異なるホイールは装着不可!
86/BRZのホール数は5穴、 P.C.Dは100mmとなっています。ホール数やP.C.Dが異なるホイールは86/BRZに装着することができないので注意しましょう。変換スペーサーを用いるという手もありますが、こちらも車のカスタム初心者向きではありません。
また、基本的にスペーサーなどは車検に通らないことが多いです。できるだけ変換スペーサーなどには頼らず、最初から86/BRZに適合するホイールをチョイスしてください。
まとめ
今回は86/BRZにおすすめのホイールを10種類ピックアップしてお届けしました。86/BRZは2010年代を代表する人気スポーツカーです。そのため、様々なアルミホイールメーカーから86/BRZに適合する社外ホイールが発売されています。
今回は純正の86/BRZでも装着できる17~19インチのアルミホイールを中心にご紹介しました。中には19インチを超える大径ホイールを装着している86/BRZオーナーも存在していますが、すんなりと装着できるわけではなさそうです。
大径ホイールの装着は様々なデメリットも伴います。正しい知識を蓄えずにアルミホイールを購入してしまうと、「ホイールが干渉してつけられなかった」「フェンダーからタイヤがはみ出してしまう」というような事態になってしまうからです。
大径ホイールは確かにカッコいいですが、値段も高め。まずは純正状態でも難なく装着できるアルミホイールを検討してみてはいかがでしょうか。