福山雅治さんのCMでおなじみ!ダンロップタイヤの紹介です! | CARTUNEマガジン
福山雅治さんのCMでおなじみ!ダンロップタイヤの紹介です!

2018年12月19日 (更新:2020年08月21日)

福山雅治さんのCMでおなじみ!ダンロップタイヤの紹介です!

車が走るうえで必要なタイヤ。そのタイヤメーカーのダンロップでは、スポーツタイヤのDIREZZAが有名でしょう。他にもスタッドレスタイヤやハイパフォーマンスタイヤを生み出してきたダンロップが生まれた歴史やダンロップから販売されている商品の特徴をご紹介します。

ダンロップの歴史

どりあんさんのスイフトZC31Sホイールの画像
どりあんさんのスイフトZC31Sホイールの画像
引用元:どりあんさんの投稿

ダンロップ社の始まりは1888年まで遡ります。アイルランドのベルファストで獣医として働いていたJ.B.ダンロップが、息子から三輪車を「もっとラクに、もっと速く走れるようにして」とお願いされたことから始まりました。発明が好きなJ.B.ダンロップは息子の為に空気入りタイヤを発明し、その特許をとりました。

そして、ダンロップが日本に進出したのは1909年になります。神戸市浪花町に日本支社をおき、神戸市脇浜に工場を建設しました。英国ダンロップがバックについていることから、強力な技術力と販売力によって日本ゴム工業の指導者的立場へと至り、1917年に法人となり「ダンロップ護謨(極東)株式会社」となりました。

日本でも自動車が少しずつ普及し始めた1913年から自動車用タイヤの生産を開始、あっという間に自動車の普及率が上昇し、1926年には日本における自動車用タイヤメーカーとしてリーダー的な地位を確立しました。

自動車学校でも学習する「ハイドロプレーニング現象」は、ダンロップ社が解明した現象です。高速で回転する磨耗したタイヤが水の上を通過すると、水の膜が地面とタイヤの間に残り、タイヤがグリップを失ってしまう現象のことです。これによって、トレッド面に多数のナイフカットを刻んだタイヤが生まれました。

以後、躍進的な成長を遂げるダンロップ社が生み出したタイヤは、今日に至るまで多くの人々に愛用され、自動車業界の一端を担っています。そして、数々のヒット商品となっている「DIREZZA」や「エナセーブ」、「GRAND TREK」、「SP SPORTS MAXX」やスタッドレスタイヤとして有名な「WINTER MAXX」についてご紹介していきます。

DIREZZA

manzo.racing.14さんのCR-Xタイヤの画像
manzo.racing.14さんのCR-Xタイヤの画像
引用元:manzo.racing.14さんの投稿

現在発売されているスポーツタイヤのDIREZZAは2種類あります。

  • ZⅢ
  • DZ102

以上の2種類ですが、それぞれスポーツタイヤの中でも用途が変わっています。それぞれの特徴や仕様用途について説明しましょう。

DIERZZA ZⅢ

主に使われる理由として、サーキットのような限定的な状況の使用となります。より速く走るために、極限までグリップを求めて作られたタイヤなので、低燃費や長持ちといった言葉の対極に位置するタイヤとなるでしょう。コンパウンドが柔らかく、地面に吸い付くようにグリップをしてくれます。主にスポーツカーに装着されます。

DIREZZA DZ102

待ち乗りもワインディングも楽しみたいユーザー向けのタイヤ。ハイグリップタイヤではありますが、耐久性にも目を向けて作られています。スポーツカーだけでなく、ステーションワゴンやセダンでも走る楽しみを感じることのできる性能となっています。

エナセーブ

とこまさんのアルファードAGH30Wの画像
とこまさんのアルファードAGH30Wの画像
引用元:とこまさんの投稿

低燃費を売りに展開されているのがエナセーブとなります。タイヤの転がり抵抗を出来る限り少なくすることによって、転がりの伸びが期待できます。結果、アクセルを踏み込むことが少なくなって燃費が良くなるとされる商品です。

エナセーブはモデルが多く、5種類あり、「EC204」、「RV504」や「PREMIUM」、「NEXT Ⅱ」、「100」の商品が販売されています。

エナセーブ EC204

低燃費はもちろん、より長持ちするタイヤが欲しい方におすすめです。対応する車種も多く、偏磨耗しにくいように開発されました。エナセーブのスタンダードモデルとなるでしょう。

エナセーブ RV504

ミニバン向けに作られたタイヤになります。エナセーブの特徴である燃費を良くする性能を残しつつ、ミニバン特有の偏磨耗や車体のふらつきを抑えて、安定感のある走りを提供し、乗り心地にも力を注いで開発されたタイヤです。

エナセーブ PREMIUM

低燃費性能の優れた地球に優しいタイヤ。プレミアムの名前を冠するように、スタンダードモデルのEC204と比べると、転がり抵抗が約39%も減少しています。低燃費タイヤの更に低燃費モデルとなりますね。

エナセーブ NEXTⅡ

前モデルのNEXTから飛躍的な進化を遂げた低燃費タイヤ。低燃費性能、耐磨耗性能、グリップ性能の3大要素がどれも高水準のモデルとなります。セダンやミニバンのタイヤサイズが主流です。

エナセーブ 100

第一に考えられたのは地球環境に優しいタイヤであること。従来のタイヤは、石油によってゴム部が作られていましたが、エナセーブ100は石油資源に頼らず、石油外天然資源を使用して生産されているタイヤになります。

GRAND TREK

tatchan!さんのジムニーJA11Vタイヤの画像
tatchan!さんのジムニーJA11Vタイヤの画像
引用元:tatchan!さんの投稿

SUV専用タイヤとして開発されたのがこのGRAND TREKです。大きな車体で重量のある車を支えるだけでなく、乗り心地や悪路の走行も視野に入れて生産されました。このモデルでは、「PT3」、「AT3」、「MT2」の3種類があります。

GRAND TREK PT3

アスファルトを主に走ることを想定して作られたタイヤ。高い走行性能と環境性能を合わせ持つ商品となります。低燃費性能や耐磨耗性能を高次元で確立し、ハンドリング性能やウェット性能も向上しています。

GRAND TREK AT3

オンロードもオフロードもどちらも楽しみたい方向けのタイヤ。オールシーズン対応モデルなので、雨でも雪でも悪路であってもそのまま走ることができます。SUVタイヤの中ではトップクラスのロングライフとなっています。

GRAND TREK MT2

オールシーズン対応型のタイヤで、ブロック上のトレッドが特徴的なタイヤです。主にオフロードを走る方向けの商品になります。

SP SPORT MAXX

ジーさんのM3 クーペの画像
ジーさんのM3 クーペの画像
引用元:ジーさんの投稿

輸入外車用に開発されたタイヤは、外車のパフォーマンスを引き出すためにラインナップされています。商品は2種類あり、「050+」、「050+forSUV」になります。

SP SPORT MAXX 050+

輸入外車の性能を多く引き出し、乗り手が楽しめるハイパフォーマンスタイヤ。左右非対称に設計されたトレッドにより、高い操縦安定性能を実現し、トレッドパターンを新開発したことにより優れたウェット性能となっています。

SP SPORT MAXX 050+forSUV

近年増加傾向にある輸入外車のSUV用ハイパフォーマンスタイヤ。ヨーロピアン車の高重心、高荷重、高出力に対応できるモデルであり、性能は上記の050+と同じく、高い操縦安定性能と優れたウェット性能を実現しています。

WINTER MAXX

golf34さんのゴルフ ヴァリアントタイヤの画像
golf34さんのゴルフ ヴァリアントタイヤの画像
引用元:golf34さんの投稿

雪の降る地域では必須アイテムとなるスタッドレスタイヤは、氷上性能が求められます。雪や氷の上を走るときに、いかにタイヤがグリップしてくれるかが大切。そして、雪のない道を走ることも考慮して開発されています。WINTER MAXXでは、4種類のモデルがあります。「01」、「02」、「SJ8」、「SV01」これらがラインナップされています。

WINTER MAXX 01

乗用車用スタッドレスのスタンダードモデルタイヤになります。従来品に比べて、氷上性能が約11%も上昇しています。ブロックの表面は柔らかくしっかりと食いつきますが、ブロック全体としては高い剛性をもつ「ナノフィットゴム」を採用しています。

WINTER MAXX 02

モチ、ロン、ギュ、でお馴染みのスタッドレスタイヤ。モチは、効き持ちの長さが年数が経っても落ちにくいこと。ロンは、ロングライフを表わして高密度ゴムにより4年使うことができます。最後にギュですが、氷上性能のことで、ブレーキやコーナリングでの性能が向上しています。

WINTER MAXX SJ8

SUV車用のスタッドレスタイヤ。WINTER MAXXの性能をそのままに、SUV車特有の高重心、高重量によるふらつきを抑えた設計となっています。そして、高速走行時の安定性をも向上させたモデルです。

WINTER MAXX SV01

商用車用のスタッドレスタイヤ。1BOXなどの車に商品を積んで走る商用車は、その重量を支えることのできる接地面積が重要となります。このモデルは接地面積を拡大させて、操縦安定性能を向上させたタイヤになっています。

まとめ

しゅんぱんださんのスカイラインGT-RR34エンジンの画像
しゅんぱんださんのスカイラインGT-RR34エンジンの画像
引用元:しゅんぱんださんの投稿

ダンロップの歴史は古く、日本の自動車業界にはなくてはならない存在でした。現在、多種多様なタイヤが販売されていますが、タイヤがないと車は走りません。そして、走っている車を支えているのは4本のタイヤです。タイヤの恩恵をかみ締めて、これからもより良い性能のタイヤがダンロップから発売されることを期待しましょう!

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