2019年03月02日 (更新:2024年07月29日)
マフラーを交換せずにマフラーカッターでマフラー音を変えてみよう!
マフラーの音変えたいけどマフラー自体を変えるのは…と思う人は多いのではないでしょうか?そこで、今回はマフラーカッター等でマフラーを変えずに音を変える方法をご紹介します。ユーザー投稿の動画でもマフラー音も聞いてみましょう!
マフラーの音はどこで決まるのか
まずは、排気音がどのように生じているか説明します。排気ガスはエンジンで空気とガソリンが燃焼爆発した後に発生するガスのことで、排気バルブ→エキゾーストマニホールド→フロントパイプ→センターパイプ→テールエンドの順を辿って排出されます。
排気ガスは高音であるとともに高圧力である為、マフラーを抜けると急激に膨張し、周囲の空気を振動させます。その時に発生するのが排気音です。マフラーの音は、この排気過程で消音・減圧の加減を調整することで変更が可能です。
マフラーの音と形状の関係
マフラーの音は長さや太さによって変わります。
- マフラーが太い場合→低音になる
- マフラーが細い場合→高音になる
- マフラーが短い場合→音が大きくなる
- マフラーが長い場合→音が小さくなる
音を変えるというと手っ取り早いのがマフラーを純正から社外品に交換したり、エキゾーストマニホールドを変える方法です。エキマニを変える方法は、音質自体を変えることもできます。
とはいえ、マフラー自体の交換やエキゾーストマニホールドを替えることは費用面やDIYでやる場合でも技術面が心配になり導入するには少しハードルが高いのも事実です。
そこで、元からついているマフラーはそのままにしてマフラー音を変える方法をご紹介します。
マフラー交換なしで音を変える方法は?
マフラー交換なしでマフラー音を変える方法2通りをご紹介!基本的にマフラーの改造や切断は違法となるためパーツを追加することでマフラー音が変わるか見ていきましょう!
マフラージェットサウンドを取り付ける
こちらは穴あけ加工をせずにマフラーに装着し、ネジを留めるだけで音を変えることができます。
ただ、音を変えるというよりは排気を使用して笛を鳴らすようなもので、お手軽ですが効果も限定的です。
ユーザーの投稿動画もあるので確認してみましょう!
マフラーカッターを取り付ける
マフラーのエンド部分をより綺麗に見せるために装着されるのがマフラーカッター。スタイリッシュになるだけでなく、太さや長さを調整することで多少音が変わる場合があります。
こちらも効果は限定的ですがカスタムメーカーの商品などは一定の効果がありそうです。
CARTUNEユーザーの動画で装着音を確認してみましょう!
上記の動画はロッソモデロ MARVELOUS T2 ROCKYの動画となりますが、マフラー交換時とは比較になりませんが、それなりに満足の出来るマフラー音になっているように思います。
他のマフラー音を替える方法
元からついているマフラーを使用した音の変え方は、現状これくらいしかありません。取り付け方法に細工をしたり穴を開ける改造を行う人がたまにいますが、これももちろん違法。排気漏れは車検でも入念にチェックされるので注意が必要です。
また、触媒を外したり、消音器の性能を落としたり外したりする行為も排気ガスや音量の観点で違法となる可能性があります。純正品はとても考えられており、音量を調整しつつ性能を長く保つための工夫がされています。
やはり音を根本的に変えるなら、車検対応品のマフラーに交換するのがベストな方法になるでしょう。
カスタム方法によっては罰金もあり得る
上記の排気漏れ等により車検に通らなくなってしまう改造をした場合、最終的にはマフラー自体を交換する事になります。
また消音器不良などの違反で捕まってしまうと、高額の罰金が課せられることもあるので注意してください。
マフラーを交換する場合は初めから車検に適合しているマフラーに交換するようにしましょう。
CARTUNEユーザーのマフラーカスタムを紹介!
マフラー自体を交換
86にHKSのハイパワーマフラーSPEC Lを取り付けています。カーボンのマフラーエンドがスポーティーな印象で良いですね!
マフラーカッター交換で満足できなくなったら最後はやはりマフラー交換。マフラー交換は費用もかかりますが、マフラー音だけでなく、排気効率が上がるなどのメリットもたくさんあるので検討する価値はあると思います。
まとめ
マフラーを交換せずに音を変える方法はいくつかありますが、音の雰囲気をしっかり変更するならマフラー自体の交換が必要です。
中古のマフラーであれば価格も新品を購入するより遥かに安く購入できますし、ディーラーではなくピットがあるカー用品店では工費もそんなにかかりません。
この記事を参考に、愛車のマフラーの交換を検討してみてはいかがでしょうか?