車に乗っていると腰痛が…原因を知って対策しよう! | CARTUNEマガジン
車に乗っていると腰痛が…原因を知って対策しよう!

2019年03月19日 (更新:2020年07月29日)

車に乗っていると腰痛が…原因を知って対策しよう!

車を運転していると腰や肩が痛くなる…それはもしかしたら「運転姿勢」のせいかもしれません。今回はそんな運転中の体の負担を減らす方法を解説します!

運転時の腰痛の原因は「ドライビングポジション」

ノアさんのシルビアS15シートの画像
ノアさんのシルビアS15シートの画像
引用元:ノアさんの投稿

車を運転している時、または運転の後に腰や首に違和感を感じたり、肩のこりなどを感じる方は正しい姿勢で運転できていないかもしれません。大事なのは「ドライビングポジション」。これがしっかりしていないと、運転中に体に大きな負担がかかってしまうのです。

また、距離に限らず負担がかかるので、疲労も大きく事故につながることも考えられます。

ではどのような「ドライビングポジション」が正しいのか、手順を追って解説したいと思います!

  1. 背もたれに腰がしっかりと密着するように深く座り、ペダルを奥まで踏んでも膝に余裕があるくらいにシートの前後位置を決めます。
  2. ボンネットの先が見えるような高さにシートの高さを調節します(高さ調整が付いている車の場合)
  3. 背もたれに背中をしっかりとつけ、背筋を伸ばした状態でステアリングの12時の位置を握った時に肩の位置がずれないような角度に背もたれの角度を調整しましょう。
  4. ステアリングを握ってもメーターがしっかりと見えるような位置にステアリングの上下を調整します(ステアリング調整機能が付いている場合)
  5. ヘッドレストを後頭部の中心に合うよう調整します。

これが体に負担の少ない正しいドライビングポジションだと言われています。これは服装や靴などによっても変わってきますので、その度に調整するようにしましょう。

AT車だと腰痛になりやすい!?

これは全てが全てそうとは言えませんが、「AT車の方が腰痛になりやすい」というのは間違ってはいません。

当たり前ですが、AT車は左足がフリーの状態。本来なら左足はフットレストに置いて運転をするのが正しいのですが、その方が楽という理由から自然と左足のみ膝を曲げてフットレストの手前に足を置いてしまう人が多いようです。右足は伸びているのでその時点で体は左側を向いてしまうのです。さらにアームレストが付いているような車を運転する場合、肘もアームレストにおいてしまうことが多いですよね?その結果さらに体は左を向いてしまうため、左右の腰にかかる負担が大きく異なり、腰痛の原因になる、ということです。

一方、マニュアル車はクラッチを踏むために左足を伸ばします。さらにその反作用で腰とシートが密着しますね。また左手もシフトレバーを操作するので肘をかけたりする事は少ないです。そのため自然と「正しい姿勢」になりやすく、腰痛を発生させにくいのです。

もちろん腰痛を防ぐためには「正しい姿勢」が大事なのですが、休憩やストレッチなども非常に効果的です。長距離の際は正しい姿勢、休憩ともに大切だと言えます。

運転中に使える腰痛対策グッズ

体に負担をかけるようなドライビングポジションが腰などに良くないというのはお分りいただけたと思いますが、正しい姿勢でも長時間の移動などではやはり負担はつきものです。そんな時、すこしでも負担や疲労を軽減してくれるグッズをいつくかご紹介したいと思います。

Aoomiya 腰痛対策クッション

人間工学に基づいた背もたれの曲線により、腰や背中にかかる圧力を均等にし、長時間のドライブからくる腰痛を防ぎます。ファスナーでカバーを取り外せるので、カバーのみ洗うことも可能です。

MOEEZE 腰痛対策クッション

形状を記憶する低反発ウレタンフォームにより圧力を吸収し、お尻への負担を減らします。臀部をサポートすることによって腰痛を防ぐこともできるオススメ商品です。

運転用クッション

長時間の運転を考慮して作られた腰痛対策クッションです。これを使用することによりシートと腰の隙間が埋まり、腰への負担を軽減することができます。

まとめ

いかがでしたか?ドライブ好きの方はもちろん、長距離を運転するお父さんやお仕事でドライバーをされてる方などは、普段から「正しい姿勢」で運転することが大切です。 その上で、今回ご紹介した腰痛対策グッズなどを使用してみてはいかがでしょうか?

体になるべく負担をかけずにドライブを楽しみましょう!

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