2019年01月21日 (更新:2020年08月11日)
マフラーが壊れた!マフラーの修理方法を紹介します!
マフラーが壊れてしまった時、業者に修理を頼むことも出来ますが、自分で修理する方法も有ります。この記事ではマフラーの大まかな修理方法を説明していきます。
車のマフラーも壊れることがある
普段、マフラーの破損について気にする機会はそこまで無いかもしれません。ですが、マフラーを破損してしまうことはないわけではありません。
例えばローダウンした車を駐車する際、車止めにうっかりマフラーをぶつけてしまったり、経年劣化で錆びて穴が開いてしまうといったケースが考えられます。もし、マフラーに穴が開いてしまった場合は車検に通らないため、修理が必要になってきます。
車のマフラーが壊れた場合の修理方法
修理せずに丸ごと交換する
マフラーが壊れた際に一番手っ取り早いのがマフラーを丸ごと交換することです。交換するマフラーが正規品の場合7万円~8万円しますが、中古品だと1万円~3万円で購入することも可能です。
工賃はディーラーの場合は8,000円〜10,000円、カー用品店の場合は5~6,000円と考えて良いでしょう。
当て板溶接で穴を埋める
穴が開いた箇所に板を当て、そこを溶接することで修理する方法が有ります。
この作業には当て板、サンドペーパー、半自動溶接機やマフラーパテといったものが必要となります。
道具や溶接経験がないと中々難しいですが、簡単に一連の流れを下に記載しておきます。
マフラーを取り外す
マフラーの取り外しにはジャッキアップが必要な場合がほとんど。フロアジャッキがあると作業性が格段に向上します。
サンドペーパーで塗装をはがす。
溶接前に表面の塗装を剥がします。塗料が残っているとうまく溶接ができません。この段階でマフラーの金属状態を確かめましょう。
当て板を用意し、半自動溶接機で溶接する
家庭で溶接しようとすると手段は一つしかありません。アーク溶接です。しかし、アーク溶接はその性質上密閉するような溶接はかなり難しいです。まずは当て板を留めることに注力しましょう。そして、隙間を溶接棒を溶かしながら埋めていきます。
マフラーの痛みがひどい場合は、この段階でマフラーパテを用いるという手も。
車体にマフラーを取り付ける(仮り組み)
触媒とマフラーをつないだら、仮止めします。ここでいったんエンジンをかけて、排気の様子を確認しましょう。
若干の排気漏れが有る場合、溶接箇所にマフラーパテを盛る
問題がなければ、そのまま取り付けます。排気漏れが確認出来たら、マフラーパテを使って穴をふさいでいきましょう。この段階であれば、テープやバンドを用いるという方法もアリです。
まとめ
マフラーが破損する、それを修理するという機会はあまり有りませんが、基本的な手順を紹介してみました。破損した際は業者に交換や修理を頼むのが一番妥当だと思いますが、道具を持ち合わせていれば業者に修理や交換を頼むよりも安上りになるかも。
排気が漏れていると車検は合格しませんから、腕に自信のある人ならば挑戦してみる価値は有るでしょう。