2019年02月06日 (更新:2020年07月15日)
ホイールを洗いたい!正しいホイール・メンテナンス方法を紹介します!
お気に入りのアルミホイールを買ったのに黒っぽいすすのような汚れが付いている…ホイールキャップを外した時に中から茶色い粉がこぼれ落ちてきた…そんな経験した事はありませんか??今回はそんな鉄粉を付着しにくくしたり、お気に入りのホイールを長持ちさせるためのメンテナンスの方法について解説していきたいと思います。
ホイールのメンテナンスにはメリットがたくさん!
普段の洗車時におざなりになりがちなホイールですが、ホイールのメンテナンスには様々なメリットがあります。
車の見栄えが良くなる
ホイールを綺麗にしておくことで、車の全体の雰囲気が綺麗になります。ホイールのデザインやカラーをしっかりと見せることで、愛車の足元が一層引き立たちます。愛車の写真の撮りがいがありそうですね!
ホイールの傷や汚れ防止
ホイールにコーティングをしておくとダストの付着を抑えられます。コーティングにより薄い膜を作り出すことで、深い艶だけでなく、走行中の砂などによる浅い線傷や擦り傷を防止する効果も発揮してくれます。
サビ、変色の防止
ブレーキダストはブレーキとブレーキローターが削れたもので、鉄を多く含んでいます。そのため、そのまま放っておくと錆びてしまい、茶色く変色してしまうのです。ホイールのメンテナンスをしっかりとしておくことで、ホイールの変色を防ぐことができます。
ホイール・メンテナンスに使用するもの
では、ホイールのメンテナンスで必要な物や使用するもの、どのような役割を持って使用するのかを解説していきましょう。
水・ウエス
洗浄準備のために当然の事なのですが、水が存分に使える環境を整えましょう。洗浄剤や鉄粉除去剤を使用する場合には大量の水が必要になります。ウエスは拭き上げはもちろん、汚れを拭ったりすることにも使用しますので、こちらも準備してください。
洗浄剤・鉄粉除去剤
ホイールに付着する汚れやブレーキダストはとても頑固で、一度こびりついてしまうと洗浄剤無しではとても除去することができません。ホイール用洗浄剤はカーシャンプーとは違い強力な成分が配合されていますので、ブレーキダストを落としやすくなっています。頑丈な汚れがある場合には、無理やりではなく洗浄剤や鉄粉除去剤を用意しましょう。
ホイールコーティング剤
ホイールにガラスコートを行う事で、撥水効果をもたせて雨による汚れを軽減し、更には薄い皮膜で傷を軽減できます。
※ブレーキダストの量が減るわけではないのでホイール自体は黒っぽい汚れが付いてしまいますが、コーティングされていない状態より遥かに汚れが取れやすくなります。
実際のホイール・メンテナンス手順
それでは実際の作業手順に移っていきましょう。アルミホイールは非常に傷がつきやすいので力任せに磨いたり、自動車用以外の洗浄剤等を使う事は避けてください。
洗剤で洗う
- 大量の水をかけ、汚れを浮かせるような感じで洗い流す
- 洗浄剤をホイールに満遍なく吹き掛け、スポンジやブラシ、少し濡らしたウエスなどで力を掛けないように洗う
- 一度洗い流した後、ホイールに水を掛けながら再度ウエスで丁寧に洗う
- 乾燥した柔らかいタオルやウエスで丁寧に水分を拭き取る
洗浄剤がホイールに残らないようにしっかりと水で洗い流し拭き取りしてください。洗浄剤が残ってしまうとホイールの塗装面にダメージを与えるだけでなく、タイヤの表面にも薬剤によるダメージが出てしまうことがあります。また、拭き取る時に水分が残っているとウォータースポットできたりするので、しっかり拭き取りましょう。
鉄粉を除去する
- 鉄粉除去剤を全体的に吹き付ける
- 5〜10分ほど放置する
- 水でしっかりと除去剤と鉄粉を流し、拭き取る
水で流している最中にタオルやウエスを使用してもいいのですが、鉄粉除去剤によっては臭いが残ってしまう場合もあるので注意してください。この方法はブレーキダストなどの鉄粉を取りたい方にオススメです。
コーティングする
最後に、キレイになったホイールに汚れや小傷がつきにくくなるよう、ホイールの水分を十分に取り除いた状態でガラスコーティングを施行します。
以上がホイールメンテナンスの方法になります、労力が掛かってしまう作業ではありますが、これを行うことで綺麗なホイールの状態を保つことができます。
まとめ
今回はホイールメンテナンスの方法のお話でしたが、いかがでしたか?メンテナンスを行うことでホイールの寿命を延ばす事ができます。お洒落は足元からとも言われていますので、しっかりとメンテナンスして楽しいカーライフを送りましょう!