2019年03月20日 (更新:2021年12月17日)
フォレスターの純正タイヤサイズにおススメのタイヤ4選をご紹介します!
現行型フォレスターの発売から約9か月。中にはそろそろタイヤが心もとなくなってきている方もいらっしゃるのではないでしょうか?フォレスターをはじめとして、車のタイヤを交換する前にはタイヤスペックを確認しておく必要があります。今回は2018年に発売された現行型のフォレスター、SK系の各グレードのタイヤサイズとおすすめタイヤを紹介します。
フォレスターのタイヤスペックを確認
フォレスターに限らず、車のタイヤを交換するならば、まず最初に確認すべきはタイヤサイズ。
純正、社外どちらのタイヤであっても、取り付けることのできるタイヤサイズは純正タイヤのサイズを基準として考える必要がありますので、タイヤスペックを確認しておかなければなりません。
現行フォレスターのグレード展開
フォレスターの純正タイヤスペックは、各グレードによって異なってきますので、一覧にしてまとめてみました。まず、現行モデルのグレードが以下の9種類になります。
- 2.0XT アイサイト CVT
- 2.0X ブレイク カラーアクセント仕様 CVT
- 2.0S リミテッド CVT
- 2.0X ブレイク CVT
- 2.0i-L アイサイト CVT
- 2.0i-L 6MT
- 2.0i アイサイト CVT
- 2.0XT アイサイト スマートエディション CVT
- 2.0S リミテッド スマートエディション CVT
各グレード毎の純正タイヤサイズ
現行モデルのタイヤサイズは「225/45/R18」と「225/60/R17」の二種類。これらのタイヤサイズを基準としてタイヤを選定する必要があります。
225/55R18のタイヤサイズを採用しているグレード
- 2.0S リミテッド スマートエディション CVT
- 2.0XT アイサイト スマートエディション CVT
- 2.0S リミテッド CVT
- 2.0XT アイサイト CVT
225/60R17のタイヤサイズを採用しているグレード
- 2.0i アイサイト CVT
- 2.0i-L 6MT
- 2.0i-L アイサイト CVT
- 2.0X ブレイク CVT
- 2.0X ブレイク カラーアクセント仕様 CVT
フォレスターにおすすめのタイヤ
どんな性能のタイヤを付けるべき?
フォレスターが純正タイヤとして取り付けているタイヤは、コンフォートタイヤもしくはオールシーズンタイヤとなります。そのどちらを着けていても問題はありませんが、走行環境によってはオールシーズンにした方が良い場合もあれば、夏と冬で分けて装着したほうが良い場合もあります。
都市部などの降雪がないような地域であれば、年間を通してスタッドレスタイヤの使用が限りなく少ないということになるので、オールシーズンタイヤを選択するのがベター。反対に、冬は雪が降り、凍結路面を走る機会が多いのであれば夏と冬のタイヤを分けて使う方が良いでしょう。
このように、住んでいる地域の走行環境によって、または使用環境によってタイヤを選ばなくてはなりません。そこで、3つに分類をしてフォレスターにおすすめのタイヤを厳選してみました。
- オールシーズンタイヤ
- 夏用タイヤ
- 冬用タイヤ
この3つの分類からおすすめタイヤをご紹介していきます。
オールシーズンタイヤのおすすめ
フォレスターに装着するのであれば、普段は待ち乗り、週末は高速道路の走行もすると考えておきます。そして、冬に数回旅行先で雪道を走るかどうかといったパターンを想定しておすすめタイヤを選びました。
17インチのタイヤであれば、「ヨコハマ GEOLANDAR(ジオランダー)A/T-S」です。ドライとウェットの性能も高水準であり、オールシーズンタイヤでは発生しやすいロードノイズが少ないので、乗っていても静かです。
18インチのタイヤであれば、「グッドイヤー アシュアランス ウェザーレディ」です。待ち乗りのSUV向けに作られているタイヤなので、乗り心地や静粛性を犠牲にすることなく、全天候に対応しています。
ただし、オールシーズンタイヤは雪道をスタッドレス同様に走れるというわけではありませんので、注意が必要です。
夏用タイヤのおすすめ
夏用であれば、ドライでのグリップ力やウェットでの安定感、高速走行時の操縦安定性と静粛性が欲しいところ。舗装路を走るためのタイヤとしておすすめを選びました。
「ブリジストン DUELER H/L 850」なら17インチや18インチもサイズがあります。さらに、現行フォレスターの装着タイヤとしても販売されているので性能が担保されているようなものです。プレミアムなタイヤだからこそ、あらゆる性能が高次元で実現されています。
冬用タイヤのおすすめ
フォレスターで雪を走るといえば、雪山でも問題なく走れる走破性が魅力ですよね。アイスバーンでもきっちりと走れるのはさすがスバルのSUV、貫禄を感じさせます。
しかし、雪道は車の性能だけではどうにもならないのが現状。タイヤが良いことで初めて車の性能を発揮できます。冬用タイヤでは、夏用タイヤと同じブリジストンから、雪上性能、氷上性能に特化した「ブリジストン ブリザック DM-V2」を選択。
ブリジストンのスタッドレスは普通乗用車でも高評価を受けており、その性能はSUV用のスタッドレスタイヤでも発揮されます。
純正とサイズを変えたいときは?
基準となる純正タイヤスペックが分かれば、装着できるタイヤサイズも見えてきます。タイヤサイズを変えるにあたり、気になってくるのがホイールのインチと幅です。
インチサイズは18インチと17インチの2種類あり、幅についてはどちらも7インチとなっています。純正ホイールをそのまま使用するものとして考えると、タイヤサイズで変更できるのは幅だけになります。225/55R18であれば、「225」の部分。225/60R17であっても同じく「225」の部分になります。
7インチの幅のホイールに対して取り付けできるタイヤサイズは「195~235」までになります。プラス10mm〜マイナス20mmの違いですが、7インチの幅のホイールに対して小さいサイズの195以上に小さいサイズを付けると、ホイールよりもタイヤが内側にあるので、ビードが引っ張られてしまう「引っ張りタイヤ」となってしまいます。
引っ張りタイヤになってしまうと、タイヤに路面の衝撃が加わったときにビートが落ちてしまい空気が抜ける原因にもなりかねません。逆にホイールよりも大きなサイズの235以上に大きなサイズを付けると、ホイールよりもタイヤが外側にはみ出してしまい、走っている最中にふらついてしまうようになってしまいます。
どんなタイヤでも取り付けられるわけではないので、適正なサイズ内でタイヤを選びましょう。
まとめ
フォレスターのようにSUVとなると、オールシーズンにすべきかどうか、迷うってしまうことも多くあるでしょう。しかし、凍結路をオールシーズンタイヤだけで走行しようとすると、その性能は途端に信頼性を失ってしまいます。あくまでも軽い雪道に対応しているだけなので、過信をしないようにしてください。凍結路や豪雪地帯を走るにはチェーンが必要です。ご自分の使用環境に応じて、タイヤを選んでいきましょう!