スズキを代表する軽自動車!エブリイのグレードや価格・スペックを紹介

2019年04月24日

スズキを代表する軽自動車!エブリイのグレードや価格・スペックを紹介

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スズキのエブリイは軽商用バンとして、ダイハツのハイゼットカーゴととともに長く、日本のビジネスを支える車としてあらゆる場所で活躍しています。そのキャブオーバー型という、スペース効率の高い構造をフルに活かしたスズキのエブリイはどんな車なのか、詳しくご紹介しましょう。

エブリイの基本情報

スズキが製造・販売する軽商用車はもともとキャリーの名前を用いており、バンタイプはキャリイバンとされていました。現在では軽トラックをキャリイ、バンをエブリイ、乗用ワゴンをエブリイワゴンという区別がされています。

初代モデルの誕生

1982年にキャリイバンの上級仕様として登場したのが初代「エブリイ」となります。その後、ビジネスバンタイプの「キャリイバン」と上級タイプの「エブリイ」の2車種として販売されますが、1993年に「キャリイバン」と「エブリイ」が統合され、キャリイバンは29年の歴史に幕を下ろすことになります。なお、キャリイの名称は軽トラックにて引き続き採用されます。

また、1999年に軽自動車の規格改正とともにフルモデルチェンジされると、乗用ワゴンタイプの「エブリイワゴン」や7人乗りとした普通車登録の「エブリイプラス」も追加設定されています。

ロングライフモデルの5代目から現行モデル

そして2005年に発売された5代目モデルは、2015年まで約9年半に渡って造り続けられたロングライフモデルとなります。このモデルの特徴として、5MT車を含めて全車インパネシフトを採用したことで、前席の左右ウォークスルーが可能になり、作業中の乗降性が向上しています。

現行モデルは2015年2月に発売され、荷室長・荷室幅・荷室高・荷室床面長がそれぞれ延長され、荷室を拡大しつつ、荷室床面を低床化して作業性を向上させました。また、新エンジンに変更したことによる低燃費化や、安全性能の向上も行われています。

エブリイの魅力

現在主流となっている「N-BOX」を始めとする軽ハイトールワゴンは、広い室内スペースなのですが、4人が乗車すると後部の荷室はほとんど無くなってしまいます。

しかし、キャブオーバータイプのエブリイだと、4人乗車してもゆとりあるカーゴスペースが利用できます。そのため、フルフラットにすれば車中泊もできる快適空間も作り出せるのです。

また、室内長も2240mmもあり、前席も後席も足元に広いスペースがあり、快適に過ごせます。乗員もゆったり乗れて、荷物もアたっぷり詰めるエブリイは、軽ハイトールワゴン以上の使い勝手を持つ、スーパーマルチな乗用車でもあるのです。

エブリイの現行モデル

現行モデルのエブリイは、旧モデルより荷室床面を拡大しつつ、タイヤ位置やダッシュボードを前方に移動することで前席乗員スペースも確保。さらに、バックドア開口部の高さと幅の拡大と荷室床面地上高を低床化させたことにより、リアステップ高を375mmまで低くし、作業性を高めています。

エンジンでは新しくR06A型を搭載し、同エンジンのインタークーラーターボがJOINターボに搭載されています。トランスミッションは5MTと4AT、そして5MTをベースにクラッチとシフト操作を自動化したAMTオートギアシフト(AGS)車を設定しています。

また、5MT車及び「GA」を除く全グレードには軽バンでは初めてとなる「衝突被害軽減ブレーキ」いわゆる自動ブレーキを搭載し、誤発進抑制機能、エマージェンシーストップシグナル、ESPをセットにした「レーダーブレーキサポート装着車」をメーカーオプションに設定しています。

グレード/価格

エブリイにはルーフの高さやミッションの種類など、普通乗用車にはない多くのグレードがあり、価格も非常に多岐にわたっています。一般に商用車として利用されているのは標準ルーフのGAであり、最上装備のJOIN、JOINターボは個人での利用が多くなっています。そして乗用タイプのエブリイワゴンも設定されています。

  • GA(標準ルーフ)950,400円~1,047,600円
  • PA(ハイルーフ)950,400円~1,177,200円
  • PC(ハイルーフ)1,040,040円~1,266,840円
  • JOIN(ハイルーフ)1,099,440円~1,326,240円
  • JOINターボ(ハイルーフ)1,099,440円~1,326,240円

エブリイワゴン

JP PZ PZスペシャル

1,425,600円~1,782,000円

エブリイのスペック

  • 全長/全幅/全高:3,395mm/1,475mm/1,800(ハイルーフ車1,895)mm
  • 荷室長/荷室幅/荷室高:1,905mm/1,315mm/1,140(ハイルーフ車1,240)mm
  • ホイールベース:2,430mm

NAエンジン車

  • 種類・総排気量:直列3気筒・658cc
  • 最高出力:36kw(49ps)/5,700rpm
  • 最大トルク:62N・m(6.3kg・m)/3,500rpm
  • 5MT:17.4~19.0㎞/L
  • 5AGS:19.0~20.2㎞/L
  • 4AT:16.6~17.0㎞/L

JOINターボ

  • 種類・総排気量:直列3気筒・658ccターボチャージャー
  • 最高出力:47kw(64ps)/6,000rpm
  • 最大トルク:95N・m(9.7kg・m)/3,000rpm
  • JC08モード燃費
  • 5MT:18.8㎞/L~19.6㎞/L
  • 4AT:15.4㎞/L~16.2㎞/L

エブリイワゴンのスペック

  • 全長/全幅/全高:3,395mm/1,475mm/1,815(ハイルーフ車1,910)mm
  • 室内長/室内幅/室内高:2,240mm/1,355mm/1,315(ハイルーフ車1,420)mm
  • ホイールベース:2,430mm
  • 種類・総排気量:直列3気筒・658ccターボチャージャー
  • 最高出力:47kw(64ps)/6,000rpm
  • 最大トルク:95N・m(9.7kg・m)/3,000rpm
  • JC08モード燃費:14.6㎞/L~16.2㎞/L

CARTUNEユーザーのエブリイを紹介!

CARTUNEユーザーの中にも、相当数のエブリイがいました。その中から2例ほどピックアップしてみましょう。

リフトアップされた現行エブリイワゴン。車高を低くするか高くするかでカスタマイズの方向性が変わりますが、軽ワゴンに限っては高くするカーチューナーの方が優勢のように感じます。写真のオーナーさんも自画自賛するように、ベストマッチングの出来栄えです。

こちらは低くする代表。まだまだ低くするようですね。キャリイの場合、こちらのオーナーさんのように家族から譲り受ける場合も多いのではないでしょうか。仕事で使ってた軽バンが、こんな見事に生まれ変わるというのも、カスタマイズの醍醐味と言って良いでしょう。

まとめ

もともとは商用の軽バンであるエブリイは、軽トラックのキャリイとともに日本中で活躍する働き者です。そのため、一見して飾りっ気のない外観と室内ですが、機能性はハイトールワゴンを上回ります。

仕事道具や配達する荷物の代わりに、キャンプや趣味のアイテムなどをたくさん積み込んで海に山にとその活躍の場は広がります。そして、カスタマイズが手軽に挑戦できるベースとしても注目されているようです。