珍しい変わった外車を紹介!あのおしゃれな外車はメーカーはどこ? | CARTUNEマガジン
珍しい変わった外車を紹介!あのおしゃれな外車はメーカーはどこ?

2019年05月29日 (更新:2021年08月26日)

珍しい変わった外車を紹介!あのおしゃれな外車はメーカーはどこ?

海外の自動車メーカーを含めるとその数は100社を優に超えます。車好きであっても、そのすべてを把握している人はそう多くありません。今回はそんな自動車メーカーの中で、日本ではあまり知られていない珍しい変わった外車ブランドやエンブレムを紹介していきたいと思います。

BRABUS(ブラバス)

brabus_cv8さんのCクラス セダンの画像
brabus_cv8さんのCクラス セダンの画像

BRABUS(ブラバス)はドイツを代表する自動車メーカーのひとつであるメルセデス・ベンツの車種を中心にチューニングを手がけているブランドです。

メルセデス・ベンツの車種にカスタムを加えた、いわゆるコンプリートカーと称されるモデルを販売しています。

BRABUSのロゴはアルファベット表記の頭文字である「B」を円で囲んだシンプルなデザインです。BRABUSがチューニングを手掛けた車は、メルセデス・ベンツのエンブレムがBRABUSのロゴへと差し替えられます。

BORGWARD(ボルクヴァルト)

引用元:https://www.borgward.com/

BORGWARD(ボルクヴァルト)は1920年から1961年にかけて、ドイツのブレーメンに拠点を置いていた自動車ブランドです。1961年に経営破綻して約40年の歴史に終止符を打ちましたが、2015年に中国資本の支援のもと、54年ぶりにブランドを再始動しました。

それに伴い、ロゴデザインも大幅に刷新。旧BORGWARDのロゴはひし形の中に赤と白を線対称に配置したデザインでしたが、新BORGWARDのロゴは白の部分を空白にして赤の部分に三角模様を取り入れています。先進性を強調したデザインです。

CATERHAM (ケータハム)

kakiさんのその他の画像
kakiさんのその他の画像

CATERHAM Cars(ケータハム・カーズ)はイギリスのスポーツカーブランドです。ロータス・カーズからロータス・セブン生産権を引き継ぎ、ケータハム・セブンシリーズの製造および販売を手がけています。

今回紹介しているイギリスの自動車ブランドとしては最も小規模な会社です。CATERHAM Carsのロゴといえばケータハム・セブンシリーズのフロントグリルに配置されている「7」のイメージが強いですよね。

それ自体はケータハム・セブンシリーズのロゴであって、CATERHAM Carsのロゴはイギリスの国旗をモチーフにしたグリーンのデザインを採用しています。

Rover(ローバー)

minitodayさんのミニXN12Aの画像
minitodayさんのミニXN12Aの画像

かつて存在したイギリスの自動車メーカーであるRover(ローバー)。Roverは1901年から2005年まで存在していましたが、それ以降は残念ながら消滅してしまいました。

しかし、Roverを代表する世界的なモデルであるMiniはBMW傘下に収まる形で存続しています。

Roverのロゴは大航海時代に力強く航海した究極のローバー(彷徨者)といえる、バイキング船をモチーフにしたデザインが描かれています。形状は縦に長い長方形で、自動車ブランドのロゴの中では比較的珍しい部類に入るでしょう。

De TOMASO(デ・トマソ)

Risky Okadaさんのパンテーラの画像
Risky Okadaさんのパンテーラの画像

De TOMASO(デ・トマソ)は1959年にデトマソアウトモビリとしてイタリアに設立された自動車メーカーです。創業者のアレハンドロデトマソが2003年に他界したことで、デトマソアウトモビリは2004年に解散となりました。

ところが、2009年にイタリアの実業家がDe TOMASOの商標権を取得。2011年に開催されたジュネーブモーターショーで「De TOMASO」ブランドの新型車が発表されています。近年ではDe TOMASOを代表する名車「パンテーラ」が復活の兆しを見せているとのこと。

De TOMASOのロゴはアレハンドロデトマソの生まれ故郷であるアルゼンチンの国旗をモチーフにした青と白のデザインを採用。国旗カラーを背景に古代エジプトの女神を表す象形文字が組み合わされた個性的なロゴデザインに仕上がっています。

HUMMER (ハマー)

Y.STYLE(RAT CREW amam)さんのH2の画像
Y.STYLE(RAT CREW amam)さんのH2の画像

1992年に「H1」に始まり、VIPに愛されるSUVを輩出してきたハマー。元々軍事用輸送車両であった通称「ハンヴィー」を、俳優・アーノルド・シュワルツェネッガー氏が気に入り、民間用として販売するよう嘆願したのがきっかけでした。名前もハンヴィーの英語綴りである「HMMWV(High Mobility Multipurpose Wheeled Vehicle)」から由来しています。

PONTIAC (ポンティアック)

マーフィーさんのファイヤーバードの画像
マーフィーさんのファイヤーバードの画像

SALEEN (サリーン)

草間さんのS281の画像
草間さんのS281の画像

レーシングドライバーであったスティーブ・サリーンによって創業しました。初期はチューニングを主に行っていましたが、2000年に完全オリジナルスーパーカー「S7」を発表し、世間の注目を集めました。

RUF (ルーフ)

nr27さんの画像
nr27さんの画像

ルーフはポルシェ専門のチューニングメーカーです。チューニングするだけでなく、ポルシェのレストア事業も行っております。規模はポルシェ本社に比べて小さいものですが、レーシングゲームにブランドとして数多く登場しているので、ポルシェ並みの知名度があります。

GEMBALLA (ゲンバラ)

RECKEYさんのカイエンの画像
RECKEYさんのカイエンの画像

ゲンバラはルーフ同様に、ポルシェ専門のチューニングメーカーとして知名度があります。車体後方に大きく刻印された「ゲンバラ」のロゴと、創業者であるウーヴェ・ゲンバラのサインが印字されたエンブレムが特徴です。

PAGANI (パガーニ)

Q7さんのQ7の画像
Q7さんのQ7の画像

フェラーリ、ランボルギーニに次ぐ、イタリア発祥のスーパーカーブランドとして誕生したパガーニ。「公道を走れるレーシングカー」として、1999年にジュネーブモーターショーにて「ゾンダC12」を発表したのをきっかけに、圧倒的性能を誇るレーシングカーのようなスタイリングとスペック、そして破格的な値段も話題になっています。

PININFARINA (ピニンファリーナ)

Sucderia 360さんの360モデナの画像
Sucderia 360さんの360モデナの画像

こちらは、フェラーリなどの自動車メーカーを手掛けるデザイン会社であり、自動車メーカーと共同開発という形で「ピニンファリーナモデル」が数多く生み出されています。また自動車だけではなく船やバス、さらには日用品まで手掛けています。

BUGATTI (ブガッティ)

Q7さんのQ7の画像
Q7さんのQ7の画像

1998年に生まれたブガッティ。創始者のエットーレ・ブガッティのイニシャルからとって、このエンブレムが生まれました。ブガッティと言えば、市販車世界最速記録405 km/hを記録した1001馬力の最強マシン「ヴェイロン」を生み出したことで有名です。

VENTURI (ヴェンチュリ)

1984年のパリ・モーターショーにてコンセプトモデルを出典したことをきっかけに最近では、環境にやさしいモータースポーツとして、話題沸騰中の「フォーミュラE」にも参戦しているヴェンチュリ。シンプルなVの字が特徴です。

DELACHAPELLE (ドゥ・ラ・シャペル)

引用元:delachapelle.com

1902年に創業したこの会社は、創業当時からの伝統にのっとり、19世紀初頭のクラシックカーのデザインをそのまま現代まで変わらず造り続けている、フランス生まれの誇り高きクラシックカーブランドです。

AIXAM (エクサム)

引用元:AIXAM

1975年にフランスで生まれたコンパクトカー専門のブランド。スマート並みの小型で幅広いラインナップ、そして値段も11万ユーロ(約140万円前後)とい破格の値段から販売しているのが特徴です。

まとめ

きみセブンさんのスーパースプリント1700の画像
きみセブンさんのスーパースプリント1700の画像

今回は日本であまり知られていない自動車メーカーのロゴを紹介しました。自動車メーカーの数は皆さんが考えているよりも膨大で、今回は欧州車を中心にピックアップしています。

長年車を趣味にしている人なら、知っているブランドがあるかもしれません。国内の自動車メーカーは比較的シンプルで、アルファベットを用いたロゴが多いです。

しかし、欧州ブランドは神話や国旗などをモチーフにした個性的なロゴばかりということがわかりました。

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