社外マフラーは要注意!車検に通るマフラーの条件

2019年04月14日

社外マフラーは要注意!車検に通るマフラーの条件

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社外マフラーは見た目がよくなるうえに、サウンドもよくなり良いことばかりですよね。そんな社外マフラーですが、メーカーによっては車検非対応(レース仕様など)なるものも販売されています。そもそも、車検対応のマフラーとはなんなのでしょうか。今回は車検対応マフラーの条件についてご紹介したいと思います。

車検に通るマフラーの条件

車検に通るマフラーの条件はいくつかあるのでご紹介します。

音量

車検でいう音量とは「近接排気騒音」のこと言い、上限値は96dBになります。昨年の11月に国土交通省より、交換用マフラーを備えた四輪自動車等の騒音規制の取扱いを見直すことが発表されました。

新しい基準とは?

新車時の近接排気騒音が車種毎に定められた一定の値※1を超える四輪自動車等に対して 交換用マフラーを備える場合は、使用過程における近接排気騒音が新車時から悪化しない こと※2を確認する相対値規制を適用します。また、これに伴い、近接排気騒音の測定方法 について所要の改正を行います。 なお、交換用マフラーを備えた車両のうち一部の二輪自動車等については、昨年 12 月に 同様の改正を行っております。

※1 車種毎に定められた一定の値

  • 乗合車・貨物車(車両総重量 3.5t 超、最高出力 150kW 超) :94dB
  • 乗合車・貨物車(車両総重量 3.5t 超、最高出力 150kW 以下) :93dB
  • 乗合車・貨物車(車両総重量 3.5t 以下) :92dB
  • 乗用車(車両後部にエンジンを有するもの) :95dB
  • 乗用車(車両後部にエンジンを有するもの以外のもの) :91dB

※2 新車時の近接排気騒音(車検証等に記載)に5dB を加えた値以下であること。

最低地上高

道路運送車両の保安基準第3条により地面から9cm以上であること。煙草の箱の高さ(88㎜)が一つの基準として使われている時代もありましたね。また、「衝撃に十分耐える構造」及び「アンダーカバー等が装着されている構造」の場合、地面から5cm以上と読み替えて適用できること。前輪のタイヤの真ん中より前方・後輪のタイヤの真ん中より後方であれば、地面から9cm以下でも問題ないなどの例外もあります。

その他

車枠から極端に飛び出してはいけない。細かく言うと、マフラー上方のフロア・ラインを含む鉛直面から10mmを超えて突出してはいけません。

純正マフラーなら問題ない?

純正マフラーは車検に通るように作られているので当然車検に通りますが、経年劣化による穴あきや破損が原因で車検に通らないというケースもあります。

穴あきの主な原因は錆によるものが多く、その発生要因は雨や水撥ねなどの外部からだけではなく、内部からも起こりえます。排気ガスに含まれる水蒸気が冷えたマフラーと接触し、結露して水たまりになり、それが原因で錆が発生してしまうことがあります。内部に水を溜めないためには、マフラーを温めて結露水を完全に除去する必要があります。

車検に通るマフラーの選び方

社外マフラーには、「車検対応品」「保安基準適合品」「JASMA認定品」など主に3種類の表記があります。「車検対応品」は読んで字のごとく、車検に通ることを前提に作られたマフラーを指しています。「保安基準適合品」は車検対応品と同等品と考えていいです。そして少し特殊なのが「JASMA認定品」です。

「JASMA認定品」とは?

まずは「JASMA」について簡単に説明します。日本自動車スポーツマフラー協会(Japan Automotive Sports Muffler Association)を通称「JASMA」と言い、道路運送車両の保安基準を遵守し、騒音、排ガス、熱害等の基準に則ったスポーツマフラーの普及に努めるため、平成元年に設立された協会です。「JASMA認定品」は「車検対応品」や「保安基準適合品」よりも厳しい認定基準のため、この認定を受けたマフラーであれば車検も安心して通せます。

まとめ

色々と諸条件などを説明してきましたが、車検を通過するための要点をおさらいすると、1.音量規制、2.最低地上高、3.突出規制の3点です。これを注意すればほぼ車検は通ります。それでも心配な方は、マフラーメーカーやJASMAに相談して、確実に通すことをお勧めします。