2019年04月25日 (更新:2020年08月12日)
DIYでやってみよう!車のヘッドライトの交換手順を紹介します!
DIY入門としてもおススメな、ヘッドライトのバルブ交換。高度な作業に思えますが、やり方さえ覚えれば簡単に誰でも行うことが可能です。お店でお願いすると高くなってしまうのは勿論、交換することで、愛着も高まります。ぜひ参考にしてみてくださいね。
DIYで愛車のヘッドライトの電球を交換しよう
最近、ライトが暗いなと感じたりしたことはありませんか?
ヘッドライトの電球(バルブ)が切れて、片方が点灯していない状態だと、かなり暗いと感じるはずです。ヘッドライトのバルブ(ランプ)交換を車屋さんにお願いすると、1,000~5,000円。バルブ自体は数百円からありますから、自分で挑戦してみましょう!
実際に交換する手順は?
その1:ヘッドライトのコネクター部分を取り外す
ボンネットをオープンさせ、ヘッドライトのコネクターを取り外していきます。必ず、ヘッドライトの真裏にコネクターがありますので、すぐ見つかると思います。
コネクターの前に蓋が付いていることもありますが、ねじやツメで止めているだけですから簡単に取り外せます。コネクターはそのまま引くと抜けますが、抜けない場合は反時計回りに45度くらい回してみてください。
その2:バルブを押さえている金具を外す
バルブを押さえる金具が出てくる前に、防水用のゴムが装着されている場合もあるので、取り外していきます。バルブの金具については、少し外す時にコツが必要ですよ。
取り付けられている金具はクリップのような形状をしており、両サイドを内側に押し込み、ツメから外すことで、バルブが外れるようになっています。
その3:新しいバルブに交換する
あとは古いバルブを引き抜いて、新しいバルブを装着するだけです。この時の注意点として、バルブの向きに気を付けましょう。取り外したときのバルブの方向を確認しておいた方が確実かもしれません。
その4:バルブの試点灯をおこなう
バルブを交換した後は、一度試験的に点灯を行った方が無難です。交換を完了してから、ライトが点灯しなかったときはかなり萎えます。この点灯により、初期不良があったとしても対応することが可能ですよね。
その5:逆の手順で取り付けていく
あとはここまで取り外した手順を逆に行い、作業は完了になります。金具や防水用ゴムも一度取り外しているので、装着するのはそれほど苦労はしないはずですよ。
お店で交換した場合の費用
自分で交換する時間がない方や、自信がない方は当然ディーラーやカーショップで交換してもらうことも可能です。
カーショップでは工賃も1000円以下であることが多く、ハロゲンタイプのバルブ代金を含んだとしても、片方で約2000円くらいでしょう。ですが注意していただきたいのは輸入車にお乗りの方やディーラに持ち込もうと考えている方。工賃は倍額にもなる場合も珍しくないので、持ち込む場合はあらかじめ確認したほうが良いでしょう。
また、HIDやLEDとなるとバルブ代がかなり高額になるので、片方でバルブ代と工賃込みで約15000円くらいは考えておきたいですね。
電球が切れたまま走行すると…
街灯の少ない道路を走行した時は、確実に片方のヘッドライトが切れていると感じますが、明るい市街地を走行してる時は気が付かないことが多いです。
そんなときに、パトカーとすれ違うと罰則が科せられる可能性があります。
これは道路交通法62条に記載されている内容で、ヘッドライトやブレーキランプなどのライト類の点検をドライバーが必ず行わなければならないのです。パトカーに止められた場合は、点数が1点減点され、さらに罰金7000円が徴収されることになります。
7000円もあれば新しい電球に交換しても、十分おつりがくる金額ですか、早めに交換しておきましょう。
まとめ
車のヘッドライトの電球は案外簡単に交換できますし、工具類もそれほど必要ではないので、気軽に行える作業だと思います。整備不良で7000円の罰金を食らうのであれば、2000円程度で交換してもらえるのでどちらがお得かはわかりますよね。
バルブも純正でなくても同じ型であれば交換可能なので、気軽にカスタムすることも可能でしょう。