2019年04月18日 (更新:2024年08月01日)
センチュリーの定番カスタムを紹介!
トヨタ、いや日本を代表するショーファードリブンカーであるセンチュリー。公用車や大企業の社用車として利用されている、本当の意味でのVIPカーです。新車であれば一般人の手には届かない最高級車ですが、中古車であれば一般人でも購入することができます。今回はそんなセンチュリーの定番カスタムについて迫っていきたいと思います!
センチュリーの基本情報
トヨタを代表する高級セダンといえばクラウン、ひと昔前ならセルシオが頭に思い浮かぶと思います。確かにクラウンやセルシオは日本が世界に誇る高級セダンなのですが、実はトヨタにはクラウンやセルシオを軽く凌駕してしまうほどの最高級セダンを販売しています。
それがセンチュリーです。センチュリーは日本国内の官公庁や大企業の公用車(社用車)として利用されることの多いショーファードリブンカーとなっています。後部座席の快適性を重視して設定されており、その広さや乗り心地は国産セダン最高峰です。
また、2017年まで製造及び販売が行われていた2代目センチュリーには5.0L V型12気筒エンジンが搭載されていました。国産自動車としては唯一のV型12気筒エンジンは、片側の6気筒エンジンにトラブルが発生しても、もう片方の6気筒エンジンで走行できるようになっています。
そして、2018年には約21年ぶりとなるフルモデルチェンジを実施。搭載しているエンジンは5.0L V型8気筒エンジンにダウンサイジングされましたが、ハイブリッドシステムと組み合わせることで、2代目センチュリーを大きく上回る431馬力のシステム最高出力を記録しています。
特長・魅力
国産最高級セダンであるセンチュリーの最大の魅力は、やはり大衆車と比べものにならないほどの圧倒的な快適性でしょう。その快適性は大衆車どころか高級車でさえも敵わないほど。
現在販売されている3代目センチュリーになると、レクサス・先代LSのプラットフォームを新型センチュリー向けに最適化しているため、乗り心地という点に関しては先代LSをも上回ります。どのセンチュリーも発売当時の最新技術がふんだんに盛り込まれています。
また、センチュリーの魅力を語るうえで、避けては通れないのがそのスタイリングです。センチュリーは初代モデルから現行モデルまでの3代に渡り、一貫して同じデザインが採用されています。
もちろん細部は異なるのですが、どのセンチュリーもひと目見るだけで、その上質感、特別感、存在感の強さが押し寄せてきます。センチュリーが放つ国産最高峰の貫禄に、私たちは圧倒されることになるでしょう。
センチュリーの定番カスタム
国産最高級セダンであるセンチュリーの特徴や魅力をしたところで、次はセンチュリーの定番カスタムについて紹介します。センチュリーは世界最高峰のショーファードリブンカーなので憧れを持っている人は決して少なくないでしょう。新車で購入するのはなかなか難しいですが、中古車であれば私たちの手が届く価格帯で販売されています。センチュリーの中古車を購入した後はセンチュリー向けに販売されているカスタムパーツを装着して、さらにかっこいいセンチュリーをつくり上げてください。
エアロパーツ
センチュリーに個性のあるカッコいいカスタムを施している人は多くはありません。なぜかというと、元々センチュリーは販売台数が多い車種ではないため、カスタムパーツを製造しているメーカーが限られているようです。
まず初めに紹介するのは、ジャンクションプロデュースが販売しているフルエアロキットです。フロントバンパースポイラー、リアバンパースポイラー、サイドステップ、ドアパネル、セットリアウィングの5点がセットになっています。こちらのフルエアロキットは初代センチュリー専用です。価格は358,909円と高価ですが、ただでさえ存在感のあるセンチュリーをさらにカッコよく仕上げることができます。スポーティーなイメージも加えることができておすすめです。
ホイール
車にカスタムを施すときに、最も簡単にイメージを変えることが可能で、1番最初に手に入れたい部分であるホイール。センチュリーにはとても高級感のあるピンホイールが装着されていますが、人によっては渋すぎると思っている人も少なくはないようです。そこで今回は、センチュリーにアグレッシブさをプラスするホイールをピックアップしてみました。
高性能ホイールの定番ブランドであるBBSのロングセラーモデル「スーパー RS」。このホイールは30年以上にわたって大勢のユーザーから愛され続けている魅力的なスポークホイールです。昨今のスポークホイールに比べると攻撃的な印象は薄いですが、そのぶんとても上品な雰囲気を放っています。程よくスポーティーなデザインなので、センチュリー本来のイメージを壊さない程度にイメチェンしてくれるはず。クラシックな雰囲気であるセンチュリーの足元にしっかりとマッチしてくれます。ホイールサイズは20x8.5Jから20×10J となっています。1本あたりの価格は178,200円から184,680円です。
車高調
続いて、センチュリー用の車高調を紹介したいと思います。ノーマルの時点で既に貫禄のあるセンチュリーですが、車高調を装着してローダウンすることでその存在感と迫力がさらに強調されます。少々やんちゃな印象が強くなってしまうのですが、そのようなカスタムが好みであればセンチュリーに車高調を導入するのは悪くない判断かもしれません。
ピックアップした車高調はラルグスの車高調キットでセンチュリーの足元にスタイリッシュな印象をプラスします。ダウン量はF|R:-79mm~+32mm|-64mm~+35mm
と十分なローダウンが可能な車高調となっています。
CARTUNEユーザーのカスタム事例
最後に、CARTUNEの中からカッコいいカスタムが施されたセンチュリーをピックアップしました。どれも魅力的なカスタムに仕上がっています。今後センチュリーのカスタムを検討している人はぜひ参考にしてください。
モーターリンク熊本さんのセンチュリーカスタム事例
まず最初に紹介するのは、モーターリンク熊本さんのセンチュリーカスタム事例です。センチュリーは貫禄のあるブラックの印象がとても強いですが、モーターリンク熊本さんのセンチュリーはシルバーにオールペンされています。ボディカラーが明るくなるとセンチュリーのイメージが大きく変わりますよね。
国産車の最高峰であるセンチュリーであっても、スポーティーなエアロパーツを装着することでヨーロピアンテイストを感じさせる仕上がりになっています。足回りの完成度も非常に高いです。2×9のクロススポークホイールが重厚感のあるセンチュリーの足元に軽快な印象を与えています。
ゆーとんさんのセンチュリーカスタム事例
続いて紹介するのは、ゆーとんさんのセンチュリーカスタム事例です。ゆーとんさんのセンチュリーは外観にほぼ手を加えず、車高だけ極端に低くした純ベタのカスタムとなっています。車のカスタムとしては非常にシンプルですが、センチュリーの本来の良さを感じることのできるカスタムです。
それにしても、車高を落とすだけでこれほどまでにカッコよくなるセンチュリーはやはりカスタムベースとしての素質があります。とはいえ、あえて社外ホイールを選択せず、純正ホイールのままカッコよく仕上げたゆーとんさんに賞賛を送りたいです。
つじちゃんさんのセンチュリーカスタム事例
最後に紹介するのは、つじちゃんさんのセンチュリーカスタム事例です。こちらも前述したセンチュリーのカスタム事例と同じように、足回りで魅せるカスタムに仕上がっています。ボディカラーはオーソドックスなブラックとメッキアンダーパーツのツートンなのですが、つじちゃんさんのセンチュリーはマットブラックです。
同じブラックでも光沢の強さが変わるだけで、こんなにもスポーティーに仕上がるとは思ってもいませんでした。シンプルラディッシュホイールはセンチュリーの足元に高級感と存在感をプラスしています。こちらもセンチュリーの素性を生かしたカスタムに仕上がっていると感じました。
まとめ
今回はセンチュリーの定番カスタムパーツと、CARTUNEユーザーのカスタム事例を紹介しましたが、いかがだったでしょうか。センチュリーには国産車の中でもトップクラスの上質感が備わっています。いつまでも変わらないクラシックなスタイリングをどのようなカスタムでアレンジするかで、センスが問われそうですね。
今回は個人的にカッコいいと感じた3台のセンチュリーを紹介しましたが、CARTUNEではほかにもたくさんの素敵なセンチュリーが投稿されています。それをチェックすることで、あなたのセンチュリーをもっとカッコよく仕上げることができるかもしれません。ほかの人がセンチュリーをどのようにカスタムしているかを知りたい人は、ぜひCARTUNEを利用してみてください。