2019年05月06日 (更新:2024年08月06日)
ウィンタースポーツするなら必須!スノボ向けルーフキャリアの紹介
ウィンタースポーツといえば「スノボ!」と言われるほどスノボの人気は高く、冬には毎年ゲレンデに行ってスノボを楽しむといった人が多いです。しかし、スノボやウェア、それにブーツなど、スノボに行く時はかさばる荷物が結構多く、すべてを車内に積み込むのは大きいミニバンとかでも意外に大変なものです。そこで便利になるのがルーフキャリアです。今回は、スノボを運ぶ時に便利なルーフキャリアについてご紹介していきます。
スノボをルーフキャリアで運ぶメリット
スノボをやる人であればすでにお分かりかとは思いますが、スノボに行く際、必要最低限の荷物でまとめたとしても、それなりにかさばるものです。また、スノボは一人で行くというよりも、複数の仲間と一緒に行くことがほとんどですので、人に加えてそれぞれの荷物が合わさり、車内は非常に窮屈な状態になってしまいます。
それに、荷物をびっしり詰め込んでしまうと、運転の際に後方への確認がしづらくなったり、現地で荷物を降ろす際、急に荷物が落下してきて思わぬケガに繋がったりと、何かと危険が多くなります。また、スノーボードというのは板の長さがおよそ140~160センチ程度あるものですので、積み下ろしをする際に誤って車の内装を傷つけてしまったり、汚してしまったりすることも考えられます。
そういった、数々のデメリットを解消してくれるのが、「ルーフキャリア」です。このルーフキャリアは車の屋根に設置するもので、アタッチメントを付ければスノーボードを車の屋根に積むことが可能になります。つまり、ルーフキャリアを設置することにより、「荷物がたっぷり積める」「室内が狭くならない」「車内が汚れない」など、スノボを楽しむ人にとって、大きなメリットが得られるのです。
スノボ向けルーフキャリアの紹介
さて、スノボをルーフキャリアで運ぶ際のメリットがわかってきたところで、実際にどのようなルーフキャリアが販売されているのか商品をいくつかご紹介していきます。
カーメイト ルーフキャリア inno スキースノーボード専用キャリア
様々なカー用品を取り扱っているメーカー「カーメイト」から販売されているこちらのルーフキャリアは、スノボまたはスキー板を兼用で使うことのできる商品です。また、このルーフキャリアは、スノボに対して最大4枚、スキーに関しては最大6セットを積載することが可能ですので、仲間同士でゲレンデにいくにはピッタリです。
そしてカラーもブラック×シルバーと、シンプルなカラーとなっているので、見た目の印象を損なうことなく、どの車でもマッチします。ただし、車種や年式、型式などによってルーフキャリアを取り付けできない場合があるので、購入する際はマイカーに適合するかを事前にしっかり確認する必要があります。さらに、取り付けの際は別途車種別に適合したフックセットが必要となるので注意してください。
TERZO スキー/スノーボード専用キャリア TULIPA G4
TERZO (テルッツォ)は、LEDやHIDなど自動車用ランプを主体に商品展開していることで有名な「PIAA」が手掛けるカーキャリアブランドです。こちらの専用キャリアも、スノーボードで4枚まで、スキーであれば6枚までが積載可能となっております。
また、スノーボードなどを積載する際のレバー操作も、手袋をつけたまま簡単に操作ができる大型のプッシュボタンや、盗難防止ロック機能も標準で装備されています。さらに、積載物を傷つけることなくしっかりホールドしてくれる、ラバークッションが装着されているところも嬉しいところです。
なお、こちらの商品はルーフレールへ直接取り付けるルーフレールタイプとなりますので、ルーフオン・レインモール・ボトルオンタイプには装着することはできませんので、購入する際は、マイカーに適合するかなど、メーカー詳細を確認してから購入するようにしてください。
THULE スノーパック 7324
こちらのスキー&スノーボードキャリアは、横に約45センチスライドさせることができるのが特徴で、スノボなど積み下ろし作業をする際、車両のボディとカラダとの接触を防いでくれます。そのため、衣服でマイカーに傷を付けてしまうことも防げるし、何より積み下ろし作業がラクです。
また、最大積載数の目安もスノボなら4枚、スキーの板であれば6枚は積載することが可能ですので、友だち同士で行くなどには最適です。ただ値段が少々高めとなっていますが、それでも便利で使いやすいなど非常に好評な商品です。
ラダーなど
ルーフキャリアではないですが、ハイエースをはじめ、ミニバンやランドクルーザーなど背の高いクルマに関しては、ルーフキャリアを取り付けたとしても、実際にスノボをキャリアに積むためにはラダー(はしご)がないと非常に不便です。
このラダー(はしご)を車両に設置することによって、ルーフへの上り下りが容易にできるようになるため、背の高い車にはむしろ必須アイテムであると言えるでしょう。ちなみに、下の画像を見てもらえれば初心者の方でも「街で見かけた事がある」と実感されるかと思いますが、ラダーというのは車両側へ直接取り付けるハシゴのようなパーツのことを言います。
このように、ラダーはリアドア付近に取り付けるのが一般的となります。また、適合車種が非常に絞られてくるため、適合のない車両に取り付ける際は、他車用のラダーを流用しながら、穴を開けるなど何かしらの加工が必要になってくるケースがあります。
そのため、ラダーを取り付ける際は専門のショップに相談しながら行うと良いでしょう。なお、ラダー本体の商品価格は、およそ2万円~7万円前後が相場となっています。
まとめ
今回は、スノーボードやスキーなど、ウィンタースポーツを楽しむため、ゲレンデまでマイカーを使って行くという人にとって便利なアイテム、スノボ&スキー向けルーフキャリアについてご紹介してきました。
スノボやスキーに出かける際は非常にかさばる荷物が多くなり、すべて車内に積み込むとなると、車内が荷物でいっぱいになり、とても居心地の悪い空間になってしまいます。しかし、今回ご紹介してきたようなルーフキャリアを車に設置することで、スノーボードやスキーの板を車のルーフに積載することができるので、車内もゆったり過ごすことができます。
ルーフキャリアはスノボやスキーをやっている人であれば、非常に便利で重宝するアイテムですので、まだ設置していない方は、ぜひこの機会に検討することをオススメします。なお、ルーフキャリアの取り付けに関しては、適応車種の有り無や、車によっては取り付けに加工が必要になる場合もありますので、実際に設置する場合は販売店もしくは専門ショップなどで事前に確認すると良いでしょう。