車検の頻度はどれくらい?その費用も解説

2019年03月15日

車検の頻度はどれくらい?その費用も解説

label車検

車を持っていれば、義務として絶対に受けなければならない「車検」。気づかぬうちに車検の時期が迫っていることもしばしばです。そうしてギリギリになってから、「どこに出そうか?」「費用はどのくらい?」などと考えたり調べたりしていませんか?今回は車検の頻度を徹底解説!通常よりも頻度が高い事業用の車両についても解説していきます。

軽自動車や普通乗用車の場合

車の種類によって車検の頻度はどのように違うのでしょうか。まずは軽自動車や普通自動車からみていきましょう。

新車登録から3年後に最初の車検

これはもう、皆さんよくご存知ですよね。自家用の軽自動車と普通自動車は、新車登録から3年後が最初の車検になります。ちなみに、ナンバープレートの色は自家用軽自動車が黄色地に黒文字、自家用普通自動車は白地に緑文字です。

最初の車検以降は2年おき

そして、最初の車検以降は2年おきとなります。かつては、初年度登録から10年目以降の自家用普通車の車検は1年おきでしたが、1995年の道路運送車両法の改正により、10年目以降も2年おきになりました。

整備費用は内容や、交換部品の数にもよりますが、ディーラーだと4~8万円前後、民間整備工場だと2~6万円前後が一般的な料金と言えるでしょう。

軽貨物と大型特殊自動車も2年おき

軽貨物と大型特殊自動車の車検は、初回が新車登録から2年後になります。それ以降は、自家用の軽自動車や普通自動車と同じ2年おきです。

ナンバープレートの色は、軽貨物が黒地に黄色文字、大型特殊自動車は白地に緑文字です。

軽貨物の整備費用は軽自動車とほぼ変わりませんが、自動車重量税や軽自動車税の面で優遇されています。大型特殊自動車は、自動車重量税がかからない車種もあるので、こちらも法定費用は安くなります。整備費用は10〜15万円が相場のようです。

車検頻度が短い車たち

その他の車はどうでしょうか。車検頻度が高い車にはどのような車があるのでしょうか。

バスやタクシー

まず、車検頻度が高い車はバスやタクシーです。バスやタクシーは毎年、つまり新車登録から1年ごとの車検が義務づけられています。これはやはり、自家用の車と比べると同じ期間に走る距離が圧倒的に多いことが理由とされています。タクシーの整備費用は自家用と変わらないようですが、こちらも税金の面で優遇されており、例えば自動車重量税でみると以下のようになります。

  • 車検・・・1年(1.5トン〜2トン、エコカー減税適用なし)
  • 自家用・・・16,400円
  • 事業用・・・10,400円

自動車重量税の税額一覧表

大手の路線バス・観光バス会社は、自社の工場で車検を行うところがほとんどのようです。事業用のバスやタクシーのナンバープレートは緑地に白文字です。

個人所有のマイクロバスももちろん1年ごとの車検になります。車検費用だけでもそうですが、その他の維持費を考えると、個人でバスを所有するにはかなりの経費がかかりそうですね。

レンタカー

レンタカーは普通自動車の場合、最初の車検が2年、それ以降は1年おきになります。それ以外で、レンタカーで使われる可能性が高い車種を下の表にまとめてみました。

レンタカー許可取得応援サイト

対象車両 初回車検 それ以降の車検
乗用車(普通・小型) 2年 1年
軽自動車 2年 2年
軽トラック 2年 2年
トラック(8トン超) 1年 1年
トラック(8トン未満) 2年 1年
マイクロバス 1年 1年
幼児等送迎車両 1年 1年
キャンピングカーなど(特種) 2年 1年

貨物自動車

貨物自動車の車検は車両総重量が8トン未満と8トン以上で変わってきます。

8トン未満は最初の車検が2年、以降は1年おきです。8トン以上だと初回から1年おきの車検となります。貨物自動車も、事業用は自動車重量税が以下のように優遇されています。

8トン未満

  • 車検・・・1年(7トン〜8トン、エコカー減税適用なし)
  • 自家用・・・32,800円
  • 事業用・・・20,800円

8トン以上

  • 車検・・・1年(9トン〜10トン、エコカー減税適用なし)
  • 自家用・・・41,000円
  • 事業用・・・26,000円

自動車重量税の税額一覧表

まとめ

今回は、車種による車検頻度や費用の違いなどを見てきました。全体を通して言えるのは、自家用は車検頻度が低く、事業用は車検頻度が高いこと。

その代わり、事業用は自動車重量税など税制面で優遇されていることです。車検とは直接関係ありませんが、自動車税でも優遇されています。

こうして見てみると、日本の車検制度はそれぞれの車の使用状況を考慮し、出来るだけ不公平がないようによく考えられているのがわかりますね。

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