2019年04月17日 (更新:2020年06月08日)
アウトランダーの定番カスタムを紹介!
今や三菱のフラッグシップモデルかつ人気車種にまで成長したアウトランダー。最大7名が乗車できる3列シートの採用と、広大な車内空間・ラゲッジスペース、三菱が培ってきた高い電子制御4WD技術がウリのミドルサイズクロスオーバーSUVです。今回はそんなアウトランダーの基本情報と定番カスタムパーツを紹介します。記事の最後にはCARTUNEのカスタム事例を紹介しているので、参考にしてください。
アウトランダーの基本情報
電子制御4WD技術の高さで人気を博している三菱。そんな三菱の代表的なクロスオーバーSUVといえばアウトランダーです。アウトランダーは2005年に初代モデルが登場し、2012年以降は現行モデルとなる2代目アウトランダーが販売されています。
昨今のクロスオーバーSUVから薄れつつある重厚感と、ミドルサイズSUVならではの広大な車内空間、ラゲッジスペースが魅力的な車です。また、派生モデルではありますがプラグインハイブリッドシステムを搭載しているアウトランダーPHEVも高く評価されています。
そんな大人気アウトランダーの主要スペックを以下に記載します。
駆動方式 | 2WDモデル | 4WDモデル |
---|---|---|
排気量 | 1,998cc | 2,359cc |
最高出力 | 110kW [150PS] | 124kW [169PS] |
最大トルク | 190N•m [19.4kgf•m] | 220N•m [22.4kgf•m] |
全長 | 4,695mm | |
全幅 | 1,810mm | |
全高 | 1,710mm | |
車両重量 | 1,500〜1,520kg | 1,570〜1,590kg |
アウトランダーはグレードによって2.0L直列4気筒SOHCエンジンもしくは2.4L直列4気筒SOHCエンジンを搭載しています。より魅力的なのは、やはり最高出力169馬力、最大トルク22.4kgmを発生する2.4L直列4気筒エンジンです。
近年のクロスオーバーSUVらしく、駆動方式は2WDもしくは4WDから選択することができます。ボディサイズはミドルサイズSUVとしては一般的です。その割に車両重量は比較的軽量だといえるでしょう。
トランスミッションはCVTが採用されていてダイレクト感には欠けます。クロスオーバーSUVらしい力強い走りには期待できないものの、CVTならではのスムーズな加速と高い燃費性能を実現しています。
特長・魅力
アウトランダーにはFFモデルと4WDモデルが設定されていますが、やはりアウトランダーの魅力を存分に味わうのであれば4WDモデルを購入すべきです。三菱の技術の結晶である電子制御4WDは、ドライブモードセレクターによって4種類の走行モードから切り替えることができます。
燃費性能を重視したい時は「4WD ECO」、どんな路面状況でも快適に走行できる「4WD AUTO」、よりパワフルな走りが期待できる「4WD LOCK」の中から状況に適したモードを選択することが可能です。また、アウトランダーはミドルサイズSUVの中でもファミリー層向きのSUVだといわれています。
なぜなら、3列シートを採用することで最大乗車定員が7名となっているからです。広大な車内空間とラゲッジスペースが備わっているうえに、3列目シートまで採用されているとなると、家族の人数が多いファミリー層にとってはありがたいですよね。
アウトランダーの定番カスタム
ミドルサイズSUVでありながら三菱の自動車販売に大きく貢献しているアウトランダー。フルノーマルでドライブを楽しんでいる人も多いですが、三菱の4WD技術の虜になったことで、アウトランダーをさらにオフロードマシンらしくカスタムしている人も少なくありません。
これからアウトランダーのカスタムを楽しんでいきたいと考えている人もいるでしょう。そこで、今回はアウトランダーの定番カスタムパーツを紹介したいと思います。現在アウトランダーに乗っている人はもちろん、これからアウトランダーを購入しようと考えている人はぜひ参考にしてください。
エアロパーツ
車のスタイリングの印象を大きく変えることができるエアロパーツ。エアロパーツ本来の役割は空力性能を改善するためのパーツですが、現在では車のエクステリアに装着するパーツという意味合いが強くなっています。
アウトランダーは人気車種ですが、エアロパーツに関してはそれほど種類が多くありません。ですが、純正アクセサリーであれば非常に豊富な数のエアロパーツが用意されています。
その中でも特に人気が高く、アウトランダーのイメージを大きく変えることができるカスタムパーツがテールゲートスポイラーです。純正アクセサリーなのでアウトランダーにマッチしたスポーティーさ、かつ洗練されたデザインを実現しています。
その形状はとても存在感があって、アウトランダーのリア周りのデザインを引き立ててくれるでしょう。社外テールゲートスポイラーには派手なデザインが多いですが、純正アクセサリーのテールゲートスポイラーは落ち着いたデザインなので悪目立ちすることもありません。
ホイール
車の足元を引き締め、愛車のイメチェンに貢献してくれるホイール。昨今は純正ホイールでもスタイリッシュなデザインを採用していることが多いですが、デザイン面に関してはどうしても社外ホイールにもう1歩及びません。
まず最初に紹介するホイールは、MKWの「MK 46」。オフロードマシンの足元にバッチリと似合うアーバンデザインが魅力のアルミホイールです。8本の力強いスポークがアウトランダーの足元に存在感をプラスしてくれます。ディープリムを採用しているところも大きなポイントです。
カラーリングはクールグリッター、ダイヤカットグロスブラック、グロスブラックの3種類で、どれも強い光沢を放っています。サマータイヤとの4本セットで価格は209,510円です。すでにタイヤとセットになっているので、購入しやすいのではないでしょうか。
続いて紹介するホイールは、アルミホイールシェアNo.1のエンケイが販売している「オールエイト」です。オフロードマシンらしさを存分に感じることができるMK46とは対照的に、オールエイトはクロスオーバーSUVの足元にラグジュアリー感をプラスするアルミホイールとなっています。
シルバーの輝きを放つメインスポークと、重厚感のあるブラックのサブスポークが織りなすラグジュアリー感と存在感はアウトランダーの足元で真価を発揮。ボディサイズの大きなアウトランダーの足元でこそ輝くデザインとなっています。
こちらの製品は18インチのブラッククリアで、すでにタイヤが組み付けられた4本セットです。組み付けられているタイヤが国産タイヤなのが安心ですよね。価格は168,000円と比較的リーズナブルです。
車高調
クロスオーバーSUVの定番カスタムのひとつとして人気を博しているリフトアップ。リフトアップは、リフトアップキットと大経タイヤを使って車高を大幅にアップさせるカスタムですが、リフトアップとは対照的なローダウンもじわじわと人気を集めています。
クロスオーバーSUVをローダウンするのは本末転倒のようにも感じてしまいますが、ドレスアップに何が正しいかなんてありません。自分自身がカッコいいと感じるカスタムを追求していくことが、愛車を最高にカッコよくする秘訣です。
まず最初に紹介する車高調は、数々の車のチューニングを手がけているHKSの「ハイパーマックス SスタイルC」です。ロングセラーの「ハイパーマックス Sスタイル」のベーシックモデルとなるこちらの製品は、HKSが「Sスタイルシリーズ」の最高傑作と自負しています。
走行性能に大きく貢献する単筒式かつ全長調整式、減衰力固定のオーソドックスな車高調です。バネレートはフロント、リア共に49N/mmとなっています。安心の日本製で、3年もしくは60,000kmの保証付です。
続いて紹介する車高調は、定番のサスペンションブランドであるBLITZが製造を手がけている「ダンパー ZZ-R」。こちらもHKSの「ハイパーマックス SスタイルC」と同様、高い人気を博しているロングセラーモデルになります。
単筒式かつ全長調整式で、32段減衰力調整機構を採用。それでいてリーズナブルな価格設定を実現しているところが大きな魅力です。高い路面追従性だけでなく、しなやかな乗り心地を実現しているため、車高調を導入したからといって乗り心地が悪化する心配もありません。
その他
車のカスタムパーツはエアロパーツや車高調だけではありません。アウトランダーには様々なカスタムパーツが用意されています。エアロパーツや車高調ほどの劇的な変化を感じることはできないものもありますが、それらを上手に取り入れることでおしゃれなアウトランダーに仕上げることが可能です。
カーボン調サイドミラーカバー
運転中の視界確保に大きく貢献するドアミラー。それをドレスアップするカスタムパーツがカーボン調サイドミラーカバーです。ドアミラーはボディ同色で塗装されていることが多いため、こちらの製品を装着することで引き締め効果を与え、アウトランダーにスポーティーな印象をプラスすることができます。カーボン調なので、外観に上質感をプラスすることもできますよ。
フロントフォグライトカバー
アウトランダーは三菱車のアイデンティティであるダイナミックシールドを採用しているため、存在感のあるフロントマスクを実現しています。十分に魅力的に感じるアウトランダーのフロントマスクですが、樹脂部分の面積が多いために高級感がやや物足りないと感じている人もいるのではないでしょうか。
そんな時に活躍するのがフロントフォグライトカバーです。こちらの製品は、フォグランプ周りとフォグランプベゼルに装着するメッキパーツとなっていて、アウトランダーのフロントマスクに更なる高級感をプラスすることができます。
CARTUNEユーザーのカスタム事例
アウトランダーの定番カスタムパーツを紹介したところで、最後にCARTUNEユーザーのアウトランダーカスタム事例を紹介したいと思います。今回は個人的にカッコいいと感じた3台のアウトランダーをピックアップしました。CARTUNEユーザーがアウトランダーをどのようにカスタムしているのかを参考にして、そのセンスを自分のアウトランダーに取り入れてみてください。
ドドスケさんのアウトランダーカスタム事例
最初に紹介するのは、ドドスケさんのアウトランダーカスタム事例です。ドドスケさんのアウトランダーは純正コンプリート仕様である「アクティブ ギア」となっています。
社外パーツでドレスアップを施したカスタムカーほどの迫力はありませんが、その分、純正コンプリート仕様ならではのまとまりの良さが大きな魅力です。ドドスケさんは「アクティブ ギア仕様」のアウトランダーにホワイトレタータイヤを組み合わせています。
控えめなカスタムではありますが、シンプルでとても良いアレンジだと思います。程よく散りばめられたオレンジのアクセントがかっこよく、ディーラーオプションで設定すれば手軽に「アクティブ ギア仕様」にできるのも嬉しいポイントです。
筋肉アウトランダーさんのアウトランダーカスタム事例
続いて紹介するのは、筋肉アウトランダーさんのアウトランダーカスタム事例です。アウトランダー本来の魅力を存分に活かしたオフロード仕様のカスタムに仕上がっています。元から精悍な顔つきのアウトランダーですが、バンパーガードを装着することでその存在感は大幅にアップ。
厳つさを感じるフロントマスクに仕上がっています。ルーフキャリアとオフロードライトバーは控えめな印象ですが、アウトランダーのオフロード感をしっかりと高めているようです。ボディサイドのステッカーはアウトランダーのイメージとマッチしていてとてもオシャレにキマっていますね。
リフトアップによるフェンダーの隙間、オフロードタイヤからタフネスな印象を感じます。ホイールのデザイン自体はシンプルですが、ホワイトレタータイヤだけでも十分に存在感があって、非常に完成度の高いオフロードマシンに仕上がっていると感じました。
ぴろろさんのアウトランダーカスタム事例
最後に紹介するのは、ぴろろさんのアウトランダーカスタム事例です。こちらは現行アウトランダーではなく、2005年から2012年まで製造・販売されていた初代アウトランダー・後期モデルがベースのカスタムカーとなっています。
通称エボ顔と呼ばれていて、初代アウトランダーの中では陰ながら人気の高いモデルです。迫力のあるフロントバンパーを装着していますが、実はこれ、三菱の純正エアロパーツなのだとか。リップスポイラーとノーズブラを装着するだけでも随分と印象が変わりますね。
足回りはミドルサイズSUVとしては限界まで攻めているように感じます。徹底したローダウンとキャンバーがアウトランダーにスポーティーさをプラス。力強いスポークホイールがぴろろさんのアウトランダーの足元でバッチリとキマっていますね。
まとめ
今回は三菱の売れ筋クロスオーバー SUVである、アウトランダーの定番カスタムについて紹介しました。これからアウトランダーの購入やカスタムを検討している人であれば、この記事を読むことで、かっこいいアウトランダーに仕上げることができるはずです。
最後は個人的にかっこいいと感じたアウトランダーのカスタム事例をピックアップしましたが、CARTUNEなら個性的なアウトランダーをまだまだたくさんチェックすることができます。今後のカスタムの参考になると思うので、ぜひCARTUNEを利用してみてくださいね。