レイズの大人気ホイールのTE37とは?価格や中古相場を紹介 | CARTUNEマガジン
レイズの大人気ホイールのTE37とは?価格や中古相場を紹介

2019年04月19日 (更新:2020年08月06日)

レイズの大人気ホイールのTE37とは?価格や中古相場を紹介

車好きな人なら知っている、レイズの大人気ホイール「TE37」。今回は、TE37の基本情報やボルクレーシングブランドのラインナップ、TE37のモデルバリエーションをいくつかピックアップし、価格や中古相場もご紹介します。

TE37の基本情報

shwさんのM3 セダンブレーキローターの画像
shwさんのM3 セダンブレーキローターの画像

レイズのボルクレーシングブランドの中でも、王者に君臨している「TE37」。ボルクレーシングが誕生したのは1975年。当時はTE37のような形状はなく、メッシュホイールと呼ばれる3ピースの高性能ホイールが販売されていました。

ルマン耐久レースへのホイールブランドとしての参戦や、革新的な技術を次々に取り入れたことで知られ、1991年の日本車初のルマン優勝マツダ787Bが装着していたホイールもレイズのホイールでした。

肝心のTE37が登場したのは1996年。応力を分散するために6本のスポークを60度の角度で配置をし、高強度ながらも軽量のホイールとして20年経った今でもスポーツカーやレーシングカーに装着され続け、、まさに王者のホイールと言えるでしょう。

ボルクレーシングブランドのホイール

ボルクレーシングには「TE37」だけでなく、他にも様々なモデルがラインナップされています。TE37以外に5モデルが販売されており、それぞれに特長があります。

「CE28」

「CE28」はボルクレーシングの販売モデルの中では最軽量モデルとなっており、その軽さは他のメーカーの鍛造ホイールでも遠く及ばないほどになっています。

「ZE40」

「ZE40」は剛性や軽量化ももちろんのこと、スポーツ走行時にホイールにかかる応力に対応するために開発されたモデルです。10本のスポークによって、応力を跳ね返す力強さを持っているホイールです。

「G16」

「G16」の特長は、クロススポークのデザイン。ボルクレーシングのメッシュデザインとはまた違い、応力を受け止め分散することを可能にしているのが、このスポーク形状です。こうすることで操縦安定性が増すので、よりレスポンシブなハンドリングをドライバーに伝えてくれます。

「G25」「G27」

「G25」ではプレミアムカーに寄り添うために美しくかつ高剛性のホイールとなるように開発されています。また「G27」モデルは普遍的な7点クロススポークが特徴的で、スポーツ走行から街乗りまで紳士的に見せることができるホイールです。

構造

TE37の見た目だけでなく、その構造にも着目してみましょう。製造方法は「鍛造」。鍛造ホイールにすることで、アルミの原子結合がより強固なものとなるので、剛性を高めることができるのです。さらに1ピース構造にすることで2ピースや3ピースにはない剛性の高さや応力の逃がし方をすることが可能となっています。

1本のスポークの太さやリムとスポークの形状まで全てが計算され尽くしており、日常の走行からスポーツ走行、サーキット走行に耐えることのできる性能を維持しています。

魅力

CE28には及びませんが、TE37もまた、十分軽量化されているホイールです。バネ下重量の軽量化は走行性能に直接作用すると昔から言われているように、軽量化されているTE37を装着することによってのそ性能は、著しく向上していきます。。

そして、魅力的なデザインも捨て置くことはできません。太目の6本スポークによって重厚感があり、無駄な装飾を排したシンプルなデザインは、走るために生まれてきたと言われても過言ではない威圧感を放っています。

TE37のホイールバリエーション

TE37にもバリエーションがあり、色や製造方法の違いによっても銘柄が変わってきます。最初に販売を開始したTE37から変更があったモデルを紹介します。

  • TE037 6061
  • TE37 ULTRA
  • TE37 SAGA
  • TE37 SONIC
  • TE37 KCR
  • TE37 GRAVEL
  • TE37 SB
  • TE37 X UL
  • TE37 V

以上9モデルをピックアップしてご紹介しましょう。

TE037 6061

引用元:www.rayswheels.co.jp

2017年に発売を開始したモデルです。アルミ合金の中でも加工が難しいですが、素晴らしい強度を誇るA7075超々ジュラルミンを使用することによって、剛性を従来品よりも高くすることに成功しました。その性能はレーシングカーに使用されるホイールに近いものとなっており、以降、フラッグシップモデルとなっています。

新品販売価格(1本)¥98,000~¥115,000

TE37 ULTRA

近年のハイパフォーマンスカーとなるGT-Rやポルシェ911などへ装着できるサイズをラインナップしており、軽量化はもちろん更なる高強度、高剛性を実現し、全てを新しくしたモデルになっています。

新品販売価格(1本)¥86,000~¥91,000

TE37 SAGA

引用元:www.rayswheels.co.jp

ターゲットとなる車は、これまでの280psの出力だったスポーツカーから300ps越えのトルク40kgf/mとなるスポーツカーへと移り変わっていきました。そうした出力に適応し、このホイールをはきこなす自信はあるか?とドライバーへと挑戦的な開発コンセプトを元に製造されたモデルです。

新品販売価格(1本)¥68,000~¥74,000

TE37 SONIC

日本市場において、クーペやセダンは現象傾向にある中でコンパクトカーの保有台数は増えています。そのコンパクトカーの性能は、一昔前とは比べられないほど向上しており、それらに対応する為に開発されたモデルです。

新品販売価格(1本)¥42,000~¥53,000

TE37 KCR

軽自動車も本物のホイールを履かせたいというユーザーの声から誕生したのがこのモデル。厳しいサイズ制限の中からスポークの立体感を表現し、スポーツ走行だけでなくドレスアップの為にも使用できるように作られました。

新品販売価格(1本)¥40,000~¥51,000

TE37 GRAVEL

引用元:www.rayswheels.co.jp

ラリーやダートトライアル競技に使用することを目的として、製造・開発されたモデル。グラベルタイヤを装着できるようにサイズ設定を最適化しており、リムの厚みや形状を変更できるようにして、軽量化を実現しています。

新品販売価格(1本)¥37,000~¥46,000

TE37 SB

引用元:www.rayswheels.co.jp

大きなワンボックスカーにもTE37を体感してもらうことを目標に開発され、厳しい技術基準にクリアしたモデルです。重たい荷物などを運ぶために、どうしてもホイールに負担が掛かってしまう車種なので、ホイールの強度を上げることで重量が上がってしまうのを最小限に抑えつつ、十分な強度や剛性を確保した状態で軽量化をも実現しました。

新品販売価格(1本)¥56,000~¥72,000

TE37 X UL

引用元:www.rayswheels.co.jp

クロスカントリー用に開発され、オフロードを走る人達へ向けたモデルです。見た目のデザインだけでなく、ボルクレーシングの代名詞となる軽量化も実現し、ドライバーに感動を与えます。また、あらゆるオフロードにも対応できるようになっています。

新品販売価格(1本)¥56,000

TE37 V

引用元:www.rayswheels.co.jp

昔ながらの旧車にもTE37を履いてほしいという思いから販売されているのがこのモデル。最新の技術が詰め込まれているだけでなく、最深のディープリムになって名だたる旧車に似合うホイールへと仕上げられています。

新品販売価格(1本)¥45,000~¥49,000

TE37

一番のスタンダードモデルであり、全てのTE37の原点でもあるのがこのモデルです。

新品販売価格(1本)¥40,000~¥42,000

TE37を愛車に装着しているCARTUNEユーザーたち

かわうそのしょーたんさんのM3 クーペWD40の画像
かわうそのしょーたんさんのM3 クーペWD40の画像
はまさん さんの86の画像
はまさん さんの86の画像
ふく助さんのスイフトスポーツZC33S洗車の画像
ふく助さんのスイフトスポーツZC33S洗車の画像

まとめ

Ren@350zさんのフェアレディZZ33の画像
Ren@350zさんのフェアレディZZ33の画像

レイズの中でも鉄板モデルとなる「TE37」は昔から根強い人気があり、多くのスポーツカーのみならずミニバンやコンパクトカーなどにも使用されてきています。デザインだけでなく、その性能が一番の魅力でしょう。ホイールの軽量化によって受ける恩恵は、走行性能が向上するだけでなく、燃費の向上にも一役買います。

愛車がさらに素敵になって、燃費や走行が良くなる「TE37」はおすすめです。

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